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Ken 『IN PHYSICAL』
<初出「Groovin'」2009.04-05/ISSUE#115>

約2年半前に始まったソロ・ワークスの集大成となるであろう、
L'Arc~en~Cielのギタリスト、Kenの1stアルバム!
今、内に秘めた想いを解き放つ!


Ken-A.jpg 3月5日にリリースされたKenの最新シングル『Deeper』。
 そのCDのみの盤には「1st Album Previews」というタイトルの曲が収録されていた。
 その名の通り、すでに発売が決定していた1stアルバムのインタールードとなるトラックだ。
 アルバム収録曲の一部が断続的に繋がるインスト曲。
 それを聴き、雲を掴むようなもどかしさを感じながらも、この先、1ヶ月後には聴くことのできるであろうアルバムの全貌へと、否応なしに気分を掻き立てられた。

 そして、いよいよリリースとなったKenの1stアルバム『IN PHYSICAL』。
 今作には、およそ2年半前、Kenが初めてのソロ・ワークとしてリリースした1stシングル「Speed」ももちろん収録されている。
 ラルクのプロデューサーとしてもお馴染みの秦野猛行によるピアノのイントロからはじまる繊細なメロディと、サビへ向けて広がる豪快なハード・ロック・サウンド。
 めぐる季節の果てにある、安らぎを祈るという日本語詞がとてもよく似合うナンバーだ。
 もう1曲のシングル曲「Deeper」は、深く深く潜水しながらも、どこか燃えたぎるような激情を感じる1曲で、Kenのギタリストとしての魂が炸裂すると同時に、曲の山場では渾身のハイトーン・ヴォーカルも披露している。
 その他、アルバムには、80年代メタルを彷彿とさせるナンバーをはじめ、バラード、打ち込みまで幅広いサウンドを取り入れた。
 母体であるバンドの音楽性でさえすでに多岐にわたり、バンドでできないことは、もはやほとんどない状態でありながら、あえてヴォーカリスト、Kenとして挑んだ今回のソロ活動。
 ラルク的世界との近似値をとりながらも、作り手、イコール、歌い手となって表現した楽曲は、またひと味違う意味を帯びているのではないだろうか。

 6月からはソロ初のツアーもスタートさせるKen。
 世界的人気バンドのギタリストでありながら、ソロ・ヴォーカリストとしては、あくまで新人のポジションで挑んでほしい。
 今はその立ち位置を大いに利用して、ペース配分も、限界すらも知らない男の、体当たりのパフォーマンスを期待したいと思う。
 
Text by 秦 理絵

Ken-J-CD+DVD『IN PHYSICAL』 [CD+DVD] 発売中
L'Arc~en~Cielのギタリスト、Kenの1stアルバム。ドラムス:長谷川浩二、ベース:TAKASHI(BUG)と共に最高の音を追求している。初回限定仕様には両形態とも「KenとBusでゆく"IN PHYSICAL"ミステリーTOURへご招待!」応募抽選券、握手会引換券封入。DVDにはMusic Video等を収録。
Ken-J-CD.jpg『IN PHYSICAL』 [CD] DCCL-8 発売中
※写真は上が[CD+DVD]、下が[CD]のジャケットです。
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【2009/04/30 12:55】 | 過去ログ | page top↑
METAL on METAL #114
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>


全メタル・ファン待望の熱い秋!?が遂にやってきました!! 今年のLOUD PARKも興味深いメンツになっていますね?。皆さんは1日目、2日目どちらへ行きますか?今回は出演数の多い1日目と、出演数を敢えて減らして各バンドにフル・セットに近い時間を設けた2日目と、コンセプトが違っていて迷うところです。出演バンドも1日目は伝説のカーカスが、2日目は若手注目度No.1のブラック・タイドと伝説は見逃せないし、メタルに拘らずロック・ファンたるもの若手の勢いは常に実感していたいものですしね。「ええぃ!もう迷ったら2日間とも行くしかない!!」と、私は決断しました!!!(三津山)



