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MEG 『BEAUTIFUL』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

トータル・プロデュース能力バツグン!
中田ヤスタカとのタッグでドロップするニュー・アルバム、
その風光は正しく"BEAUTIFUL"の一語に尽きる。


MEG-A.jpg 音楽シーンで"中田ヤスタカ"というキーワードを頻繁に目にするようになっていた2008年秋。
 そんな時代の機運を先取りするかのごとく、2007年10月にMEGのシングル「OK」はリリースされた。
 この時は作詞:MEG、編曲:中田ヤスタカという布陣だったわけだが(ちなみに作曲&共同作詞として蔦谷好位置が参加)、その後のシングルやアルバムでは作詞:MEG、作曲・編曲:中田ヤスタカという、まさに二人三脚体制のもとに怒涛のリリース・ラッシュを展開。
 12ヶ月で3枚のシングルと2枚のアルバムをヒット・チャートに送り込んだ。
 と同時に多くのミュージシャン/クリエイターとも積極的に交流を深め、UKAWANIMATION!(宇川直宏)、スネオヘアー、TOWA TEI、Sound Around等の作品に参加。
 今年2月には「SUMMER SONIC 08」で同じダンス・ステージに立った、UKのニューレイヴ・バンドHadouken!とのコラボ・シングル「FREAK」をリリース。
 最近の活動を振り返ってみただけでも、彼女がいかに興味深い存在であるかが分かる。

 かたやガーリーなヴィジュアルで楽しませてくれる"キャッチー性"を、その一方でアイコンのような"カリスマ性"を併せ持つMEG。
 そしてここからが重要なのだが、その活動に"やらされている感"が欠片も感じられない。
 そんな"自由度の高さ"に、受け手は特にドキドキしたり、時に眩しさに目を細めたりしながら、立ち居振る舞いに振り回され、魅了されていくのだろう。

 さて、そんなMEGが前作に引き続き中田ヤスタカのプロデュースによるアルバム『BEAUTIFUL』を完成させた。
 今回は全10曲、全てのタイトルが単語(ワン・ワード)で表記されている。
 こういった構成ひとつをみても、今回の作品の成熟ぶりが窺えるというもの。
 まずは挨拶がわりに、聴く者の心を良い意味でぶっ壊しにかかるイントロダクション的な「Days」からはじまり、アコースティック風アプローチを再認識する先行シングル「Precious」を経て、更にその応用的「Telephone」では完成度の高さにただただ脱帽するばかりだ。
 このあたりは既発シングルとはいえ、アルバムの流れを盛り上げるために惜しみなし!といったところ。
 その後もブリブリの低音にニヤニヤしっぱなしの「Lies」、エフェクト・ヴォイスなのにMEGの歌詞が驚く程素直に聴く者の胸に染み渡る「Star」などなど…その後の展開は、初めて聴いた時の初期衝動に優るものなしということで、是非あなた自身の耳で味わっていただきたい。

 現在は夏以降のリリースを予定しているミニ・アルバムを制作中で、N.Y.系の海外勢とのコラボになるとか。
 そちらを聴けることも非常に楽しみだが、とにかく今作は中田ヤスタカのトータル・プロデュース力に「恐れ入りました」の一言に尽きる。

Text by 喜嶋紀行(平塚山下店)

MEG-J初回盤『BEAUTIFUL』 [初回限定盤]DVD付 UPCH-9480
通算6枚目のオリジナル・アルバム。初回限定盤は4曲のPV等を収録したDVD付き(中でも「FREAK」の中田ヤスタカRemixはこのDVDにのみ収録)、写真集ブックレット&フォトカード2枚封入、特殊BOX仕様。ジャケット・デザイン違いの通常盤と併せて、2枚GETを強くオススメ!!

MEG-J通常盤『BEAUTIFUL』 [通常盤] UPCH-1714
※写真は上が[初回限定盤]、下が[通常盤]のジャケットです。
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【2009/06/01 16:52】 | 過去ログ | page top↑
BONNIE PINK 『ONE』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

10枚目にして"新たなる一歩"を踏み出す…。
約2年ぶりのオリジナル・フル・アルバムは
BONNIE PINK史上、最もカラフルな作品に仕上がった!


BONNIE-PINK-A.jpg


 デビュー10周年にあたった2005年辺りから前作『Thinking Out Loud』までのとても開放的だった雰囲気も一段落し、BONNIE PINKから約2年ぶりの新作が到着した。

 本作は彼女自身が以前より気になっていたプロデューサーやアーティスト達と制作出来ることになったが、彼らと話しているうちに、気になっていた人たち同士が何らかの形で繋がっていたことが分かり、"輪のように1つになれた"という意味でタイトルは『ONE』となったとのこと。

 今回は「So Wonderful」以来お馴染みになったバーニング・チキンに加え、初顔合わせとなるマーティン・テレフェ、テディベアーズ、トラック&フィールドの計4組をプロデューサー陣として迎えた。
 各プロデューサーにより彼女の楽曲が色鮮やかにアレンジされており、これまでのどのアルバムよりもヴァラエティに富んだ内容になっている。
 例えば、クレイグ・デイヴィットをフィーチャーしたファンキーな楽曲「Fed Up feat. Craig David」や、一夜の恋の駆け引きを歌ったR&B調の「PLAY & PAUSE」ではラップを披露(!)するなど、今まで見たことのない表情が満載で少し驚かされる。
 しかし歌詞においては、恋愛での微妙な心情の動きを描いており彼女らしさも健在だ。

 一方"ハッピー・サッド"な雰囲気や、洋楽的なリズムに乗る日本語詞の譜割りが心地よい「Joy」、初期のサウンドを思わせるセルフ・プロデュースのバラード「One Last Time」など、久々とも思える"BONNIE節"な曲もあり、旧来のファンとしても嬉しいところ。
 フレッシュな感覚やチャレンジ精神と同時に、"BONNIE PINK"がいかなるアレンジにも負けない確固たるものになったという自信も感じられる1枚に仕上がった。

 「自分の中にまだまだ眠っている要素を表に出していく」つもりだという彼女。
 今後も様々なプロデューサーやミュージシャン達とともに"輪"を大きくし続けて行くのだろう。
 ひとまず、私たちは本作を聴いて"輪"に加わろう。

Text by 宮城 宙

BONNIE-PINK-J.jpg『ONE』 [初回限定盤]DVD付 WPZL-30122〜3
10枚目のオリジナル・アルバム!ボーナス・トラックとして「Ring A Bell」を収録、初回限定盤にはMusic Clip等を収録したDVD付き。初回限定盤と通常盤初回プレス分には、TOURチケット先行予約特設HPにアクセスできるID/Password付き[応募締め切り:5/29(金)]。

[通常盤] WPCL-10674
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【2009/06/01 16:47】 | 過去ログ | page top↑
SPECIAL INTERVIEW 『水樹奈々』 1/3
<初出「Groovin'」2008.05-06/ISSUE#116>

INTERVIEW


水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW
水樹ジャケBLOG用

前作『GREAT ACTIVITY』がオリコン2位を記録し、今や"声優アーティスト"なんていう肩書が必要ないくらいの人気を誇っている水樹奈々。
通算7枚目のアルバム『ULTIMATE DIAMOND』を完成させたばかりの彼女にインタヴューを敢行した。
身振り手振りを交えながら熱心に受け答えする姿からは、アーティストとしての真摯な姿勢やプロ意識の高さをうかがい知ることが出来た。
『Groovin'』本誌では紹介出来なかった部分も含めたインタヴュー完全版を公開!

【インタビュー&構成:Naka】



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【2009/06/01 16:34】 | 過去ログ | page top↑
SPECIAL INTERVIEW 『水樹奈々』 2/3
<初出「Groovin'」2008.05-06/ISSUE#116>

INTERVIEW


水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW
水樹ジャケ写通常盤
こちらはインタビュー記事の2ページ目です。
水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW 1ページには、以下のリンクからお願いします。


『水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW』
【インタビュー&構成:Naka】



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【2009/06/01 16:33】 | 過去ログ | page top↑
SPECIAL INTERVIEW 『水樹奈々』 3/3
<初出「Groovin'」2008.05-06/ISSUE#116>

INTERVIEW


水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW
水樹ジャケ写通常盤

こちらはインタビュー記事の3ページ目です。
水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW 1ページには、以下のリンクからお願いします。

『水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW』

【インタビュー&構成:Naka】



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【2009/06/01 16:32】 | 過去ログ | page top↑
SUMIYA'S STANDARD Vol.5
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>


SUMIYA'S STANDARDとは…? 「歌は世に連れ、世は歌に連れ」ということばがあるが、音楽はいつの時代でも、人それぞれのBGMとして「思い出」の中から聴こえてくる。子供の頃は初めて家に届いたテレビの中で動く歌手の姿と重なり、青春時代にはメッセージが織り込まれたフォークだったりしたものだ。ある人にとっての初恋の歌が、ある人にとっては失恋の歌であったり、音楽は人それぞれの記憶の中で幾色にも変化していく。
 そんな時間を切り取ってみたり、あるいは積み残された何かをあらためて探したり、その背景にふさわしいと思われる「名曲」「名盤」「定盤」を自由自在に切り取ったのが、このSUMIYA'S STANDARD。ここに掲載したのはほんの一部。ここに載せきれない様々な音楽たちがお店で待っています。
 僕はこう思う、私はこう思う、とこれを読まれた皆さんが「音楽」への思いを甦らせて下されば嬉しいのですが…。そんな事を願って。


