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SPECIAL INTERVIEW 『いきものがかり』 2/2
<初出「Groovin'」2009.12-01/ISSUE#123>

INTERVIEW


いきものがかり SPECIAL INTERVIEW
いきものがかり-Aサブ

こちらはインタビュー記事の2ページ目です。
いきものがかり SPECIAL INTERVIEW 1ページには、以下のリンクからお願いします。

『いきものがかり SPECIAL INTERVIEW』

【インタヴュー&構成:宮城 宙(Groovin’編集部)】





−−:実際に参加される合唱部の方々に会いに行かれたんですよね。そこでもやはり刺激を受けましたか?

吉岡:「YELL」をレコーディングする前に、色んな合唱部の「YELL」を聴かせてもらったんですけど、自分が歌う前に誰かが完璧にしているいきものがかりの曲っていうのが生まれて初めてだったんですよ。
それが凄く刺激になって。
合唱部のみんなが、いきものがかりに「YELL」を聴かせようって歌ってくれるときに、こっちを見るわけでもなく、ただ真っ直ぐ前を向いて、隣の人とも目を合わせないけど、でも呼吸は合っているっていう。
もちろん誰かに聴かせるっていうのもあるんだろうけども、まずその歌が好きっていうシンプルな気持ちを強く感じたんですよね。
本当に目の前に真っ直ぐ向かっていくだけの「YELL」を聴けた気がして。
「あ、何か忘れてたかも」というか…自分がライヴでみんなの前に立って歌うときって、どうしても聴いてくれる人の目を見たりとか、聴いてくれる人に何かを訴えかけようとしちゃう変な肩の力みたいなのが入っていたんだなって思って。
自分が歌入れするときに、ちょっとプレッシャーになるかなって思ったんですよ。
でも、それぞれの合唱部によって強弱の付け方も違うし、練習のポイントも違ったし、1つの曲に対して色んな歌い方だったり、色んな表現があるんだなって思って。
じゃあ、私の歌う「YELL」は、私の歌い方でいいんだなって、ちょっと励まされたっていうか。
なので、合唱部のみんなに会えた事は良かったですね。ほかの2人も凄く刺激を受けたと思います。

−−:歌入れの話が出たのでお伺いしたいのですが、水野さんと山下さんの作った曲を歌う際に感じる違いとかってありますか?

吉岡:そうですねー。今回のアルバムで言うと、それぞれ凄く楽しかったんですけど、どれも手強かったなっていう印象ですね。
…でもね、やっぱり水野の方は、曲とメロディをまず作ってきて、そのあとメロディに対して、何回も言葉の当て嵌め方を練って練って持ってくるっていう印象が強くて。
結構シングル曲が多いせいか、結構かっちりしている印象が有るんですね。

−−:確かに、水野さんの作る曲には職人気質な印象を受けました。

吉岡:そうかもしれないですね。
(最近では)そこにどう乗っかって歌うか、っていうのを掴めてきたような気がしますね。
結構、水野の曲の方が緻密な感じで歌っているかもしれなくて。で、山下の方は気持ちでフワーッって作ってきて、出来ちゃった、ていうような感じの人なんで、その感じが歌にも出るっていうか、独特な揺らぎ感が有る感じがしますね。
…でも、ライヴだけでやっているCD未収録の曲を聴いた方から「これ、よっちゃん(水野)の曲でしょ?」って言われるけど、実は山下の曲だったりすることもあったりして。
そういう曲もあるので、お互いこう…相手に良いところがあったら、それを自分もやってみようと思うし、相手と全然違う曲を作ってみようとも思っていると思うし。分からない時もありますね。

−−:お互い意識して、あえてテイストの違う事をやったりもするんですね。

山下:そうですね。水野がこういうの作ってきたから、自分も作ってみようって時もあれば、その逆をやってみようかなとか。
水野:右行ったり左行ったりと車線を入れ替わりながら、併走しているような感じがしますね。
お互いに、曲を作り始めた頃には刺激しあえる相手が居たので、それは幸運だったなと思っています。

−−:今回のアルバムは若い女の子が主人公の曲がほとんど無くて、性別や年齢を超えて誰でも口ずさめるような…3人が好きな歌謡曲的な部分が全面に出ている作品に仕上がっているなと感じましたが…。

水野:デビューしてから頭でっかちになって、聴いてもらう人を絞った曲を書いていた時期もあったんです。
でも最近は自分たちがインディーズの頃に好きで作っていた時の感覚に近い形で作る曲も増えてきて。
好きなことをやっていくと、それこそ歌謡曲っぽいというか、どの世代の人にもすんなり聴いてもらえるような曲に近づくのかなと思っています。
山下:昔の音楽を聴いてみると良い曲はいっぱいあって。
みんな、歌謡曲や日本の歌心的なものが好きなはずって思っている所もあるんですよね。
だから自分たちで歌謡曲的な曲を作れたらいいなとは思ってます。
また、それとは違うポップさもあるし。どちらも自分たちの良さだとは思ってますね。

−−:さて、2010年の目標は?

水野:なんといっても半年間かけて廻る、47都道府県で58公演の全県ツアーがあるんですよ。
僕らは夢とか目標とか言ってこなかったんですけど、47都道府県を廻ってライヴを見せていきたいって事はずーっと公言してきたんです。
やっと、それを叶えるチャンスが訪れたんで、2010年はそれが一番大きな目標になっていくのかなと。
東京では武道館3daysもあるんですが…人来るのかよ!っていう不安も若干あるんですけども(笑)。
吉岡:ここで呼びかけたいよね。「みんな待ってるよ」って。
水野:是非静岡から来ていただいて。

−−:全県ツアーでは静岡公演も予定されていますが、静岡のお客さんの印象は?

水野:あのー…静岡好きだからっていう説もあるんですが、優しく見えるんですよね。
上品な印象があります。勝手なイメージですけど(笑)。
吉岡:私と水野は静岡生まれだっていう事をライヴの際に必ず言ってきたんですが、静岡のお客さんは、それで急に「なんだ、静岡に居たんじゃん!」っていう感じになるんです(笑)。
で、私たちは帰って来たんだっていう感覚になりますね。それだけで距離が縮まっている気がします。

−−:最後に、『Groovin'』読者に一言ずつお願いします。

水野:今のいきものがかりでのベストなアルバムが出来ましたんで、まずはCDを聴いてもらって。
でもライヴで聴いてもらうのが一番良いと思うので、是非ライヴを見に来てほしいなと思います。
吉岡:静岡生まれなので、(ライヴには)里帰りするつもりで行きます。是非一緒に楽しみましょう。
山下:そうですね。
僕は静岡生まれではないんですが…すみやさんて、僕らがインディーズで初めて(作品を)出したときに、店舗に置いて下さったんですよ。
それが印象的だったんですけど…それ以来のお付き合いなんですよね。
…まあでも、本当にいいアルバムが出来たと思っているし、初回限定特典のブックレットには自分たちの10年間のいろんな歴史が詰まっていたりとか、ライヴDVDも初めて付いていたり、かなり盛り沢山の内容なので是非観て欲しいなあと思ってます。
これからもよろしくお願いします。

(2009年11月19日/ソニー・ミュージックにて)




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【2010/01/01 23:00】 | ISSUE#123 09.12-01 | page top↑
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