シューガー/シェンカー
『アンダー・コンストラクション』
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シュガー/シェンカー-JCD
MICP-10832
発売中
2008年の素晴らしい来日公演の記憶も新しい神の2009年最初のリリースは、海外では既に2003年にリリースされていたアメリカ人女性ギタリスト「エイミー・シューガー」とのコラボ・アルバム。MSGではないが、誰とやっても唯一無二の神のフレージングはさすがの一言!! マイケルのヴォーカルも聴ける珍しい一品。(三津山)
レヴォリューション・ルネッサンス
『エイジ・オブ・アクアリウス』
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レボリューションルネッサンCD
VICP-64671
発売中
ストラトヴァリウス脱退後「二度とバンドは組まないつもり」と言っていたティモ・トルキがポジティヴな決断をしてくれた!アダージョやアクアリア等のメンバーで構成され、ティモが目指す音楽性が見事に表現されている。特に①は新たなアンセムになる事間違いなし!ティモの気まぐれに終わらないことを祈る!(野邊)
クイーンズライク
『アメリカン・ソルジャー』
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クイーンズライク-JCD
WPCR-13356
発売中
前作『オペレーション:マインドクライム』の成功で勢いに乗る彼らの2年ぶりの新作もコンセプト作。タイトル通りのアメリカが戦い続ける戦争が題材。ジェフ・テイトが自ら米兵にインタヴューし、それを1つの物語にしたそうだが、重い題材に負けない曲作りの妙技とジェフ・テイトの表現力に脱帽!! 素晴らしい!(三津山)
エクソダス
『レット・ゼア・ビー・ブラッド』
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エクソダス-JCD
KICP-1357
発売中
まさに掟破り!現スラッシュ・シーンにオリジネイターからの喝!スラッシャー達の聖書、1stの完全カヴァー・アルバム。全て現行メンバーによる新録音。もちろんゲイリーのベイエリア・クランチも健在。まさにザクザクのジャギジャギ!約24年前体験した衝撃を再び体験出来るこの喜び!全てのリフ・マニアに捧ぐ。初回盤にはカラーステッカー封入。(伊藤)
フェイス・サーカス
『フェイス・サーカス』
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フェイスサーカス-JCD
POCE-16049
発売中
北欧はノルウェーからまた1つ将来が楽しみなバンドが出現!! メロハー・ファンは狂喜するであろうそのサウンドは爽やかの一言!! 聴いていると、ヨーロッパやネルソン、TNTなど懐かしい顔が浮かんでくる、ハスキー・ヴォイスにビッグなコーラス、キラキラ・キーボードに適度にハードなギター!! 気持ちイイ〜!(三津山)
ディレイン
『エイプリル・レイン』
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ディレイン-J
CD
RRCY-21338
発売中
マタイン・ウェスターホルト(ex.ウィズイン・テンプテーション)のプロジェクトが新ヴォーカリストのシャルロット・ウエッセルスを迎え、正式にバンドとして始動!音楽性は前作同様シンフォニック・メタルだが、シャロンよりもポップな響きのシャルロットの歌声により、メタルなのに癒される!いいねぇ〜!(三津山)
ドープ
『ノー・リグレッツ』
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ドープ-J
CD
VICP-64674
発売中
ニューヨーク産のゴス・ロック・バンドの5th!! 個人的に前作を聴いたことがないので比較できないが、粘着質なリフに絡むどキャッチーな歌メロが乗る音楽性には、中毒性があり何度でも聴きたくなる。ヘヴィなばかりで中身のないインダストリアル系バンドが多い中、こいつらの存在感は頼もしい。ライヴが観てみたい。(三津山)
バッド・ハビット
『アバヴ・アンド・ビヨンド』
---------------------------------
バット・ハビット-J
CD
KICP-1360
発売中
北欧メロディアス・ハード、約4年ぶりのニュー・アルバム。非常に寡作な彼らだが発表する作品は全てメロディの宝庫であり、どの作品もその年の名盤として選ばれるほど。今回、特にメロディのクオリティが高く、彼らの作品の中でも屈指の「哀愁美旋律」満載の傑作に仕上がっている。改めて音楽を好きで良かったと思えるほどの名盤。(伊藤)
アダージョ
『アークエンジェルズ・イン・ブラック』
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アダージョ-JCD
KICP-1358
発売中
フランス産のネオ・クラシカル・メタル!2007年には来日を果たし、更に人気上昇中の彼ら。超ヘヴィで、何倍にもアグレッシヴになった新たな一面がみられる5作目。超絶的なギター・ソロやキーボード・ソロも要注目。Voのガスタフォはクリーン・ヴォイスとデス・ヴォイスの両刀使いなのでデスメタル・ファンにもオススメ!(小田川)
マストドン
『クラック・ザ・スカイ』
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マストドン-JCD
WPCR-13301
発売中
今のメタル・シーンにこれほど個性的、それでいてあらゆるロックのルーツを感じさせるバンドがいるだろうか?ブルージー、プログレッシヴ、サイケ、ドゥーム・ハード・ロック?まぁ聴いた奴が何とでも呼べばいいが、多少なりともロックが好き!! 深く聴いている!という自負がある奴はこのバンドを聴いていないとマズイだろ!!(三津山)
レイン・エクシード
『ハイヤー』
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レインイクシード-JCD
KICP-1362
発売中
ハイトーン、高速ギター、疾走感の三拍子揃った全メロスピ・ファン必携の前作から約1年、早くも2ndの登場!! 今回もトミー・ヨハンソンのセルフ・プロデュース、相変わらず音質にもう少し拘ってほしいとは思うが、内容は前作以上に最高!! メロスピ・ファン悶絶!ドラゴンフォースに追いつく日も近いか!?(三津山)
■『METAL ON METAL』 ライター
野邊:マッドブッチャー野邊(富士中央店)
葛原 :トーキングモジュレーター葛原(磐田南店)
市村 :ブラックファイヤー市村(玉川高島屋S・C店)
三津山 :ジョン・ボン・三津山(玉川高島屋S・C店)
伊藤:ヴァルザック伊藤(玉川高島屋S・C店)
小田川:ヴァイキンガー小田川(宇都宮FKDインターパーク店)
【2009/04/01 17:01】 | METAL on METAL | page top↑
ペット・ショップ・ボーイズ 『イエス』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

英国が誇るエレクトロ・ポップ・デュオ、
ペット・ショップ・ボーイズの3年ぶりのニュー・アルバムが到着!
創造性あふれるポップ・ワールドが展開。


ペットショップボーイズ-A差 1980年代より第一線で活躍し続けるエレクトロ・ポップ・デュオ、ペット・ショップ・ボーイズ。
 先日セレモニーが行われた英国最大の音楽賞"ブリット・アワーズ 2009"では、U2、デヴィッド・ボウイ、そして昨年のポール・マッカートニーに続き、特別功労賞を受賞。
 長年シーンに貢献してきたアーティストのみが手にすることのできるこの栄誉を得た彼らが、いよいよ待望のニュー・アルバム『イエス』をリリースした。

 『ファンダメンタル』以来、約3年ぶりのオリジナル・アルバムとなる今作は、ガールズ・アラウドやカイリー・ミノーグらの作品で知られる気鋭のプロダクション・チーム、ゼノマニアを共同プロデューサーに起用。
 ヴォーカルのニール・テナントが「明るいポップ・ソングを集めた作品にしたかった」と語っているだけあって、多彩なアイディアを盛り込みつつも、全編を通してポジティヴな空気に満ちた仕上がりだ。
 "金持ちでなくても、愛があれば幸せになれる"というメッセージを投げかける1stシングル「ラヴ・エトセトラ」をはじめ、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」のメロディーを取り入れた「オール・オーヴァー・ザ・ワールド」、1960年代ポップスを彷彿とさせる「ビューティフル・ピープル」、ナポレオン皇帝の息子の生涯にインスパイアされて作ったという「ローマ王」、トニー・ブレア元首相の言葉を歌詞の一部に用いた「レガシー」など、創造性と遊びゴコロにあふれたナンバーがズラリ。
 彼らならではのポップ・センスと、ゼノマニアのひとクセある音構築が高次元で融合しており、それが新たな魅力となっている。
 なお、彼らの作品の常連である元スミスのジョニー・マーは、今作でも豊潤なギター・プレイを披露してくれているので注目を。

 大ヴェテランでありながら、常にシーンにフレッシュな刺激をもたらしてくれる彼ら。
 この『イエス』を引っ提げた来日公演も実現させて欲しいところだ。

Text by 池 佐和子



ペット・ショップ・ボーイズ-『イエス』 [初回生産限定盤]2枚組 TOCP-66876
約3年ぶりとなるオリジナル・アルバムは気鋭プロダクション・チーム、ゼノマニアを共同プロデューサーに迎え、創造性あふれるポップな世界を構築。元スミスのジョニー・マーも参加。日本盤はボーナス・トラック1曲収録。初回生産限定盤はリミックスCD付き2枚組、紙ジャケ仕様。

【2009/04/01 16:40】 | 過去ログ | page top↑
Catch Up! 『アメトーーク』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>


ametoku-rogo.jpg
©2009 テレビ朝日/吉本興業

木曜深夜のお楽しみ、テレビ朝日系『アメトーーク』が
待望のDVD化!しかも3タイトル同時リリースの太っ腹、
各回に招かれた芸人たちが、己のうんちくを語り倒す!