SUMIYAS-STANDARD横打ちロゴ Vol.5

■今回のテーマ:フォーク・ロックの名盤

今回はボブ・ディランのニュー・アルバム『トゥゲザー・スルー・ライフ』のリリースを記念して、今なお根強い人気を誇る彼の1960年代の作品と、その時期にムーヴメントとなったフォーク・ロックのDNAを受け継ぐ作品をご紹介します。
1960年代前半から中盤にかけては、フォーク、ロック、そしてカントリーやジャズなど様々なタイプの音楽が融合し、またビートルズなどの登場もあってシーンが大きく変化し始めた時期でもありました。
1つの音楽的要素には固執せず、良いと思ったサウンドを実現するためにそれぞれのアーティストが試行錯誤を続け、その結果今なお名盤と呼ばれる優れたアルバムがこの時期に多く生み出されました。
色褪せない名盤の数々を、是非ご体験下さい。


構成:土橋一夫(編集部)
Text by 鷲尾 剛(静岡本店)/常盤安信/土橋一夫(編集部)

ボブ・ディラン
『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』
フリーホイーリンCD
MHCP-803
発売中
当時のガールフレンド、スーズ・ロトロと一緒に写っているあまりにも有名なジャケットの本作は、代表曲の1つである名曲「風に吹かれて」を収録したセカンド・アルバム(1963年作)であり、誰もが認める初期の傑作。ほぼ全編フォーク・ギターとハーモニカの弾き語りによって歌われている本作は、「風に吹かれて」をはじめ、「戦争の親玉」「第3次世界大戦を語るブルース」「くよくよするなよ」等のプロテスト・ソングを中心に構成された、21歳のディランが当時の若者たちの代弁者としてメッセージを投げ、若きフォーク・シンガーとして注目されたアルバム。イギリス民謡の「スカボロー・フェア」をリメイクして創ったとされる名曲「北国の少女」も収録。(常盤)
※SACD Hybrid(MHCP-10001)も発売中。
ボブ・ディラン
『追憶のハイウェイ61』
ディラン-Highway-61CD
MHCP-806
発売中
名曲であり代表曲の1つであるアル・クーパーのオルガンの音色が印象的な「ライク・ア・ローリング・ストーン」を収録した、6枚目のスタジオ・アルバム(1965年作)。ギター1本の弾き語りスタイルから脱却を図った前作『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』から、マイク・ブルームフィールド、アル・クーパーらがバック・メンバーとして参加しバンド・サウンドを前面に押し出し、よりロック色を色濃く打ち出したフォーク・ロックの金字塔であり不朽の名盤。「廃墟の街」でのディランのヴォーカルとマイク・ブルームフィールドのギターの11分以上におよぶ掛け合いに圧倒される。他にも「トゥームストーン・ブルース」「悲しみは果てしなく」「やせっぽちのバラッド」など収録。(常盤)※Blu-spec CD(SICP-20024/\2,500 [税込]/限定盤)やSACD Hybrid(MHCP-10004)も発売中。


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【2009/06/01 16:29】 | 過去ログ | page top↑
RIP SLYME 『JOURNEY』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

飄々としたスタンスで
J-POPシーンのメイン・ストリームを突き進むRIP SLYME。
待望の7thアルバム『JOURNEY』は、
ジャンルや年代を軽く飛び越えたリップ流の"音楽の旅"!


RIP-SLYME-A.jpg



 ヒップ・ホップをポップ・ミュージックとして見事に機能させ、どこか飄々とした独自のスタンスでJ-POPシーンのメイン・ストリームを突き進むRIP SLYME。
 2001年のメジャー・デビュー以来、変幻自在な発想でリスナーを楽しませ続けている彼らが、待望のニュー・アルバムを6月10日にドロップする。

 『FUNFAIR』以来、約1年半ぶり通算7枚目のオリジナル・アルバムとなる今作のタイトルは『JOURNEY』。
 60年代風サーフ・ロックを下敷きにした「太陽とビキニ」や、名曲「One」を彷彿とさせるメッセージ・ソング「STAIRS」といったヒット・シングルはもちろん、"プリングルス"CMソング「watch out」、オンワード樫山"23区"CMソング「love & hate」、ユニリーバ"AXE"CMソング「SPLASH」などの話題のタイアップ・ナンバーも満載。
 ロックン・ロールからガレージ・ロック、ボサ・ノヴァ、テクノ・ポップまで、多彩なエッセンスを堪能できる充実の1枚だ。

 これまでもアコースティック・ギターやピアノといった生楽器を効果的に取り入れてきた彼らだが、今作ではさらにその特徴を活かし、全体を通して生音を中心としたトラックで構成。
 ナチュラルな質感に満ちたサウンドは心地よさ抜群だし、とんがったセンスに見え隠れする絶妙な"ゆるさ"にオトナの余裕も漂う。
 ヒップ・ホップという枠組みに囚われることなく、スタイル、ジャンル、年代を軽く飛び越えたリップ流の"音楽の旅"。
 フレキシブルな遊び心と音楽的クオリティーが高次元で融合しており、ひとつの到達感さえ感じさせてくれる。

 なお、この『JOURNEY』のリリースに伴い、6月13日の北海道厚生年金会館公演を皮切りに、日本武道館2Daysを含む全国ツアー「RIP SLYME LIVE ON "JOURNEY" TOUR 2009」もスタートする。
 留まることなく前に進み続けるRIP SLYME。彼らの旅はまだまだ続く。

Text by 池 佐和子


RIP-SLYME-J.jpg『JOURNEY』 [初回盤]DVD付 WPZL-30136〜7
約1年半ぶり通算7枚目となるオリジナル・アルバム。ヒット・シングルはもちろん、お馴染みのタイアップ曲も満載。初回盤にはスポンジ・ボブの映像等を収録したDVDと特製ステッカー、来年迎える10周年へのスペシャル・パスポート付き。抽選でSEGA TOYS社"デコッチャオ"のRIPモデルをプレゼント。

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【2009/06/01 16:20】 | 過去ログ | page top↑
ボブ・ディラン 『トゥゲザー・スルー・ライフ』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

およそ3年ぶりとなるスタジオ録音33作目!
映画への楽曲提供をキッカケにインスパイアされ、
ブルースを基調とした南部情緒漂うロマンティックな新作。


ボブ・ディラン-A アルバムを何枚もリリースしているアーティスト(キャリアの長いアーティスト)には、やはりそれだけの作品を作り続けている偉大さを改めて感じる瞬間がある。
 どちらかと言うと苦手だったアーティストの音がふとしたキッカケで急に刺さる。
 そして、それが自分の中での探求ブーム、再評価ブームに繋がる。
 それはキャリアの長いアーティストや名盤でよく起こる現象で、これまで聴かなかったことを後悔する瞬間でもある。
 実際にこのようなことってボクだけではなくて意外と多くの人が経験していると思うのだが、どうだろうか?

 ボクにとって、このような経緯で興味をもったアーティストのひとりがボブ・ディランである。
 代表曲をちゃんと聴いたことはないが知識として知っていた程度のボクにとっては、どうしても名盤『追憶のハイウェイ61』等のジャケットのイメージと歌声を一致させることができなかった。
 その後、ジョン・レノンと共にポピーとハーモニカを吹くボブ・ディランが登場する、みうらじゅんの漫画『アイデン&ティティ』や、みうらじゅんの語るボブ・ディランへのユーモアと愛情たっぷりでありながら熱い想いに接し、ラジオから流れてきた「ライク・ア・ローリング・ストーン」でノックアウトされ傾倒していくことになる…って余談はこれぐらいにして。

 さて本作は、2006年『モダン・タイムズ』以来、およそ3年ぶりとなる33枚目のスタジオ録音作である。
 3年ぶりとはいえ、2007年はデビュー45周年のアニヴァーサリー・イヤーということもあり、ベスト盤『ディラン』のリリースや、ボブ・ディランの半生を6人の俳優たちが演じる伝記映画『アイム・ノット・ゼア』の劇場公開があり、2008年には同映画のDVDがリリース。
 毎年何かしらのアイテムがリリースされたり話題になっていたので、それほど久しぶりの感じがはせず、「待望」というより「早くも」が似合う新作の登場である。

 本作は当初、2009年の秋に発売が予定されていた。しかし、オリヴィエ・ダアン監督(『クリムゾン・リバー2』『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』)の新作映画『My Own Love Song』への楽曲提供をキッカケにインスパイアされて一気にアルバムを完成させたという。
 映画がアメリカ南部に向けて旅をするという設定でもあり、本作は南部情緒漂うロマンティックな内容となっている。
 ブルースを基調にアコーディオンとヴァイオリンをフィーチャーしていることが本作のサウンド面の大きな特徴で、それが独特の懐かしさを演出している。
 映画『My Own Love Song』のエンディングとして使われる「ライフ・イズ・ハード」は、このアルバムの方向性を決定付けたと言ってもいいマンドリンとスティール・ギターが印象的なスロー・バラード。
 「アイ・フィール・ア・チェンジ・カミング・オン」は、ゆったりとしたグルーヴが気持ちいいブルース・ナンバーでアルバムの中でも1、2を争う傑作。ブギウギ・スタイルの「イッツ・オール・グッド」、骨太ブルースの「マイ・ワイフズ・ホーム・タウン」なども収録され、全編を通して自由に音楽を楽しんでいるような雰囲気に包まれた作品だ。
 このアルバムがボブ・ディランの世界との出逢いになればと願いつつ、ボクは更にボブ・ディランの探求を続けたいと思う。

Text by 常盤安信


ボブ・ディラン-J『トゥゲザー・スルー・ライフ』 [初回生産限定盤]DVD付 5/27発売
3年ぶりのスタジオ録音の新作。映画への楽曲提供をキッカケにインスパイアされ、ブルースを基調とした南部情緒漂うロマンティックな内容に。初回生産限定盤はディランの歌が使われた日本映画から、シーンを抜粋して作り上げたミュージック・ビデオ収録のDVD付き。
[通常盤] SICP-2237
【2009/06/01 16:01】 | 過去ログ | page top↑
SPECIAL INTERVIEW 『奥 華子』 3/1
<初出「Groovin'」2008.05-06/ISSUE#116>

