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Caravan 『Luck and Pluck』
<初出「Groovin'」2009.09-10/ISSUE#120>


Caravanと旅をしたい。
音楽で感じるラフ&メロウな世界を楽しみたい!!


Caravan-A.jpg


 なんだかひとり旅がしたくなった。
 行く先も決めずデイバッグ片手にぶらりと出かけてみるのも良いかも知れない。
 そんな時に一緒に連れて行くにはCaravanの音楽はよく似合う。
 力まず風に任せて…。
 ギターの音色が風に色をつけていくようで柔らかなメロディだと感じた。

 約1年ぶりに届けられたニュー・アルバム『Luck and Pluck』はほぼ自宅で録音されたものだという。
 リラックスした状態で一番ナチュラルなサウンドが収められたものだと思っていい。
 まさに原点回帰とでも言おうか。
 余分な飾りは全くなくCaravanというアーティスト自身を感じられる。
 ラフでメロウなサウンドは聴くものの肌にぴたりとなじみ、どこが寄り添うような心地よさを纏う。
 このアルバムを連れてどこへ旅をしようか?
 「Morning Song」を聴きながら夜の砂漠にも似た寂しげな街を、雨が降ったらいっそびしょ濡れになって「Beautiful Losers」を、「Tripster Blues」を聴きながら旅先から大切な人へ手紙を書いてみたりして。
 理不尽な何かに息詰まった時には「ほんのすこしだけ」を口ずさんだら元気になりそうだ。
 人はみな人生という名の旅路をゆく旅人で、そこには気持ちがめげそうな時にはいつでも支えてくれる音楽という存在がある。
 「Music」と「Melody」の2曲へと込められた愛と喜びは、あまりにもストレートに心に響いてきた。
 以前、彼の演奏を小さなライヴハウスで見たことがある。
 視線の先に何があったのかは分からないが、気持ちよさそうにギターを爪弾く姿が印象的だった。
 派手なパフォーマンスではなかったが、酒と音楽を楽しむ空間にすんなりと溶け込み、気持ちの良い時間を過ごすことが出来る。
 心の確信に迫る言葉を紡ぐ詩世界にも心惹かれる。
 ピュアなだけじゃない。
 大人たちが忘れてしまった何かを心に刻むことが出来るのかもしれない。

 夏の終わりと秋の始まりに、暑かった夏へのご褒美としてCaravanのゆったりとしたメロディを贈りたい。
 実際に体は旅することが出来なくても、心だけでも連れて行ってあげられるから。

Text by 有田幸恵(清水春日店

Caravan-J-CD+DVD.jpgCaravan-J-CD+DVD.jpg『Luck and Pluck』
RZCD-46321/B[CD+DVD] 
[CD] RZCD-46322
9/30発売

メロウ&スローな世界を独自のスパイスで表現するCaravan、約1年振りに待望のニュー・アルバムが完成。殆んどが自宅で録音されたナチュラルなサウンドで、余分なものはなく独特の空気を纏う。[CD+DVD]にはインタヴューとライヴ・セッション映像からなるドキュメンタリー・フィルムを収録。
※写真は左が[CD+DVD]、右が[CD]のジャケットです。
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【2009/10/01 19:00】 | ISSUE#120 09.09-10 | page top↑
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