アメトーーク-A 雨上がり決死隊MCによるトーク・ヴァラエティ『アメトーーク』。
 番組当初はお笑い芸人に限らず、アイドルや役者などを招いてトークを展開していたが、のちに同じ特技や特徴をもった芸人を集め、自分たちの知識や経験などをしゃべり倒す「○○芸人」という企画が大ブレイク。
 メガネをかけている芸人だけを集めた「メガネ芸人」をはしりに、ガンダムへの熱い思いを語る「ガンダム芸人」、家電の事ならお任せあれの「家電芸人」など、目からウロコの得する情報から、知らなくても日常生活には支障のない(笑)深イイうんちく話まで、毎回様々なくくりで爆笑(失笑?)トークを繰り広げている。

 そして今回、放送6年目にして待望の番組DVDがリリース。しかも3タイトル同時発売で、前述の「○○」芸人シリーズの他、『アメトーーク』で再び人気に火がついた"暴君"有吉弘行によるアダ名集、中川家&次長課長の即興コントなど、番組の名場面を惜しみなく収録。
 「家電芸人」の放送後は家電量販店が大繁盛、「餃子の王将芸人」の後は店に長蛇の列と、社会的影響も及ぼす脅威の『アメトーーク』。
 見ない手はありませんよ!

■行って来ました、「アメトーーク DVD」完成披露発表会!


アメトーーク-会見写真1 2月某日、DVDリリースの記者発表が行われました。
 実際のスタジオで、MCのお二方の他、「○○芸人」というプラカードを持って各回の代表芸人たちも登場。

アメトーーク-会見写真2「家電のうんちく話で仕事が増えた」とは「家電芸人」代表の品川 祐(品川庄司)、並々ならぬガンダム愛はついに書籍を発売するまでになった「ガンダム芸人」代表の土田晃之など思わぬ経済効果UPの芸人もいれば、「ここにサバンナの高橋さんがいなくてすいません」と冒頭から謝罪コメントをしたのは「中学の頃イケてないグループに属していた芸人」代表の博多大吉(博多華丸・大吉)。
 そのひねくれた発言も当時に形成された性格からくるものなのだとか。
 少し前の時代ならオタクと敬遠されがちなマニアックな知識も、痛い過去やコンプレックスをもネタに昇華させるその芸人魂はさすが。
 そして会見も佳境に入った頃、山崎邦正が真っ赤なランジェリーを身につけスタジオに乱入!
 番組当初はレギュラーだったという彼が会見に呼ばれない事に腹を立て舞台上で大暴れ。
 "着地の見えない"山崎の歌と踊りの即興ネタに出演者一同笑い崩れる場面も。
 先輩芸人の威厳はさておき逸品の「スベリ芸」で会場を沸かせ、視線を独り占めしていました。

Text by 浜田幸子


★1〜3巻連動購入特典!
応募者全員に特典DVD『ケンドーコバヤシ プレゼン大会 タブー一挙公開完全版!!』をプレゼント致します。詳しくは封入チラシをご覧下さい。


『アメトーークDVD 1』
アメトーク1-J
DVD/YRBY-90111/発売中
第1弾は「○○芸人」シリーズの人気を決定づけた「家電芸人」(プラズマTVと液晶TVの違いは勉強になりました!)、スタッフ陣が芸人たちの深すぎる知識に対応しきれず収録が先延ばしにされていたという「ガンダム芸人」、そしてシリーズのはじまり「メガネ芸人」を収録。特典映像は"暴君"有吉弘行のアダ名集。
『アメトーークDVD 2』
アメトーク2-J
DVD/YRBY-90112/発売中
第2弾は適当と自由の男の扱いを知る芸人が集った「高田純次と絡みやすい仲間たち」、そのホテルを知り尽くした芸人たちがマニアックな視点で解説する「ホテルアイビス芸人」、芸達者な2組による「中川家&次長課長即興コント」を収録。特典映像はアイドル絶叫!本番中に楽屋で好き放題「イジリー岡田の楽屋探訪」。
『アメトーークDVD 3』
アメトーク3-JDVD/YRBY-90113/発売中
第3弾は楽しげに痛々しい過去を語る「中学の時イケてないグループに属していた芸人」、ケンコバの"ゴッド・パウダー"の名言に昇天の「餃子の王将芸人」、エガちゃんのスーツがぎこちない「江頭2:50ひとりゲスト」を収録。特典映像は赤いランジェリーの謎が解ける「伝説の山崎邦正乱入コーナー」を収録。


【2009/04/01 16:32】 | 過去ログ | page top↑
Catch Up! 『おくりびと』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>


ロゴ
©2008 映画「おくりびと」 製作委員会

未経験可・高給保証・実質労働時間わずか…。
元チェリストが好条件につられて始めた新しい仕事は「納棺師」だった。
数々の葬儀を通して、主人公が得たものとは…?


おくりびと-場面1 世界各国の数々の映画賞を受賞し、遂には日本映画として初めて第81回アカデミー賞外国語映画賞を獲得した話題作が待望のDVD化。
 物語は、チェロ奏者としての第一歩を踏み出したばかりの大悟(本木雅弘)の所属するオーケストラが突然の解散に見舞われるところから始まる。
おくりびと-場面A高額のチェロをローンで購入していた大悟は、故郷にある母が遺した家で生活しながら働くことを決意。妻の美香(広末涼子)も賛同し、新しい生活が始まる。大悟は好条件の仕事を見つけるが、その業務内容は遺体を棺に納める儀式を執り行う「納棺」だった。
 困惑しながらも働き、様々な人々の葬儀に携わっていくにつれ、大悟も自分自身の「生き方」についても考えるようになっていく…。
おくりびと-場面2 ともすれば、かなりシリアスな人間ドラマになりそうなストーリーだが、随所にクスリと笑えるエピソードを盛り込みメリハリをつけた展開になっており、「死」や「生」をテーマにしている割には軽やか
 。また、本木をはじめとする出演者たちのどこか飄々とした佇まいがとても自然でリアルだったため、いつの間にか大悟や納棺される故人、またその親類などに感情移入することができた。
おくりびと-場面3 本作では様々な故人とその遺族が出てくる。
 大往生した故人を愛おしみ、微笑みながら最期を見守る遺族。伝えられなかった想いを抱きながら悲しむ遺族。故人を、そんな「想い」と共に美しく棺に納めるのが「納棺師」なのだということを初めて知り、とても崇高な職業だなと思い、感動した。
 観賞後は、私自身の「死」や「生」についても考えさせられた。誰が葬儀に参列して悲しんでくれるのか。そこで自分についてどんな話をしてくれるのか。
 私自身は誰かに想いを伝え忘れていないか…。何気ない今日という1日を大切に過ごしたくなり、大切な人と何気ない話をする為に携帯電話を取り出していた。