INTERVIEW


奥 華子  SPECIAL INTERVIEW
奥華子-A

キーボード1台で全国を歌い巡る弾き語りシンガー・ソングライター、奥 華子。
今、改めてインディーズ時代からの名曲「笑って笑って」をシングルとしてリリースする。
デビューして5年目に突入する今だからこそ思うこと、振り返る歌い手としての原点。
じっくりお話を伺いました。
『Groovin'』本誌では載せきれなかったインタヴューの完全版。



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【2009/06/01 15:55】 | 過去ログ | page top↑
SPECIAL INTERVIEW 『奥 華子』 2/3
<初出「Groovin'」2008.05-06/ISSUE#116>

INTERVIEW


奥 華子  SPECIAL INTERVIEW
奥華子-Aサブ

こちらはインタビュー記事の2ページ目です。
水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW 1ページには、以下のリンクからお願いします。


『 奥 華子 SPECIAL INTERVIEW』



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【2009/06/01 15:55】 | 過去ログ | page top↑
SPECIAL INTERVIEW 『奥 華子』 3/3
<初出「Groovin'」2008.05-06/ISSUE#116>

INTERVIEW


奥 華子  SPECIAL INTERVIEW
奥華子-Aサブ

こちらはインタビュー記事の3ページ目です。
水樹奈々 SPECIAL INTERVIEW 1ページには、以下のリンクからお願いします。


『 奥 華子 SPECIAL INTERVIEW』



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【2009/06/01 15:52】 | 過去ログ | page top↑
Return of soundtracks #116
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>


soundtracks.jpg


 バリー・グレイ生誕100年を記念してイギリスSILVA SCREENよりバリー・グレイ作品集が発売され、6月3日には国内盤も発売されます。
 バリー・グレイはITC製作・配給の一連のマリオネットTV作品(後半は実写版もあり)の音楽を担当した人です。
 代表作『サンダーバード』で「5, 4, 3, 2, 1 Thunderbirds are go!」のナレーションと共にメカ発進の際に流れるマーチはあまりにも有名です。
 最初1960年代に放映されたこれらの作品群は私の年代ではオン・タイムですが、私自身は頭のデカイ人形劇は趣味にあわず『サンダーバード』くらいしか記憶に残っていません。
 その後これらの作品は再放送を重ねて、あらたなファン層を作り出し、世界中で相当のマニア、ファンがいると思われます。

 素晴らしい音楽の素養とキャリアを持つグレイは、当初から子供向け番組とは思えない高度でヴァラエティに富んだ、そしてオリジナリティのある楽曲を提供しています(シンフォニー、電子音楽、エキゾチック、軽音楽、歌もの、ポップス等)。
 そんなグレイの音楽ですが、オリジナル・サントラとしてCDで発売されるのは2003年の『サンダーバード』からとかなり遅い時期でした。
 それに加えて、そこには超マニアでないとこれらのサントラを入手出来ない複雑な事情もありました。
 これらの作品の生みの親は制作のジェリー・アンダーソンですが、イギリスにそのファン・クラブ"FANDERSON"があります。
 そこでは会員向けに会報(FAB)を発行し関連グッズ等も販売していてCDも売っています。
 発売タイトルは『スーパーカー』『宇宙船XL-5』『スティングレイ』『ロンドン指令X』『謎の円盤UFO』『スペース1999(2CD)』となっておりファン垂涎ものですが入手は非常に困難。
 そして入手し易い一般流通しているタイトルが、先のSILVAレーベルより発売の『サンダーバード』『キャプテン・スカーレット』『ジョー90』『スペース1999』となっています。

 そして今回のこのアルバムはこれらの"グレイ−アンダーソン"のコラボ作品が制作順にほぼ網羅されていて、グレイの入門編であると同時に、それぞれの曲数は少ないながら初めてグレイの全貌にふれる事の出来るマニアックなアルバムでもあると言えるでしょう。
 ちなみに私のお気に入りは『ジョー90』です。

Text by 深石耕一(すみや渋谷店)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


barry_gray.jpg『バリー・グレイ・トリビュート・コレクション
      (原題:THE MUSIC OF BARRY GRAY)』
[輸入盤] SILVA SCREEN  SILCD1279 発売中
[国内盤]6月3日発売 ランブリング・レコーズ RBCS-1093
『スーパーカー』のコーラス、『スティングレイ』のカッコ良さ!そして大人気の『謎の円盤UFO』等が聴ける待望の作品集です。今後各作品のフル・アルバムが世界流通で発売される事を望みます。ジャケは輸入盤。


+ Return of soundtracks +


【2009/06/01 15:47】 | 過去ログ | page top↑
GLAY 『THE GREAT VACATION VOL.1 〜SUPER BEST OF GLAY〜』 『I am xxx』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

2009年、15th ANNIVERSARY YEAR!
ヒット・シングル全て網羅のスーパー・ベスト・アルバム
"VOL.1"で振り返る8年間。明日へと歩みを進める最新型のGLAY。


GLAY-A_20090601150819.jpg


 1997年10月、GLAY初のベスト・アルバム『REVIEW』リリース時の狂騒は一生忘れられない。
 今、振り返ってみてもあのときのGLAY現象は"爆発"そのものだった。
 実際にはコアな内容だったわけだが、そんなことはお構いなしに、とにかく何百万人もがGLAYに飛びついた。
 その、一躍彼らをモンスター・バンドに押し上げた"青盤"から3年。
 "赤盤"ともいうべき2枚目『DRIVE』はファン投票により選出された、正真正銘ヒット曲集としてのベスト・アルバムだった。
 あれから9年。
 今年、デビュー15周年を迎えた彼らが、再びベスト・アルバムを発表。
 GLAY15年の歩みを2枚に分けて総括するもので、その第1弾が先陣をきってリリースされる。

 3枚組全43曲収録というフル・ヴォリュームの本作。
 2001年以降のシングル曲を網羅したDISC 1〜2は大半がチャート1位〜2位を獲得した楽曲で構成され、再レコーディングされた1998年発表の「誘惑」がボーナス・トラック的な存在感を放っている。
 ちなみに、このアルバムに込められたヴォーカル、TERUの想い(彼らの公式ブログ参照)にはファンならずとも落涙必至、必見だ。

 不穏な雰囲気のインスト曲から始まるDISC 3には、映画『ラスト・ブラッド』主題歌に起用された最新シングル「I am xxx」や15th ANNIVERSARY第1弾シングル「SAY YOUR DREAM」に、書き下ろしの新曲8曲、アルバム初収録曲を加えた全13曲を収録。
 リード曲を要所に置きながら、郷愁を誘うピアノ・バラード「いつかの夏に耳をすませば」を筆頭にしたメロディアスな曲に混じり、デジロックを基調としたスリリングなナンバー、"爽"を感じさせるスタンダード性の高いポップ・チューンまでを配した構成からもGLAYというバンドの持ち味と最新モードが堪能できる、まさにオリジナル・アルバム然とした内容といえるだろう。

Text by 篠原美江

GLAY-Jアルバム『THE GREAT VACATION VOL.1 〜SUPER BEST OF GLAY〜』
[初回限定盤A]2DVD付 TOCT-26850〜2 [初回限定盤B]DVD付 TOCT-26853〜5
デビュー15周年のGLAYが放つ9年ぶりのベスト・アルバム!30曲のビデオ・クリップを収めたDVD付き初回限定盤Aと、98年の"pure soulツアー"ドキュメント収録のDVD付き初回限定盤B、期間限定価格の通常盤、3タイトル同時発売。
 [通常盤] TOCT-26856A〜8A
※通常盤は2009年8月16日までの完全期間限定15th ANNIVERSARY価格です。
 終了後は、TOCT-26856〜8/\4,500(税込)になります。
※写真は上が[初回限定盤]、下が[通常盤]のジャケットです。


GLAY-Jシングル初回『I am xxx』[初回盤]DVD付 TOCT-40260
デビュー15周年当日にリリースされた41枚目のシングルが映画『ラスト・ブラッド』(アジア11カ国にて公開)主題歌に!15万枚限定[初回盤](DREAM BOX仕様)には先ごろ行われたメンバー・プロデュース・ライヴの映像を収録したDVD付き、オリジナル・ポスターをプレゼント!

GLAY-Jシングル通常『I am xxx』 [通常盤] TOCT-40261
※写真は上が[初回盤]、下が[通常盤]のジャケットです。
 



【2009/06/01 15:18】 | 過去ログ | page top↑
ランシド 『レット・ザ・ドミノズ・フォール』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

PUNKに選ばれたカリズマ、新作が全世界同時に解き放たれる!!
6年という長いスパンの中で彼らが作り上げた曲とは!?
期待大の7thアルバム!!


ランシド-A
photo by Mitch Ikeda


 「PUNKに選ばれたバンド」。まさにこの言葉が一番あてはまるのはランシドしかいないであろう。
 米ローリング・ストーン誌からは「容赦ないほど熱いバンド」、米ロサンゼルス・タイムズ紙からは「アメリカン・パンク・バンドで最もポピュラーかつ不屈なバンドのひとつ」というように、様々なメディアからも称賛を受けている。
 バンドの印象としては、多様に変化するギター・サウンドに、疾走感のある曲調、そして力強いヴォーカルが特徴的。
 その土台を作っているベースとドラムがとてもカッコ良い。
 PUNKバンドということで、荒々しいイメージがあるかもしれないが、ポップさも上手く噛み合い、ランシドという独特の音が形成されている。
 リリースを重ねる毎にポップさは増しながらも、荒々しさは今もそのままに残っているのだ。

 きたる6月3日にランシドの7枚目のアルバムが全世界同時発売される。
 前作から6年ぶりのリリースであり、長く待ち望んでいたファンは多いであろう。
 このアルバムからの1stシングル「ラスト・ワン・トゥ・ダイ」はミディアム・テンポのキャッチーな1曲。
 これまでのランシドとは少し変化を感じるかもしれないが、あまりランシドを知らない人も入り込みやすい曲になっていると思う。
 そしてこのアルバムにおいて注目したいのがリリックだ。
 そこには現代社会に深く突き刺さるリアルなメッセージが描かれている。
 近年の経済破綻を予測しているとも思える「ディス・プレイス」「ルル」「ロコモーティヴ」やイラク戦争に対するメディアの取り組みを激しく非難した「ブレイベスト・キッズ」、メンバーの兄弟の実体験に基づいたイラクへの派兵から帰還するまでの兵士の人生にインスパイアされたとういう「シヴィリアン・ウェイズ」など、注目の内容になっている。

 ティム・アームストロング(Vo, G)はこう語る。
 「全員でひとつのチームとなって、あらゆる面に取り組んだ。その結果、7作目にしてオレ自身一番好きな作品に仕上がった」と。
 6年という長い年月から新たに生まれ変わったランシドを是非多くの人に聴いていただきたい。

Text by 村山寛樹(市原白金通り店

ランシド-J『レット・ザ・ドミノズ・フォール』 [初回生産限定盤2CD+DVD] EICP-1188〜90
6年ぶりの新作到着。日本盤のみボーナス・トラック収録、日本オリジナル携帯待受がDLできるシリアル・コ−ド封入。初回生産限定盤はレコーディング映像等を収録したDVDとアコースティックCD付き、完全生産限定盤はBE@RBRICKTM2体セット付き。通常盤は初回デジパック仕様。
※通常盤は3ヶ月限定スペシャル・プライスです。
[通常盤CD] EICP-1191
[完全生産限定盤2CD] EICP-1192〜3


BE@RBRICK画像★完全生産限定盤には
 BE@RBRICKTM2体セット付き!

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【2009/06/01 14:39】 | 過去ログ | page top↑
編集長のおすすめ #116
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>


編集長のおすすめ!
 今回は新譜を中心に、最近リイシューされた作品も取り混ぜて10タイトルをご紹介します。新作では、自身のレーベルを立ち上げたbonobosや、待望の新作を発表した笹川美和、ちょっと早めにスワン・ダイヴ、そしてカジヒデキのe.p.に田辺マモル、種ともこ等、美味しいところが目白押し。是非お近くのすみや各店でチェックしてみて下さい。もちろん店頭にない商品のお取り寄せも出来ますので、どうぞお気軽にお尋ね下さい。
Text by 土橋一夫



bonobos
『オリハルコン日和』
オリハルコンCD
PCD-26027
発売中
昨年1月にベスト・アルバム『Pastrama -best of bonobos-』をリリース後、ツアーを行う傍ら、自主レーベル"ORANGE LINE TRAXXX"を立ち上げたbonobosが遂にニュー・アルバムをリリース!オリジナルとしては実に2年11ヶ月ぶりとなった本作は、様々な音楽的要素を貪欲に取り込んだ、彼ららしさが溢れる充実の1枚。事務所の移籍や、昨年末をもってギターの佐々木"コジロウ"康之が脱退するなど、変革の時期を乗り越えてきた彼らだが、本作からはネガティヴな要素は微塵も感じられない。ここには今までと変わらず音楽を心から楽しみ、それをリスナーと分かち合うために様々な実験も含めたトライを続ける彼らの姿があるだけだ。グルーヴ感あるナンバーから、ポップで弾けたロック、繊細な要素まで、まさに彼らの今が詰まった全11曲。HAKASE-SUN(LITTLE TEMPO)、木暮晋也(ヒックスヴィル)、辻村豪文(キセル)らも参加。
笹川美和
『miwaMIRAGE』
笹川美和CD
ALCP-2013
発売中
昨年からエイプリルレコードへとリリースの拠点を移し活動してきた笹川美和が、遂に5thフル・アルバムをリリース。以前から新潟をホームグラウンドに活動する彼女だが、avexからの移籍を機に昨年はライヴ会場や通販サイト限定でミニ・アルバム2枚をリリースし、好評を博してきた。それだけにファン待望の約2年ぶりとなるフル・アルバムである本作には、彼女らしい浮遊感漂うヴォーカルと、人間が演奏することを基調とした細やかな感性を孕んだサウンドが絶妙にマッチした独特の世界観が表現されている。アコースティックな弾き語りからバンド形式のものまでヴァラエティに富んだアルバム構成も見事だ。本作のラストに収録された、昨年11月グローリアチャペル品川教会でのライヴ「氷砂糖」も、彼女の持つメロディ感覚の素晴らしさとVoとしての表現力を端的に表している。プロデュースとアレンジは、 "林有三&サロン'68"の林有三。



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【2009/06/01 14:27】 | 編集長のおすすめ! | page top↑
Catch Up! 『チェ 28歳の革命/39歳別れの手紙』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>


チェlogo-web


チェ・ゲバラという人間と一緒にいること、
それがどんな感覚なのか…。
そんなソダーバーグ監督の想いが詰まった世紀の2部作、
遂にDVDリリース!!


チェー場面写真1(要差し替え キューバ革命は教科書上の退屈な歴史であり、チェ・ゲバラはプリントTシャツの絵柄でしかない…。
 そんな若い世代にぜひ観て頂きたいのが、キューバ革命50周年にあたる今年公開され、全世界で話題を呼んだ『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳別れの手紙』の2作品である。

 『28歳の革命』はゲバラがカストロと出会ってゲリラ軍に医師として参加し、キューバ革命を成功させていくまで(1956年〜59年)を描き、『39歳別れの手紙』はキューバNo.2の地位を捨て、再びゲリラ軍を率いてボリビアの奥地に入り壮絶な死を遂げるまで(1965年〜67年)を描いた、総上映時間4時間半の2部作だ。
チェー場面写真2 映画としての高揚感は『28歳の革命』の方が圧倒的だが、個人的には『39歳別れの手紙』の方が興味深かった。
 単純にボリビア時期の方が知られていないということもあるが、無名の医師から世界的な革命家となっていく過程よりも、成功の頂点にいた彼が全てを捨てて、民衆のためにもう一度ゲリラの生活に戻っていく過程の方が、ゲバラという人間の本質を見たような気がしたからだ。
チェー場面写真3 監督はスティーヴン・ソダーバーグ。
 変にドラマチックに盛り上げようともせず、これ見よがしなヒーロー像を作り上げようとするわけでもない。
 淡々と事実だけを追いかけていく彼の演出は、まるでドキュメンタリー映像のようだ。
 映画に必要なはずの状況説明や心理描写が一切無い超写実的な演出が、まるでゲバラの側で同じ体験をしているような興奮を誘う。
 スピルバーグの『ミュンヘン』などにも近い作風だ。

 そしてやはりベニチオ・デル・トロがシブい。
 あの『トラフィック』の中年太りの彼が、すっかり痩せてゲバラのイメージに完璧に近付いている。
 本作に対する彼の執念をひしひしと感じた。

Text by 高瀬康一


『チェ 28歳の革命/39歳別れの手紙』
チェーJ
DVD
[ダブルパック]2枚組
DVFS-30
[コレクターズ・エディション]3枚組
DVFS-31
革命家チェ・ゲバラの生涯を『トラフィック』のアカデミー賞コンビ、ソダーバーグ×デル・トロが執念の映像化。2010年1月末までの期間限定生産の本編2枚組[ダブルパック]、2作品の本編ディスク+特典ディスクや豪華ブックレットが付いた初回限定生産3枚組[コレクターズ・エディション]が同時リリース。
※写真は[ダブルパック]のジャケットです。


【2009/06/01 13:07】 | 過去ログ | page top↑
Catch Up! 『ザ・ムーン』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>


the-moon_logo.jpg
©Dox Productions Limited 2007. All rights reserved

月面着陸40周年の記念すべき年に送るNASA蔵出し映像の数々!
目の前に広がる驚異の映像に何を感じますか?
人類が月へ行くこと、そして私たちが地球に生きることの
奇跡を謳う感動の宇宙体験を。


ザ・ムーン-場面写真1 1960年代、ケネディ大統領の強い意志のもと"アポロ計画"が発動され、多くの宇宙飛行士が「国家を挙げたプロジェクト」に参加する。
 厳しい訓練、多くの失敗、犠牲を乗り越え遂に1969年、アポロ11号は月面着陸に成功し、その後1972年までに計9機のロケットが月へと向かい12人の宇宙飛行士が月を歩いた。
 いまだ12人しか知らない、月へ降りた彼らの証言と当時の様子をNASAの貴重な映像で綴る迫力の映像を『アポロ13』の監督、ロン・ハワードが製作に参加し、数々のドキュメンタリー・フィルムを手掛けてきたデイヴィッド・シントンが初めて長編映画に取り組み、完成させた話題作がこの『ザ・ムーン』である。
ザ・ムーン-場面写真2 注目すべき点は貴重な映像がふんだんに盛り込まれていることだろう。
 NASAで冷凍保存されていた膨大な資料のなかから絞り込まれたフィルムに丁寧な編集作業が施され、中には初めて世に出る映像もある。
 ロケットに乗り込む前の緊張と高揚が入り混じったパイロットの表情、月の表面を滑らかに進む着陸船、漆黒の宇宙空間に地平線のように黒く広がる月面とその先に小さく光る青い地球の美しさなどは、言葉もなくただその迫力に圧倒される。
 またこの映像をよりリアルに伝えるのが今作に登場する10人の宇宙飛行士たち。
ザ・ムーン-場面写真3もはや神様的存在である彼らの冷静かつユーモアを交えた語り口から「ライトスタッフ(正しい素質)」を備えた者としてのゆるぎない自信と「月に行った人間」としてのその後の生き方などを知ることができ、真実を知る者だけが語る言葉の数々に胸を打たれる。