 アカデミー賞受賞が報道され、日本全国がフィーバーしているが、腰を据えリラックスしてじっくりと堪能してほしい作品。本木が随所で魅せる「納棺の儀」の美しい所作も必見です。

Text by 宮城 宙


『おくりびと』
おくりびと-ジャケ
DVD
ASBY-4336
発売中
日本映画として初めて第81回アカデミー賞外国語映画賞を獲得した話題作が早くもDVD化。「死」や「生」をテーマにしつつも重くなり過ぎず、柔らかな気持ちになれる感動作です。本木雅弘が随所で魅せる「納棺の儀」の美しい所作も必見です。初回限定豪華アウターケース付き。
【2009/04/01 16:13】 | 過去ログ | page top↑
ザ・フー 『アメイジング・ジャーニー』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

「伝説」は終わらず、生き続ける。
イギリスが生んだロック・バンド、ザ・フー(The Who)の歴史!
デビュー前から実に40年を超える物語がここに明らかになる!


THE-WHO-J.jpg 昨年、奇跡の単独来日を果たしたザ・フー。
 ピートの生ウインドミル、ロジャーの曲を追うごとに迫力を増すヴォーカル。
 この日を涙で迎えたファンも多かったはず。
 その、ザ・フーの最新ドキュメンタリー映画がDVDで発売になる。
 『キッズ・アー・オールライト』以来30年近くが経ち、一旦は解散し、その後活動を再開した彼らの、今に至る最高のロック・ドキュメンタリーである。
 映画は4人それぞれの生い立ちと出会いから始まる。
 メンバーひとりひとりにスポットを当て、初期の彼らの個性を偽りなく証言。
 栄光とは裏腹に、早い時期から起こっていたメンバー間の対立や、バンドの危機。
 そして、苦悩。
 一見華やかに見えるバンドが、実は薄氷の上を歩くように繊細で破壊的な側面があったことを覗かせる。
 栄光と挫折、その先にある絶望、そして再生。
 バンド名を変え、モッズ・ファッションに身を包み、町のワルからスーパー・スターへ。
 しかし、ますます深まるメンバー間の亀裂、キース・ムーンの死。
 この後、バンドは長い低迷期に入り、解散。
 バンドは意外な理由で復活を遂げるが、それも長くは続かない。
 ジョン・エントウィッスルの予期せぬ死。
 その事で、常に対立関係にあったピートとロジャーの友情が、何にも代えがたい強固なものになった。
 まるで名作映画を見るような、ドラマチックで重みのある素晴らしいドキュメンタリーである。

 もう少し演奏シーンを長く見ていたいという向きもあるが、コレクターズ・エディション、デラックス・エディションともに「リアル・グッド・ルッキング・ボーイ」のレコーディング風景を含むアナザー・ドキュメンタリーを収録。
 さらに、デラックス・エディションのみロンドン・コロシアムでの144分に及ぶライヴ映像や、本編にも登場した「レイルウェイ・ホテル・ライヴ」(7分だが)、リーズ大学でのライヴ映像が、こま切れながら現存するものを全て収録。
 そして、長い間お蔵入りになっていた、キース・ムーンが一般客を前に行った最後のザ・フーのライヴ「ライヴ・アット・キルバーン」を64分にわたって収録している。
 ファンには涙ものの作品である。

Text by 濱田尚子(サイバーショップ)



THE-WHO-J-デラックス『アメイジング・ジャーニー』 [デラックス・エディション]4枚組 PCBP-51798
イギリスが誇る伝説のロック・バンド、ザ・フーの最新ドキュメンタリー・フィルムがDVD化!デラックス・エディションはピクチャー・ディスク仕様で、幻の未公開ライヴ映像を収録した4枚組、アウター・ケース付き、ミニ・ブックレット封入、その初回生産限定版はデジパック仕様。
※写真は[デラックス・エディション]のジャケットです。
[コレクターズ・エディション]2枚組 PCBP-51799
【2009/04/01 16:10】 | 過去ログ | page top↑
桑田佳祐 『昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

桑田佳祐のライフワーク=Act Against AIDS 、12年ぶりに映像作品化!
そのタイトルは『昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦』!
桑田のエンターテイナーとしての真骨頂を目撃せよ!


桑田圭祐-A 2008年11月30日、12月1日、12月2日の3日間にわたって開催されたAct Against AIDS 2008が遂にDVD化された。
 1993年以降、桑田佳祐はエイズ啓発活動・Act Against AIDS (以降AAA)の一環としてコンサート・イヴェントを開催してきた。
 ジャズ、ロック・スタンダード、ビートルズなど、毎回趣向を凝らしたテーマを掲げてきたが、今回のテーマはなんと「ひとり紅白歌合戦」。しかも演奏したのは全61曲という脅威のエンターテインメント・ショーになった。そのタイトルも、『昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦』。

 坂本 九の「上を向いて歩こう」に始まり、「君だけに愛を」(ザ・タイガース)、「あの日にかえりたい」(荒井由実)、「SWEET MEMORIES」(松田聖子)、「LOVE LOVE LOVE」(DREAMS COME TRUE)などなど、世代やジャンルを超えて選ばれた全61曲による圧巻のステージが繰り広げられた。
 「長崎は今日も雨だった」(内山田 洋とクール・ファイブ)では巨大モニターでクール・ファイブの5人を桑田自身で演じ分けてみたり、「魅せられて」(ジュディ・オング)では某大物演歌歌手の紅白恒例のド派手衣装を彷彿とさせるセットに埋もれてみたり、「あの鐘を鳴らすのはあなた」では身長40m体重65tという怪物の様なオリジナル・キャラクター「和田アキ男」を白組として紹介するなど、長丁場を飽きさせない演出が随所に盛り込まれていた。
 もちろん、歌自体はしっかりと歌い上げており、桑田の特徴的な歌声と圧倒的な歌唱力により、耳馴染んでいるためにサラッと聴き流してしまいそうな往年のヒット曲のクオリティの高さを再発見できたりもした。
 そんなバランス感覚の良さに日本を代表するエンターテイナーとしての底力を思い知らされた。