 ここに映っているすべては100%リアルな世界。
 世界天文年の記念すべき2009年、この貴重な映像を観ること=地球に生きることも奇跡かもしれないと感じずにはいられない。

Text by 大野裕子(磐田南店



『ザ・ムーン スペシャル・エディション』
ザ・ムーン-J
DVD
ACBF-10683
6/5発売
1969年、アポロ計画の成功から40年。NASAで冷凍保存されていた驚きの映像が当時の宇宙飛行士たちの証言とともにDVDで蘇りました。人類を背負ってミッションに就いた彼らの偉業、実写だけが持つ迫力と静かな中に秘めた重厚さを感じられる作品です。NASAのアーカイヴと宇宙飛行士のインタヴュー集他、映像特典有り。
【2009/06/01 12:45】 | 過去ログ | page top↑
カサビアン 『ルナティック・アサイラム』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

最高傑作と呼ばれた『エンパイア』からおよそ3年!
遂にカサビアン、待望の3rdアルバム
『ルナティック・アサイラム』の全貌が明らかに。
とどまるところを知らないバンドの多彩な広がり、
それを人は「進化」と呼ぶ。


カサビアン-A


 どんなアーティストの作品でも、新作を聴く時はいつもドキドキとワクワクがある。
 新しい作品への期待、と同時にほんの少しの不安。
 大好きなあのアルバムと比べて、どんな風に進化しているのか、あるいは大きくは変わらないのか。

 さて、カサビアン。およそ3年ぶりの新譜を聴いた感想は明らかに前者だった。
 止まることのないバンドの飽くなき挑戦。または、1stから2ndへの流れをさらに推し進めた、というべきだろうか。
 2004年、『カサビアン』でメジャー・デビューを果たした時、シーンの状況はUKロック・バンドが次々とミリオン・セールスを記録、後に「第二次ブリット・ポップ」と呼ばれるブームの真っ直中にあった。
 聴き馴染みのよいギター・ロックの台頭。その中にあって、カサビアンが鳴らす音(サイケデリックなループ、無遠慮なデジタル・ビート)は間違いなく異端だったし、メインストリームとは最も疎遠な存在だったと思う。
 そして、続く2ndアルバム『エンパイア』。
 無機質でエレクトロニックな音から、より生音を取り入れた重厚感のあるアッパーな展開へ。
 それも1stの頃のグルーヴ感や虚無感を失わずに、だ。あの頃『エンパイア』の周りで踊った「最高傑作」の文字は確かに嘘じゃなかったけれど、今回の3rdアルバム『ルナティック・アサイラム』は、またしても彼らの「最高傑作」と呼ぶにふさわしい作品ではないだろうか。

 プロデューサーに、ゴリラズやDJシャドウ等を手がけたことで知られる、ダン・ジ・オートメーターを起用。
 ビートの神様(魔術師)の異名を持ち、数々のアーティストを手がける売れっ子だが、それゆえにアーティストとの相性を非常に問われるという、ある種の賭けにも似たコラボ。
 これがカサビアンと完全にマッチした。
 今まで同様のグルーヴィーなカサビアンを損なわないまま、今まで以上にリズムが強調されている。
 そんな今作の核となるのは、おそらく3曲。
 1曲目に配された、これぞ待ちに待ったカサビアンともいえる独特のノイジーなサウンド、攻撃的で知的なギター、ドラム、ヴォーカルが映えるパワー・ロック「アンダードッグ」。
 ブレイク・ビートに単調なメロディを繰り返して、陶酔感を煽るデジタル・ロック「ヴラッド・ジ・インペイラー」。
 そして最注目はUK先行シングルにもなっている中毒性の高いダンス・ロック・チューン「ファイア」だ。
 抑えたトムのヴォーカルから急展開で広がるサビは鳥肌もの。
 ここまで振り切れたフロア・ライクなはっちゃけ感は初めてだし、それが緻密な計算のもとに成り立っているであろうことが嬉しい。
 その他、70'sロックン・ロールっぽいギター・リフや、エスニックな雰囲気が漂うアコースティック・サウンドなど、楽曲の広がりを感じると共に、ぐっとテンポを落としたナンバーでは、その斬新すぎる音づかいに耳を奪われてスルーしがちな哀愁メロディを、ここぞとばかりに聴かせる曲もある。

 すでに今夏には「サマーソニック」に4回目の登場が決定しているカサビアン。
 デビュー前にして入場規制を引き起こした伝説の日本ファースト・ステージからは5年以上が経った今、再び会場を熱狂と喚起の渦に巻き込む日が近づいてきた。

Text by 秦 理絵(Groovin’編集部)

カサビアン-J『ルナティック・アサイラム』 
[初回生産限定盤]ボーナスCD付 BVCP-40001〜2 6/3発売
カサビアンの3rdアルバムが日本先行発売!プロデューサーにダン・ジ・オートメーターを起用して最高のコンビネーションを披露するバンドの最高傑作。初回生産限定盤はライヴ音源6曲収録のボーナスCD付きと3ヶ月限定特別価格盤が同時リリース。

[3ヶ月期間限定特別価格盤] BVCP-40003
【2009/06/01 12:42】 | 過去ログ | page top↑
SUMIYA RECOMENDS 『THE OWARAI』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>


THE OWARAI「お笑い」と聞いた時、一番に連想するもの…それは連日連夜テレビのヴァラエティ番組に登場する芸人たちの姿だと思います。
いまやロック・バンドのごとく"フェス"まで開催するほどの市民権を獲得した「お笑い」。しかし、それは「お笑い」のほんの一部を指すに過ぎないのです。
ドラマ『タイガー&ドラゴン』や『ちりとてちん』などによって一躍ブームを巻き起こした"落語"や、綾小路きみまろに代表される"漫談"などは日本に古くから伝わるお笑いのひとつ。
また、エノケン、クレイジーキャッツらが牽引した"コミック・ソング"は、もとはアメリカのジャズ・ミュージシャン、スパイク・ジョーンズらの影響を受けて派生したもので、笑いのセンスはもとより特にクレイジー・キャッツなどは演奏テクニックにも長けた演奏集団なのです。
一口に「お笑い」と言っても、意外に様々な側面があるもの。今回は「お笑い」をひと味違った切り口からセレクトして6タイトルをご紹介します!





綾小路きみまろ
『爆笑スーパーライブ第3集!〜知らない人に笑われ続けて35年〜』
綾小路きみまろ-J[CD]
TECE-28747
[カセット]
TETE-28747
発売中
毒舌ながら絶大な人気を持つ綾小路きみまろ。ご年配のご婦人からの支持はまさに圧倒的!話のネタにされて、逆に幸せを感じる人も多い?とか。この『爆笑スーパーライブ第3集』は、2008年の芸能生活35周年記念盤。押して引いて、持ち上げて落としての話芸はピカイチ。
古今亭志ん朝
『志ん朝復活−色は匂へと散りぬるを い「三枚起請」「お若伊之助」』
古今亭志ん朝-JCD
SICL-11
発売中
落語を知らなくても、噺が判りやすく、面白さが即、実感できるのが"志ん朝"の落語。この復活シリーズの最初"い"は、「三枚起請(さんまいきしょう)」と「お若い之助(おわかいのすけ)」を収録。若くして、名人芸と評された噺は聴かなきゃ絶対、ソンしますよ。


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【2009/06/01 12:38】 | 過去ログ | page top↑
レディー・ガガ 『ザ・フェイム』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

世界を踊らせるエレクトロ・ポップ・クイーン、レディー・ガガ!!
話題沸騰中の彼女が、いよいよニッポン上陸!
みんなをパーティーにご招待!
クールなポップ・ソングの世界へようこそ!!


レディー・ガガ-A "初期マドンナを思い起こさせる素晴らしいサウンドとスピリットを持ったアーティストの登場"等と各方面で賞賛されているレディー・ガガの「ジャスト・ダンス」のPVは、そんな数々の賞賛に納得させられるかのように、私に強烈な印象を残した。
 サウンドはもちろん、彼女のヴィジュアル、ファッション、パフォーマンスに一瞬にして目や耳を奪われた。
 また、レディー・ガガという名前にも興味を惹かれるところだが、これは彼女のプロデューサーが、彼女がまるでフレディ・マーキュリーみたいにエネルギッシュでシアトリカルなので、クイーンの「レディオ・ガ・ガ」にちなんで"Gaga(ガガ)"と呼んでいたことが始まりとのこと。

 そんな彼女の超強力なファースト・シングル「ジャスト・ダンス」は、英米を含め、世界5カ国で1位を獲得。
 グラミー賞のベスト・ダンス・レコーディング部門にノミネートされた。
 続くセカンド・シングル「ポーカーフェイス」はヨーロッパ・チャートを含め、世界8カ国で1位を獲得!
 そのシングルが収録されたアルバム『ザ・フェイム』は、もちろん世界中で大ヒットを記録している。
 そのアルバムが遂に日本にも上陸したのだ。

 アルバムの構成はダンス・ポップが50%、エレクトロ・ポップが25%、きわどいクラブ感あふれるロック・サウンドが25%といった感じ。
 「ポップなものを世界中にユニークなカタチで届けることが目標」と話す彼女は、彼女自身が全てのリリックを手がけ、作曲を自分でこなし、ほとんどのシンセサイザーも自らの演奏によるものだという。
 クールなポップ・ソングの世界にみんなを連れ込みたいという彼女の意図した通り、まるでパーティーに招待されたかのような、彼女のライフ・スタイルを味わうことができるようなアルバムに仕上がっている。
 クラブでのギグやセルフ・プロモーションを通して自力で這い上がっていったという彼女はそこから学び得た強さと実力、さらに自身の才能を武器に、今後ますます私たちを十分に楽しませてくれるであろう。

Text by 柿塚友紀(宇都宮FKDインターパーク店


レディー・ガガ-J『ザ・フェイム』 UICS-9105 発売中
世界を踊らせるエレクトロ・ポップ・クイーン、レディー・ガガが遂にニッポン上陸!世界中で既に大ヒットの本作。音楽でリスナーの耳を酔わせて楽しませると同時に、その鮮烈なヴィジュアルから、ファッション面でも話題沸騰。日本盤はボーナス・トラック3曲収録。
※限定SPECIAL PRICE盤は終了次第、通常盤(UICS-1186)に移行します。

【2009/06/01 12:32】 | 過去ログ | page top↑
CLIFF EDGE 『VOYAGE』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

CLIFF EDGEが大海原へと漕ぎ出す待望のミニアルバムが完成!!!
"AJ"ことアラ還の星"秋元順子"の"奇跡のコラボレーション"が実現!
バラードからパーティー・チューンまで捨て曲なしの全8曲を聴き逃すな!