 昭和歌謡曲(およびJ-POP)の歴史を振り返るとともに、桑田のミュージシャンとしてのエッセンスを感じ取ることができる本作。ファンでなくとも、画面の前で一緒に歌って楽しんで欲しい。

Text by 宮城 宙
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【2009/04/01 16:05】 | 過去ログ | page top↑
鶴『情熱CD』
<初出「Groovin'」2008.01-02/ISSUE#112>



INTERVIEW

鶴-A



メジャー・デビューから1年。鶴がいよいよ待望のメジャー1枚目となるアルバムをリリースする。
昨年の鶴はもちろん初期の名曲から最新のナンバーまで、その魅力をたっぷりと詰め込んだ『情熱CD』についてインタヴュー。
その日もアフロにキモシャツ(鶴が命名)という70'sファッションに身を包んだ3人が、アルバムへの想いを丁寧に語ってくれた。





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【2009/04/01 15:59】 | インタヴュー | page top↑
come to my shop, please!! ウチヘオイデヨ!! Vol.2 豊田高橋店
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>


ウチヘオイデヨ!!


Vol.2 豊田高橋店
店長
石間俊弘
toshihiro ishima



店頭
左:売場全景。賑わいと季節感溢れる売場づくりに努めています。
右:DVDアニメ・コーナー。担当手製のPOPイラストが目をひきます。



企画 車の街、豊田市の中心部で、こぢんまりとした店内ですが、市内一番の品揃えで営業を続けている豊田高橋店です。
 静岡の方からみれば世界のトヨタのお膝元で、大都会だろうという印象があるとは思いますが、郊外の立地で田舎の雰囲気すらある、自然に囲まれたのんびりおっとりとしたお店です。
 車の運転をする方も多い街ですので、休日には家族連れ、平日は高校生からご年配の方まで、男女問わず幅広くご来店いただき、地域に愛されるお店だと自負しております。
フォーク しかしそんな雰囲気とは裏腹に、当店最大の売れ物といえば、洋邦パンクを中心としたインディーズやアニメを中心としたDVD作品など非常にコアなもので、特にJ-ヒップ・ホップやJ-レゲエ、お笑いDVDは、すみや全店の中でも屈指の売上げを誇ります!
 狭い店内ですが、映像、試聴を最大限に設置して、誰もが楽しめるお店を目指し、日々努力しております。
 ご存知のとおり、非常に厳しい社会情勢の震源地にはなっておりますが、市内一番の座をしっかりと守り、様々な角度や切り口からの商品提案を徹底しながら、これからも地域の方に愛されるお店でいられるよう、がんばっていきたいと思っております。
集合写真
<写真>
上:ユニークな切り口のスタッフ考案企画が店一杯に。
中:1970年代日本のフォーク/ロック。根強い人気のコーナーです。
下:当店朝から夕方まで担当のスタッフ。キッズからクラシック、話題の映像作品、ゲームと何でもすぐに対応します。お気軽にお問い合わせ下さい!



石間俊弘のMy Best Choice!!


JaR
『SCENE 29』
JaR-SCENE-29.jpgCD
PCCY-50015
発売中
1980年代に私が最ものめり込んだギタリストがジェイ・グレイドン。ブ厚い音色で楽曲の中を縦横無尽に駆け巡るメロディアスなギター・ソロ。2008年末にHQCDで再発されたこのアルバムは、今のテクノロジーに則りながらも、まるで自分があの時代にタイムスリップしたかの様な錯覚を覚えさせる、AORの傑作です。



豊田高橋店
【2009/04/01 15:57】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
Catch Up! 『レッドクリフ Part Ⅰ』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>


レッドクリフ-ロゴ

「三国志」屈指のエピソード「赤壁の戦い」を
製作費100億円投入して名匠ジョン・ウーが描いた超話題作
『レッドクリフ PartⅠ』。
そのDVDが4月10日劇場公開の『PartⅡ』に先がけて堂々登場!!


レッドクリフ-場面1(メイン
■ストーリー
 西暦208年、当時絶大な権力を有する覇者・曹操は80万の大軍をもって対抗する劉備を追撃し、呉の孫権に降伏をせまる。
 劉備の軍師孔明(金城 武)は曹操軍の脅威に対抗するため孫権の元へ劉備との同盟を説得するために出向くが、呉の大勢は曹操への降伏論に傾いている。
 しかし孔明は呉軍にあって交戦派の将軍・周瑜(トニー・レオン)と信頼関係を築き、迷う孫権を決意させ同盟を実現させる。
 数の上で圧倒的に不利な連合軍であるが、初戦において孔明、周瑜による奇策「九官八卦の陣」をもって曹操軍を迎撃し、劉備軍の猛将・関羽、張飛、趙雲の活躍もありこれを見事に撃破する。
 しかしまだ大軍を擁する曹操軍は2000隻の大船団をもって連合軍を壊滅すべく赤壁へと向かう。



レッドクリフPartI-場面1 日本でも根強い人気の中国歴史ロマン「三国志」。その大長編の中でも白眉(これも三国志由来の言葉)のエピソード「赤壁の戦い」を題材とし大ヒットした『レッドクリフ PartⅠ』のDVDが発売された。この映画はPartⅠ、Ⅱと分かれ、完結編の『PartⅡ』は4月10日に劇場公開される。
 『PartⅠ』では登場人物の紹介、相関関係、物語背景等が描かれていて、『PartⅡ』のクライマックス「赤壁の戦い」になだれ込む大いなる序章となっている。序章といっても魅力的な人物描写の数々、スケールの大きい大戦闘シーンなど見所は充分盛り込まれていて秀逸な娯楽大作となっている。なにせ監督が名作香港映画『男たちの挽歌』シリーズを経てハリウッドに活躍の場を移し『ブロークン・アロー』『フェイス/オフ』『M:I-2』をヒットさせたあのジョン・ウーだから観客を退屈させるはずがなく、この映画でもジョン・ウー美学が遺憾なく発揮されている(やはり白い鳩は飛んだ)。
 中国人でありハリウッド映画で実績を残した彼が、この中華の大叙事詩を題材とした大作を手がけた意義は大きいと思う。
レッドクリフ-場面2 「三国志」好きは自然と皆それぞれが登場人物のイメージ像が出来上がってしまい、正直なところ実写の映像を目の当たりにすると、そこに一部違和感が生じる事は否めない。
 その点で私も劇場公開の際、人物に関しては多少の居心地の悪さも感じたが(主演2人に関してはナイス配役!)、今回DVDで再見していると当初の違和感が薄れて馴染んでいくのが分かった。
 『PartⅠ』は性質上、説明部分が多くならざるをえなかったが、その分『PartⅡ』では相当に面白い物語が展開するだろうと確信している。そのためにも今回のDVDで下地をしっかりと作って、劇場に出かけよう。