CLIFF-EDGE-A_20090617122318.jpg 2ndシングル『ナミダボシ feat. 詩音』がスマッシュ・ヒットとなったCLIFF EDGEより、早くも新作が到着。
 今作では、4組のフィーチャリング・アーティストを迎えて様々な化学反応を楽しませてくれます。

 目玉はなんといっても、昨年の紅白歌合戦への出場を果たし、社会現象も巻き起こしたアラウンド60=アラ還の星"AJ"こと"秋元順子"を迎えたリード曲「終わりなき旅」!
 秋元順子が包容力のある優しい歌声で愛に迷う人々に語りかける…。
 ストリングスと和弦楽器で独特の世界を演出した壮大で普遍的なバラードが完成。
 HIP-HOP界と歌謡界、それぞれのブライテスト・ホープが奇跡のコラボレーションを実現させました。
 これは必聴です!

 その他にも「100 ♥ LOVES」では、moumoonのYUKAが自身のユニットでは聴かせないキュートな歌声でテクノ・ポップなトラックを飛び跳ねる!
 「HAPPY MANIA」では、C&Kのハイトーン&ハスキーな声がトラックに相まって、海辺の夕日を眺めるようなオーガニックな雰囲気だし、「Feelin' U」はFoxxi misQよりCHiEを迎え、恋愛が始まる予感を歌ったスウィートなラヴ・ソング。
 4組のアーティスト達それぞれの個性を引き出した色とりどりの内容になった。

 CLIFF EDGE単独名義のナンバーは4曲収録。
 「Remember me」は気持ちが離れてしまった恋人を想う男心が切ないナンバー。
 「Interlude 〜C.E voyage〜」で聴かせるメンバー紹介は彼らのキャラクターを伝えるフロウやサンプリングの声がコミカルで楽しい。
 続く「We will Rock You!!」のリリックは、つい口ずさみたくなる程キャッチーで、新フロア・アンセムになりそう。
 ラスト曲「バイバイ」は夢に邁進する全ての人たちにエールを送るミディアム・ナンバーになりました。

 8曲全てが違う色彩を放つ、かなりバラエティに富んだ内容になった今作。
 ジャンルを飛び越え、仲間を増やしながら、彼らの"VOYAGE"は続いていく…!

Text by 宮城 宙



CLIFFEDGE初回盤-J『VOYAGE』 [初回盤]DVD付 KICS-91471 6/10発売
最新作は4組のフィーチャリング・ゲストを迎えたミニ・アルバム。アラ還の星"AJ"を初め、個性豊かなゲストらと共に繰り出す楽曲+自身単独名義の楽曲=全8tracksに捨て曲なしの出来映え!初回盤には「終わりなき旅 feat. AJ」のMUSIC CLIPを収録。
CLIFFEDGE通常盤-J[通常盤] KICS-1471
※写真は上が[初回盤]、下[通常盤]がのジャケットです。

【2009/06/01 12:29】 | 過去ログ | page top↑
くるり 『魂のゆくえ』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

ロックン・ロールの未来はやっぱり"くるり"が切り拓いていく!
「さよならリグレット」や「愉快なピーナッツ」を含む13曲収録の
無国籍でストレートなロックン・ロール・アルバム!


くるり-A 先行シングル「愉快なピーナッツ」を初めて聴いたときは実に痛快だった。
 「さよならリグレット」や「三日月」の流れで待っていたファンは、良い意味で期待を裏切られたと思ったんじゃないだろうか。
 過度に装飾せずミドル・テンポでグイグイ押すグルーヴ、言葉とメロディの妙、大サビでの泣き。
 なんてオリジナルなロックン・ロール。
 やっぱり、くるりだよ、ってね。

 テクノやエレクトロニカに傾倒していた頃の『TEAM ROCK』や『THE WORLD IS MINE』だったり、クラシックにどっぷり浸かっていた頃の『ワルツを踊れ』だったり、岸田はその時々の潮流をうまく取り込んで"くるりの音楽"として昇華させてきた。
 そういう意味で今作はまったくのジャンルレス、"くるり"という名のロックン・ロールが鳴っている。
 今回のレコーディングの地"最新ごった煮カルチャーの発信地ニューヨーク"を舞台にした、8thアルバム『魂のゆくえ』は無国籍のロックン・ロール・アルバムだ。

 例えば「かごの中のジョニー」のサイケデリック感。
 既にライヴで披露されていた曲だけど、この独特の空気の震えはくるりにしか出せないものだろう。
 そして「魂のゆくえ」の軽やかでその実底知れぬ世界感や「背骨」で聴かせる重厚感など、無国籍で骨太なロックン・ロールが圧倒的な存在感をもって鳴っている。

 そして、アルバムのちょうど真ん中に置かれた「さよならリグレット」は、ロックン・ロールの大地に咲く一輪の花のようだ。
 アルバムで聴くと、この曲のもつリリカルな美しさが一際輝きを放っている。
 零れ落ちるようなピアノの旋律、郷愁を誘うメロディ、岸田の歌に寄り添うような土岐麻子のコーラス。
 『ワルツを踊れ』収録の大名曲「ブレーメン」同様に、岸田のもつ音楽そのものへのロマンティシズムの結晶のようで、ほとんど唱歌と言ってもいいくらいのすばらしい曲だと思う。

 ロックン・ロール。
 それはやはりロマンに溢れたものだ。
 くるりの音楽には、ロックン・ロールに対する溢れんばかりの愛情が詰まっている。
 だから僕らはくるりの音楽を聴き続ける。
 これからも、ずっと。

Text by 鈴木 篤(すみや本社 営業グループ)


くるり-J『魂のゆくえ』 [初回盤] VICL-63340 6/10発売
くるり8枚目のアルバムは、無国籍で骨太のロックン・ロールが高らかに鳴り響く傑作。先行シングル「さよならリグレット」と「愉快なピーナッツ」を含む全13曲。初回盤にはボーナス・トラック「三日月」収録、そして特典"謎の板"が封入!
[通常盤] VICL-63341

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【2009/06/01 11:54】 | 過去ログ | page top↑
COMA-CHI 『LOVE ME PLEASE!』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

ストリートのリアルをサウンドにサンプリングした
今一番熱い女性アーティスト、COMA-CHIの新作!!
今回のテーマは「LOVE」。


COMA-CHI-A.jpg 前作『RED NAKED』で突然メジャー・シーンに現れたかのように感じてしまうCOMA-CHI。
 だけど実は2003年頃からアンダー・グラウンド・シーンで活躍していたことは、ファンには周知の事実です。
 COMA-CHIの声は聴く人を圧倒させる絶対的なパワーと、それでいて聴く人を置いてきぼりにしない親近感も兼ね備えています。
 RAPで刻むリズムと鼓動、COMA-CHIのベーシックなフィールドはHIP HOPなれど、そのジャンルの枠を徐々に越えてきているのは確かです。
 言葉の選び方も良い!
 "フィーチャリング・クイーン"と称されるほど、数々のアーティストとのコラボレーション楽曲を通じてストリート・シーンのリアルを盛り込み、スキルの高さが各方面から評価されています。
 現在、注目のフィメール・ラッパーは数多くいますが、ここまで鋭く切り込むRAPはCOMA-CHIしかいないと思います。

 そんなCOMA-CHIがたった4ヶ月という短いスパンでLOVE ALBUM『LOVE ME PLEASE!』を完成させました。
 アルバムのテーマは「LOVE」。
 『RED NAKED』のCOOLでHIPなイメージは残しながらもカッコよさだけじゃなく、恋する女の子のイメージ…キュートに恋を歌ってみたり、熱く愛を語ってみたりと、いろんな形のLOVEが満載です。
 だけど、そこはCOMA-CHI!! かわいいだけの女の子じゃなく、言いたいことははっきり言っちゃう、強気できっぱりとしたRAPが小気味好いです。
 正直な感想…何これ、マジやべえ!でした(笑)。
 日本人なんだけど、日本だけで勝負してない!
 このアルバムについては、むしろ解説みたいなことはしたくないって思いました。
 ファースト・インプレッションというか、そんな感覚を大切に聴いてほしいです。
 手元の資料によると「サングラスを外し、あなたを見つめるCOMA-CHIが、愛だの恋だの言っている10曲」ということで、今作には新録音楽曲が6曲と、フィーチャリング参加の楽曲が4曲収録されています。
 HOTな季節にぴったりの楽曲ばかりが詰まっていますよ。
 この夏のパワー・プレイ間違いなし!!
  Bガールじゃなくったってこの良さ、マジで分かります!
 いや、感じちゃいます!!

Text by 有田幸恵(清水春日店

COMA-CHI-J.jpg『LOVE ME PLEASE!』 [初回限定盤]DVD付 PCCA-02933 6/10発売
小気味好く、切れ味の良いRAPがストリートのリアルを反映した今一番熱い女性アーティストCOMA-CHI、早くもNEW LOVE ALBUM完成!! 愛だの恋だのを盛り込んだ「LOVE」が目いっぱいあふれたアルバムです。KREVA、青山テルマらとの楽曲を収録。初回限定盤はミュージック・ビデオ等を収録したDVD付き。
[通常盤] PCCA-02934

【2009/06/01 11:51】 | 過去ログ | page top↑
山崎まさよし 『IN MY HOUSE』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

ジャンルやカテゴリーを越えた、
これぞ山崎まさよしのブルース、その真骨頂。
キャリア14年を数える今年、
3年ぶりのアルバムでいよいよ表出した音楽的、
人間的な懐の深さと普遍の蒼さ、普遍のミュージシャン魂。


山崎まさよし-A そのタイトルから、密室的な作品もしくはアットホームでゆったりとした作品を想像したが、さにあらず。
 オリジナル・アルバムとしては3年ぶりとなる本作は、エッジの効いたロック・ナンバーあり、滋味溢れるミディアム曲あり、レゲエ、ソウル、ロカビリーありと、軽やかにジャンルを横断。
 アレンジもフレキシブルかつ奔放で、窮屈さは微塵も感じられない。
 むしろ自宅スタジオでの作業が風通しをよくしたのか、アーティスティックであること、ストイックであることのベクトルが、内なるもの、コアな方向ではなく、普遍的なポピュラリティへと向かっているのが嬉しい。
 前作との間に制作された洋邦2枚のカヴァー・アルバムが少なからず影響しているのかもしれない。
 タイアップ曲も多いが、そのいずれもが妙に突出することなくアルバムの中に溶け込んでいる。
 言い換えれば、1曲1曲がポピュラリティに富み、ひとつの完成形として成り立っているということだ。

 緊張と弛緩を行き来する絶妙な展開でアルバムは進むが、中でも白眉はロック色を強めるアルバムの中盤から後半にかけての楽曲群だ。
 哀感を帯びたドラマティックな旋律と陰影あるギター・サウンドが胸をきしませる「追憶」、1分ほどのカジュアルな小品ながら、本作の真髄がこの曲にこそ凝縮されているのではと思わせる「Change the World」。
 続く「Exit」「ロンサムライダー」のロックン・ロール2連発の力強さが、そこから繋がるブルース・ロック「真夜中のBoon Boon」のもつ切なさと温かさを際立たせる。
 現代社会の闇、抱える虚無を見据えた、今の山崎の人生観が伝わる歌詞も静かな共感を呼ぶ。

 ブルースの人、アコースティック・ギターの名手といった彼を語る上で欠かせないキーワードがありながらそこに従属することなく好きな音楽に向き合い、歌いたいことを歌う。先のことはわからない。
 だが、そんな今の彼の"気分"が好きだ。


Text by 篠原美江


山崎まさより-J初回盤『IN MY HOUSE』 [初回限定盤]DVD付 UPCH-29029 発売中
シングル「真夜中のBoon Boon」「深海魚」「Heart of Winter」「春も嵐も」を含む3年ぶりのオリジナル作。初回限定盤のみ高音質SHM-CD仕様+4曲のビデオ・クリップと最新のツアーからのライヴ映像を3曲収録した特典DVD付き。

山崎まさよし-J通常盤『IN MY HOUSE』 [通常盤] UPCH-20158 発売中
※写真は上が[初回限定盤]、下が[通常盤]のジャケットです。

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【2009/06/01 11:21】 | 過去ログ | page top↑
come to my shop, please!! ウチヘオイデヨ!! Vol.4 刈谷店
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>


ウチヘオイデヨ!!


Vol.4 刈谷店
店長
鮎沢孝子
takako ayusawa



店内メイン
左:入口主通路から奥を見た店内。
右:男性のお客様の心にも響かせたい『崖の上のポニョ』!ご予約受付中!



ジャニーズコーナー 当店のある愛知県刈谷市。
 あまり馴染みのない場所という方が殆どだと思いますが、実はあの豊田佐吉が最初に工場を建てた場所、つまりトヨタ自動車の源流の町として記録されています。
 市の中心部を上下2車線の国道155号線が走り抜け、刈谷店はその道沿い。
 知立市との境に位置する事から、近隣のお客様だけでなく通勤で通られる方にもご来店いただいています。
 刈谷店はAVソフトとゲームを中心としたシンプルでコンパクトなお店ですが、すみや全店の中でも珍しいCDよりもDVDが強いお店で、特にお笑いや、海外、国内問わずTVドラマBOXやアニメ作品の売上げは、大規模店をも凌ぐ勢いがあり、懐かしいものから最新作まで幅広く品揃えしております。
 また、男性のお客様が多い中、少しでも女性にも来て頂けたらと、最近はジャニーズ情報の発信にも積極的に取り組んでおり、只今着々と、そしてがっつりとお客様に浸透中です。
店舗スタッフ-刈谷
 スタッフは音楽・映画、そしてゲームを愛してやまない男女、年齢も様々な面々。
 お客様に、幅広く音楽や映像を楽しんでいただける、「小粒でもきらっと光る」お店を目指して、これからも全員で頑張っていきます。
ブルーレイコーナー
<写真>
上:思いが溢れじわりと浸透しつつあるジャニーズ・コーナー。
中:当店精鋭スタッフの一部。撮影は近々産休に入る私服の伊藤さん。その他総勢13名。朝からスタッフがしっかりと店を活気づけてくれています。
下:Blu-rayならではの情報を!と、只今Blu-rayコーナー、積極展開中です。



鮎沢孝子のMy Best Choice!!


V.A
.『ハワイアン・スラック・キー・ギターマスターズ Vol.2』
Hawaiian-Slack-Key.jpgCD
BVCW−25011
発売中
季節到来!「ハワイアンといえばスティールギターやウクレレ」という方、スラッキー・ギターを是非聴いて下さい!こんなハワイアンもあるのです。ヴォーカルが程よく絡んだ至福のナンバーが17曲。<スラック=ゆるい、キー=調子>の弦の音色が、夏の体温をぐっと下げます。いつでも何処でも眠れる1枚。運転中厳禁!



刈谷店

【2009/06/01 11:20】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
Catch Up! 『ROOKIES -卒業-』
<初出「Groovin'」2009.04-05/ISSUE#115>


ROOKIESロゴ
©STUDIO HITMAN/映画「ROOKIES」製作委員会


大ヒット・ドラマ『ROOKIES』の完結編がいよいよ5/30に劇場公開!
ニコガク野球部の甲子園出場の夢は、観る者全てに希望を灯す。
夢にときめけ、明日にきらめけ!



ROOKIES場面写真-小 昨年TV放送され高視聴率を記録したTBSドラマ『ROOKIES』。
 その完結編が5/30より全国ロードショーされる。

 ドラマでは、二子玉川学園高校(通称ニコガク)の廃部寸前の野球部を立て直すために熱血教師・川藤が、堕落した部員ひとりひとりと真剣に向き合うことで、彼らの心に少しずつ変化が表れ、ひとり、またひとりと野球部に戻ってくる。
 そして芽生える甲子園出場の夢…。
 今映画では3年に進級した部員たちがラスト・チャンスを掴むため、汗まみれ、泥まみれになりながら甲子園を目指す。
 クセのある新入生2人の入部という新要素を取り入れながら、上下の摩擦を取り除き縦の繋がりを築くことでチーム・ワークはより強固なものに成長していく。
 チームが一丸となって白球を追いかけるその熱演ぶりは、スポーツマンシップに恥じる事のない見事なもの。
ROOKIES-場面写真-大互いが切磋琢磨しながら夢を追いかけ、メンバーの思わぬアクシデントにも全員が同じ痛みを感じながら苦難を共に乗り越えようとするニコガクのメンバーたち。
 迎えた予選大会決勝戦、強い絆と信頼で結ばれたチーム・ワークによって数々の奇跡を起こしてきた彼らに、再びキセキは起きるのか…!?

 夢を抱くことは人間を強くする。夢に向かって一直線の彼らに必ずや感動を覚えるはず。夢が一歩ずつ近づくあの緊張感、ぜひ劇場で味わってもらいたい。

Text by 浜田幸子


★『ROOKIES -卒業-』映画情報
【CAST】佐藤隆太/市原隼人/小出恵介/城田 優/中尾明慶/高岡蒼甫/桐谷健太/佐藤 健/五十嵐隼士/川村陽介/尾上寛之/山本裕典/石田卓也/他
【STAFF】監督:平川雄一朗/原作:森田まさのり/脚本:いずみ吉紘/製作:映画「ROOKIES」製作委員会/配給:東宝

★上映劇場など詳細は、オフィシャルHP[http://rookies-movie.jp/]をご覧ください。


★ナビゲートDVD、好評発売中!

『ドキュメント of ROOKIES -卒業-』
ROOKIES-J-ナビゲートDVD
DVD/SDP-1007/発売中
劇場公開に先駆け、メイキング映像を織りまぜながらキャスト陣が意気込みを語ります!映画への期待が更に高まること必至のナビゲートDVD。


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【2009/06/01 11:00】 | 過去ログ | page top↑
グリーン・デイ 『ドゥーキー』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

USパンク・シーンをリードするグリーン・デイが、
5年ぶりのニュー・アルバム『21世紀のブレイクダウン』をドロップ!
グラミーを2度受賞した『アメリカン・イディオット』に続く、
新たな名盤がここに誕生。


グリーン・デイ-A

 カリフォルニアのパンクの聖地ギルマン・ストリートより登場し、90年代以降のアメリカ音楽界の勢力図を塗り替えたグリーン・デイ。
 15年以上にわたり、US西海岸シーンの頂点に君臨し続けている彼らが、いよいよ待望のニュー・アルバム『21世紀のブレイクダウン』をドロップ!