Text by 深石耕一(渋谷店)



★〈コレクターズ・エディション〉仕様内容
・三方背豪華アウターケース/3枚収納デジパック仕様/ピクチャーレーベル仕様
・本編ディスク[本編147分+PartⅡ先行スペシャル映像+予告編集他]
・特典ディスク1[監督・キャスト来日記者会見映像、東京国際映画祭舞台挨拶映像、インタヴュー映像、TV特番映像他]
・特典ディスク2[メイキング映像、TV-SPOT集(8種)]
・封入特典[100P豪華解説本、キャストフォトカード集11枚、『レッドクリフ Part Ⅱ』映画鑑賞割引券、『三国志大戦3』オリジナル武将カード (EX周瑜)、PSP(R)『真・三國無双 MULTI RAID』特典付きチラシ (ゲーム内アイテム用パスワード記載)]

★〈スタンダード・エディション〉仕様内容
・本編ディスク[本編147分+PartⅡ先行スペシャル映像+予告編集他]
・特典ディスク[メイキング映像、TV-SPOT集(8種)]
・初回分のみスリーヴ仕様、『レッドクリフ Part Ⅱ』映画鑑賞割引券、PSP(R)『真・三國無双 MULTI RAID』特典付きチラシ(ゲーム内アイテム用パスワード記載)封入

★[Blu-ray]仕様内容
・本編147分+インタヴュー映像+予告編集他
・初回分のみ『レッドクリフ Part Ⅱ』映画鑑賞割引券封入




『レッドクリフ Part Ⅰ』
レッドクリフPartⅠ-J
[DVD]
〈コレクターズ・エディション〉3枚組
AVBF-29153〜5
〈スタンダード・エディション〉2枚組
AVBF-29156〜7
[Blu-ray]
AVXF-29158

昨年秋に公開され大ヒットした『レッドクリフ PartⅠ』がDVD&Blu-rayで発売。後半の連合軍が「九官八卦の陣」をもって曹操軍を迎撃する戦闘場面は圧巻、その他曹操軍2000隻の大船団、魅力的な登場人物の数々等見所満載。『PartⅡ』を観る前に要チェック!〈コレクターズ・エディション〉は初回生産限定。
※写真は[DVD]〈スタンダード・エディション〉のジャケットです


【2009/04/01 15:44】 | 過去ログ | page top↑
メロディ・ガルドー 『マイ・オンリー・スリル』
<初出「Groovin'」2009.04-05/ISSUE#115>

『夜と朝の間で』で世界中の賞賛を浴びたメロディ・ガルドーが
待望の新作をリリース。ストリングスの艶やかな衣装を身に纏った、
心の琴線に触れる情熱的で官能的なアルバム。


メロディ・ガルドー-A-4C ノラ・ジョーンズ以降、"ジャジー・ノット・ジャズ"として注目を集める女性ヴォーカリストの中でも、とりわけ注目を集めているのがメロディ・ガルドーだ。
 昨年リリースの1stアルバム『夜と朝の間で』が世界中で絶賛されたことは記憶に新しい。
 何遍も聴いていると、単なる"ジャジー・ノット・ジャズ"という枠には収まらない底知れぬ可能性を感じる。
 そう、"ジャズとブルースの間"という表現がピッタリくるのだ。
 単に耳ざわりの良いヴォーカル・アルバムなら他にもあるけど、メロディ・ガルドーの歌には聴き流すことのできない独特の雰囲気がある。
 まるで夜のしじまで逢瀬をくり返すように、彼女の虜になっていくのだ。

 そんな雰囲気を確かなものとするのが、2ndアルバム『マイ・オンリー・スリル』だ。
 全編を通じて豊潤なストリングスの音色で彩られている本作は、巨匠ラリー・クラインをプロデューサーに、ヴィンス・メンドーザをオーケストラ・アレンジに迎えている。
 このことがメロディ・ガルドーの歌に確かな艶を与え、より情熱的で官能的な音楽となった。
 「ベイビー・アイム・ア・フール」「心の奥深くに」などで聴かせる古き良き映画音楽のように夢見心地なストリングスの調べ。
 「コンフォート・ミー」の、傷ついた心の燻りを独白するブルース。
 「イフ・ザ・スターズ・ワー・マイン」や「レゼトワール〜流れ星」に漂うラテンの香り。
 そして、彼女自身が奏でる繊細なピアノが、やさしくクールに艶やかさを挿し込んでいる。
 また、スタンダード・ナンバー「虹の彼方に」のカヴァーがとても素晴らしい。
 これまでたくさんのアーティストに歌い継がれてきた名曲を、ラテンの調べに乗せて鮮やかに歌いきっている。
 まったく新しい解釈による新たな名曲の誕生だ。

 メロディ・ガルドーの音楽を言葉で説明するのはとても難しい。
 でも、彼女の歌は聴くものを強烈に惹きつけて止まない。
 そのスモーキーなヴォーカルは、とてもセクシーで、また時にチャーミング。
 こんなに魅力的な女性ヴォーカリストはちょっと他に見当たらない。
 だから何遍も何遍もくり返し聴きつづける。
 彼女との夜毎の逢瀬を楽しむように…。

Text by 鈴木 篤(すみや本社 営業グループ)



メロディ・ガルドー-J-4C『マイ・オンリー・スリル』 UCCU-1186 4/8発売
2008年の1stアルバム『夜と朝の間で』が世界中から絶賛されたメロディ・ガルドー、早くも2ndアルバムをリリース。ストリングスの彩りでより一層艶やかさを増した歌。心の琴線に触れる情熱的で官能的なアルバム。「虹の彼方に」のカヴァーや日本盤ボーナス・トラック1曲を含む全13曲収録。
【2009/04/01 15:42】 | 過去ログ | page top↑
EXILE 『EXILE LIVE TOUR "EXILE PERFECT LIVE 2008"』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

14人体制となった新たなEXILE!この新たな扉を開けるのと同時に
2008年パーフェクト・イヤーのライヴ映像をDVD化!!
なかなか見ることのできない彼らのライヴをご自宅で堪能してください!!


EXILE


 日本を代表するエンターテイメント・グループ、EXILE…現在、彼らのライヴを目にすることがとても難しくなっている。
 昨年11月から全国で40万人を動員した5大ドーム・ツアーは発売と同時にチケットが完売。そんな事情もあるので、もしかしたら彼らのライヴを見たくとも、なかなか生で見ることのできない人も多いかと思う。
 だからこそ今回のライヴDVDは、ライヴに行った人はもちろん、まだEXILEのライヴを見たことがない人にも見てほしい。
 僕自身、今でも過去のライヴ映像はよく見ているし、その度にいつもファンで良かったと心から思うのだが、正直、今回の映像作品では、今までこんなにも感動したり興奮したことがあっただろうかと、身震いした。

 DVDの内容は、2008年に出した3枚のベスト・アルバムの曲がメインとなっている。
 前半は「Touch The Sky feat. Bach Logic」や「real world」などのダンス・チューンが多くなっている。EXILEのライヴでは欠かせないダンスや演出がここで大いに見られるのだ。
 中盤から後半にかけてはキャッチーな曲とバラードの曲が交ざりながら披露されている。ここで注目したいのが「24karats」という曲だ。この曲ではEXILEの他にCOLORやJ Soul Brothersも登場する。デビュー当時から好きだったこれらのグループが同じ画面で見られることはとても嬉しいことだ。
 最後の曲である「Love, Dream & Happiness」でもこれらのグループを目にすることができる。他にも様々なグループと共演しているが、意外なことに、あの人気コラボ曲GLAY×EXILEの「SCREAM」も収録されている(GLAYはスクリーン映像で登場)。この曲はライヴでなかなか見ることができなかったので驚きだ。
 さまざまなグループと共にライヴを演出できるのも、EXILE流のエンターテイメントだと思う。

 3月1日の発表でEXILEは、J Soul Brothersと合体して新たなに14人のグループとして活動をスタートさせた。また更にパワー・アップしたパフォーマンスを見せてくれることだろう。

Text by 村山寛樹(市原白金通り店

EXILE_ジャケット『EXILE PERFECT YEAR 2008 ULTIMATE BEST BOX』 RZCD-46200〜2/B〜E 発売中
200万枚を突破した『EXILE BALLAD BEST』をはじめ、2008年にリリースされた3枚のベスト・アルバムをPVやライヴ映像収録のDVD付きでまとめたボックスが登場。豪華特殊パッケージ仕様、初回限定生産盤。

EXILE-J-DVD.jpg『EXILE LIVE TOUR "EXILE PERFECT LIVE 2008"』 RZBD-46157〜8 発売中
ついに!伝説のドーム・ツアーをDVD化!!40万人を動員し、EXILE PERFECT YEAR 2008を締めくくる初のドーム・ツアーの東京公演を完全収録!!シングル曲満載!ライヴ初披露曲満載、140分を超える全25曲収録のまさにパーフェクトなライヴDVD!!
【2009/04/01 15:38】 | 過去ログ | page top↑
松任谷由実 『そしてもう一度夢見るだろう』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

お待たせしました!YUMING Presents。
前作の『A GIRL IN SUMMER』から3年ぶりのオリジナル・アルバム
『そしてもう一度夢見るだろう』が春の訪れとともに登場です。


松任谷由実-Aサブ
 待ちに待ったこの瞬間、私にとって3年は長かった。
 長かっただけにこのアルバムへの思い入れは人一倍強かったと思います。でも今回もユーミンは私の期待通り、いえ、それ以上に応えてくれました。ジャケットも相変わらずおしゃれ度120%、ワールドワイドなユーミンを物語るように素敵なスーツに身を包んだ空港のロビーでの風景、すごく納得です。

 さて収録曲はと言うと、1曲目の「ピカデリー・サーカス」からはじまり、NHK『探検ロマン世界遺産』テーマソング「Flying Messenger」、「YUMING SPECTACLE SHANGRILA Ⅲ」イメージソング「人魚姫の夢(Album Version)」の他、「黄色いロールスロイス」にはヴォーカルに加藤和彦が参加と、タイアップ曲あり、コラボありと盛りだくさんの全10曲です。
 なかでも今回特に注目してほしいのは加藤和彦との共演です。ロックン・ロールを基調とした「黄色いロールスロイス」の人物イメージが加藤和彦だったことから、アレンジからヴォーカルまで本人に依頼してしまうところがユーミンならでは。その甲斐あってとても軽快で楽しい1曲に仕上がっています。
 そしてもうひとつすごい事がミキシング・エンジニアとして、ジョージ・ベンソンの『ブリージン』、マイケル・フランクスの『アート・オブ・ティー』、ナタリー・コールの『アンフォゲッタブル』等、数々のヒット作品を手がけ、十数回もグラミー賞を受賞しているアル・シュミットが参加。新たなユーミン・サウンドを作り上げています。

 私のお薦めを加えさせていただくと「ハートの落書き」「Judas Kiss」「夜空でつながっている」は懐かしいユーミン・サウンドを彷彿とさせてくれます。「Bueno Adios」はタイトルからも分かるように、ユーミンお得意の異国情緒たっぷりの曲で聴き手を南米へと誘ってくれます。

 思い起こせば私とユーミンとの出会いは中学生の頃、ふとつけたラジオから流れた「あの日にかえりたい」でした。聴いた瞬間の衝撃は今でも覚えています。それまでアイドルの歌う歌謡曲しか知らない私にとってそれは一種のカルチャー・ショックでした。
 それ以来ユーミン一辺倒。ありきたりの言葉だけれど私の青春はユーミンのアルバムと共に過ぎてきたようなものです。
 その頃のユーミンは半年に一度くらいのペースでアルバムを出していたような気がします。ユーミンの作り出す春夏秋冬、ひとつひとつの楽曲に涙しては微笑んでいました。

 今回の『そしてもう一度夢見るだろう』はデビュー・アルバム『ひこうき雲』から数えて35作目のオリジナル・アルバムです。その1枚1枚に私のようなユーミン世代が人生を重ねていることでしょう。
 その数十年のうちに世界は変わり、私も変わりました。変わってほしいものも、変わらないでいてほしいものもあります。そんな、めまぐるしく変化する現代において私にとってのユーミンは「変化する存在」ではなく「進化する存在」と捉えています。
 ユーミンは常に進化し続けています。
 今までも、そしてこれからも、私の人生はユーミンのアルバムとともに続いていくでしょう。

Text by 小山田みゆき(君津店)

松任谷由実-J『そしてもう一度夢見るだろう』 TOCT-26810 4/8発売
前作『A GIRL IN SUMMER』より3年ぶりとなるオリジナル・アルバムはデビュー・アルバム『ひこうき雲』から数えること35作目。NHK『探検ロマン世界遺産』のテーマソング「Flying Messenger」、加藤和彦との共演「黄色いロールスロイス」を含む全10曲。初回盤はデジパック仕様。



  PRESENT_20080905144612.jpg

■読者プレゼント

松任谷由実-読プレデビュー・アルバム『ひこうき雲』から数えること35作目。3年ぶりのオリジナル・アルバム『そしてもう一度夢見るだろう』を4月8日にリリースする松任谷由実(P39に掲載)の【オリジナル・ポストイット】を3名様に!
(提供:EMIミュージック・ジャパン) 

>>詳しい応募方法はこちら!!