 全世界で1,200万枚を売り上げ、グラミーを2度受賞した『アメリカン・イディオット』以来、約5年ぶりのオリジナル・アルバムとなる今作は、ニルヴァーナやスマッシング・パンプキンズらを手掛けてきた名匠、ブッチ・ヴィグをプロデューサーに起用。
 グロリアとクリスチャンという2人の若者を主人公にしたロック・オペラ仕立てのコンセプチュアルな作りとなっており、第1幕「ヒーローとペテン師」、第2幕「いかさま師と聖人」、第3幕「馬蹄と手榴弾」の3部から構成されている。

 渾身のギター・リフがガツンとくるリード・シングル「ノウ・ユア・エナミー」をはじめ、スケール感とキャッチーさを併せ持つタイトル・トラック「21世紀のブレイクダウン」、普遍的な輝きを放つ美しいラヴ・ソング「ラスト・ナイト・オン・アース」、平和への願いを込めた、グリーン・デイ史上最も美しいミディアム・チューン「21ガンズ」と、最初から最後までテンションを落とすことなく、混沌とした時代をサヴァイヴするグロリアとクリスチャンの物語を展開。
 経済危機や環境破壊といった深刻な問題に真っ向から切り込んでいるだけに辛らつな表現が多いが、一方で"希望を失ったわけじゃない、救いがないわけじゃない"というメッセージも印象的だ。
 変わりゆくアメリカの中で、自ら光を掴みとること…彼らがもっとも言いたかったのはこの部分なのかもしれない。

 従来のポップ・センスを発揮しつつも、より強固なパンク・スピリッツを提示しているこの『21世紀のブレイクダウン』。
 世界中のキッズたちが待ちに待った1枚であるとともに、パンク・シーンにおける新たな名盤として最大級の賛美を得ることだろう。

Text by 池 佐和子


グリーン・デイ-J『21世紀のブレイクダウン』 WPCR-13377 発売中
『アメリカン・イディオット』以来、約5年ぶりとなるオリジナル・アルバム。2人の若者を主人公にした3部構成からなるロック・オペラを展開。ニルヴァーナらを手掛けてきたブッチ・ヴィグがプロデュースを担当。日本盤ボーナス・トラック1曲収録。初回ジャケット・ステッカー封入。

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【2009/06/01 10:42】 | 過去ログ | page top↑
エミネム 『ザ・スリム・シェイディLP』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>

突如リリースされた新曲で
あっさりと世界を完全制圧してしまったエミネム!
4年半ぶり、5作目のオリジナル最新アルバムが遂に発売!
ヒップ・ホップ界史上最狂のモンスターが再始動。


エミネム-A 2008年下半期からアナウンスが続いていたエミネムの4年半ぶり、5作目となるオリジナル最新アルバムが遂に発売です!
 約8,000万枚のワールド・アルバム・セールスを誇るヒップ・ホップ界史上最狂のモンスターが再始動。
 ベスト・アルバム『カーテン・コール。〜ザ・ヒッツ』や、シェイディ・ファミリーが一同に会した『エミネム・プレゼンツ:ザ・リアップ』などのリリースはあったものの、ここ最近はシーンとは敢えて距離を置いていた感さえあったエミネム。

 そして2009年、エミネム、ドクター・ドレー、50セント名義で突如としてリリースされた新曲「クラック・ア・ボトル」でUSリングトーンの初週ダウンロード記録を更新。
 ビルボード・シングル・チャートも1位を獲得。
 あっさりと世界を完全制圧し、その存在感を見せつけました。
 なにかとトラブルの絶えないエミネムですが、彼の繰り出すそのライムには幼少の頃からの環境、リアルな経験が刷り込まれ、結果として過激に響くそのライムは類まれなる強烈な世界観を生み、全世界の若者達の熱狂的な支持を得ています。
 そのライムの内容ばかりでなく、独特のヴォイスとともに繰り出されるマシンガン級の速さを誇るラップ・スキル、フリー・スタイルにもズバ抜けたセンスを感じます。

 ほとんどの曲がドクター・ドレーのプロデュース曲だというニュー・アルバム『リラプス』と銘打たれた本作品は、やはりなにかと話題です。
 エミネムが放つ最新ビデオでは話題のセレブがエミネムの餌食に…。
 風刺を利かせたストーリーとアート・ワークで、海外セレブを一刀両断。
 ブラック・ユーモアがたっぷりな作品で、すでに本国では大きな反響を呼んでいます。

 しかも驚くべきことに年内にアルバムをもう1作発表する予定!
 次作のタイトルは『リラプス2』。
 現在、エミネムはそちらの制作に取りかかっているそうで、制作意欲が沸々とたぎっている模様です。
 日本中のヒップ・ホップ、R&Bファンのみならず、ロック、ポップス、邦楽ファンも注目です!

Text by 中山佳奈(東越谷店<


エミネム-J『リラプス』 [初回限定盤]DVD付 UICS-9106 発売中
最新シングル「クラック・ア・ボトル」はダウンロード記録を更新、ビルボード・シングル・ランキングで1位!ヒップ・ホップ史上最狂のモンスター、4年半ぶりにカムバック!初回限定盤デラックス・エディションは大ヒット・シングル「ウィー・メイド・ユー」字幕入りPVを収録したDVD付き(日本独自企画盤)。
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【2009/06/01 10:20】 | 過去ログ | page top↑
SUMIYA RECOMENDS 『雨を唄えば…Song for Rain』
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>


雨を唄えば…Song for Rain もうすぐ梅雨がやってきます。雨のにおいや、雨が傘にあたる音には独特の風情を感じるし、食べ物の収穫に向けては恵みの季節でもあるけれど、やはり太陽にご無沙汰をしてしまうこの時期は、気分もどんよりしがちですよね。そんな雨の季節、少しでも気分をやわらげるためにはやっぱり音楽を聴くのが一番。ここでは、雨に逆らい、太陽を恋しく思うのではなく、雨に寄り添い、雨をより肌で感じられるようなタイトルをセレクトしてみました。他にも店頭では、こんな季節に観てみたい映画も取り上げています。ぜひ、束の間の晴れ間を狙って、お店に足を運んでみてください。



V.A.
『レインソングス』
Rainsongs-J.jpgCD(2枚組)
MHCL-1083〜4
発売中
水滴が垂れた窓のようなジャケットも印象的なオムニバス。雨のシーンにぴったりなJ-POPのヒット・ソングばかりを集めました。「はじまりはいつも雨/ASKA」「冷たい雨/ハイ・ファイ・セット」「恋人も濡れる街角/中村雅俊」「みずいろの雨/八神純子」…などなど、2枚組30曲を収録。ブックレットには全曲の解説付き。
カーペンターズ
「雨の日と月曜日は」
(『カーペンターズ40/40 〜 ベスト・セレクション』より)
カーペンターズ-JCD(2枚組)
UICY-1441〜2
発売中
雨の日に気分がふさぎ込む憂鬱を歌ったカーペンターズの名曲のひとつ。収録アルバムは今年4月に結成40周年を記念してリリースされたファン投票による選曲のベスト・アルバム。2枚組で全40曲を収録、有名曲、隠れた名曲まで完全に網羅されている。リチャードが高音質SHM-CD用として特別にリマスター。
※初回生産限定特別価格盤が終了後は、通常価格盤(UICY-1441〜2/\3,800 [税込])に切り替わります。
大滝詠一
「雨のウエンズデイ」
(『A LONG VACATION 20th Anniversary Edition』より)
A-LONG-VACATION-J.jpgCD
SRCL-5000
発売中
1981年発表の名盤『ロング・バケイション』収録曲で、当時シングル・カットもされた名曲。独特の色彩感を漂わせる松本隆による絶妙な歌詞、そして静かに淡々と進みながらも心に残るメロディ・ライン、情景を立体的に再現するアレンジ&演奏と、全てが高次元で融合した好楽曲。
ジリオラ・チンクェッティ
「雨」
(『ベスト・オブ・ジリオラ・チンクェッティ』より)
ジリオラ・チンクェッティ-JCD
AMCE-528
発売中
1969年に発表され日本でも大ヒットを記録したジリオラ・チンクェッティの代表曲。後に車のCMソングとして使用されたことで幅広い世代に親しまれている。収録アルバムは60年代イタリアン・ポップスのアイドルが残した名曲を16曲収録したベスト盤。
スー・レイニー
「雨のブルース」
(『雨の日のジャズ』より)
スー・レイニー-JCD
TOCJ-90036
発売中
"レイニー"という名前にかけて、雨に関連する曲目を集めた『雨の日のジャズ』は、スー・レイニーの初期作。雨や雷の音を一緒にとりこんだ音色や透き通ったヴォーカルが、静かに降り続ける雨のよう。ちょっぴり沈んだ心を優しく癒してくれる。
ヴラディーミル・アシュケナージ
前奏曲 第15番 変ニ長調 作品28の15「雨だれ」
(『別れの曲〜ショパン名曲集』より)
アシュケナージ-JCD
UCCD-5082
発売中
20代のショパンが恋人とマジョリカ島へ愛の逃避行に出た時に作られた1曲。滞在中、雨の多い時期だったことから「雨だれ」が完成したと言われている。しとしとと降り続く雨音のように単調な音色が印象的。アシュケナージのピアノ作品全集は86年度レコード・アカデミー賞を受賞。
【2009/06/01 09:56】 | 過去ログ | page top↑
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