【2009/04/01 15:36】 | 過去ログ | page top↑
Utada 『This Is The One』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

あの全米デビュー・アルバム『EXODUS』から5年。
湧き出る自信に基づいて、より自由にUtadaの音楽の追求した、
待望の2ndアルバム『This Is The One』!
再び全米の音楽シーンに挑む。


Y.Kikuma
Utada-A差し替え0312 ひるまない、果敢なアーティストだと思う。
 あの全米進出アルバム『EXODUS』から5年、Utadaの2ndアルバムがいよいよリリースされた。
 かつて2004年9月8日、Utadaが初めて英語圏のリスナーに向けて発表した1stアルバム『EXODUS』。持ち前の高いソングライティング技術はさることながら、まだ見ぬ世界への進出を目前に控えた意気込みを多分に感じさせるその内容は非常に実験的で、趣向を凝らしたポップ・アルバムという印象だった。
 当時21歳。ともすれば、安定や惰性に身を委ねても良いだろうに、それを決して許さないのがUtadaの愛すべき個性だと思う。そして、自身の可能性を賭けた貪欲なチャレンジは今も続いている。
 『EXODUS』の貴重な経験を経た今、あの頃の心境を冷静に分析できるようになった26歳のUtada。2ndアルバム『This Is The One』は気負いや不安から開放された、より成熟した自由なアルバムになったのではないだろうか。

 この原稿を書いている時点で聴けるのはMySpaceで試聴できる1stシングル「Come Back To Me」のみ。クラシカルなピアノのイントロから始まるR&Bテイストのスロー・バラードだ。アルバムには他に、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」をカヴァーした「Merry Christmas Mr.Lawrence - FYI」を収録。この曲がアルバムの中でかなり重要な役割を果たし、現在のUtadaを紹介する上で相応しい楽曲であるとのこと。
 それと対照的な爽やかなナンバーとしては、アルバムに収録されているヴァージョンのヴォーカルはほぼ全てデモとして録音された音源を使っているという「Apple And Cinnamon」、Utada自身が最も気に入っている「Me Muero」は遊び心に溢れ洗練されたナンバーだとか。
 今作に関してUtadaは次のように、オフィシャルにコメントを寄せている。
 「私は基本に戻りたかった。ギミックじみたものじゃなく、ただ率直で自信に満ちていて、ユーモアのセンスを備えていて。自分がやっていることに私はとことん確信を抱いていたし、とにかくより大人になれた…ここにきてようやく」と。
 とても頼もしい言葉だ。
 逆に『EXODUS』の頃については「自信が欠落していた。力みすぎて、自然じゃなかった」とも語る。個人的には、どちらも彼女であることには変わりないし、不自然になってしまうことも、未知への挑戦である以上は自然なことだと思う。強くもあり、一方で人として当然脆い部分もあるという、それだけで魅力的なUtadaのパーソナルには違いないのだから。
 そんな私自身の想いや、自身の1stアルバムへの評価はさておき、あの『EXODUS』を経た今、『This Is The One』はUtadaが確固たる自信をもって挑んだという点で、改めて自己紹介的な意味を持つアルバムになりそうだ。

Text by 秦 理絵(Groovin’編集部)

Utada-J差し替え0312『This Is The One』 UICL-1088 発売中
『EXODUS』以来5年ぶり、待望の2ndアルバム。プロデューサーにはNe-Yo、リアーナ、ビヨンセらを手がけるスターゲイト、ブリトニー・スピアーズ、マドンナ、マライア・キャリーらを手がけるトリッキー・スチュワートが参加。日本盤エキストラ・リミックス2曲を収録。
【2009/04/01 15:28】 | 過去ログ | page top↑
Fun, Fun, Fun File 2 『TATSURO from NIAGARA』
<初出「Groovin'」2009.02-03/ISSUE#113>

1980年に「勝手に」リリースされた編集盤が、
29年の時を経て「ナイアガラ公認カタログ」として遂にCD化!
若き日の山下達郎の活動を俯瞰でとらえられる好内容。


TATSURO-FROM_代用A 『TATSURO from NIAGARA』…このアルバム・タイトルを聞く度、今まではちょっと複雑な気持ちになってしまうナイアガラ・ファンも多かったことだろう。
 若い方には何のことだか分からないと思うので、まず簡単に説明しておこう。
 1970年代の後半のこと、当時日本コロムビアと契約していた大瀧詠一率いるナイアガラ・レーベルは、同社より作品のリリースを続けていた。第1弾アルバムは1975年、山下達郎率いるシュガー・ベイブの『SONGS』、それに続いたのは大滝詠一の2ndアルバム『NIAGARA MOON』(この2作は当初エレックから発売、のちコロムビアから再発)。
 当時、歌謡曲やフォーク、ニュー・ミュージックと呼ばれるジャンルのアーティストがもてはやされる中で、ナイアガラのサウンドはこれらとは全く方向性が異なり、洋楽的な発想に基づいた独自の路線を突き進んでいた。また作詞・作曲・アレンジはもとより、歌手、エンジニア、プレイヤーからCM音楽作家、ラジオDJに至るまで、様々な角度から音楽へのアプローチを図っていた大瀧の姿勢は、ファンやミュージシャンの間では唯一無二な存在として知られていた。

 1975年4月から1978年8月までの間に、ナイアガラは実に10作のユニークなアルバムをリリースしている。そしてその中から山下達郎や大貫妙子をはじめ、伊藤銀次、坂本龍一など希有な才能がここからジャンプ・アップしていった。しかしセールス的な不振もあって1978年11月にリリースの『Let's Ondo Again』(ナイアガラ・フォーリン・スターズ名義)を最後に一旦、レーベルとしての活動を停止することになる。
 だがナイアガラとコロムビアの契約はまだ残っていた。そこでコロムビアが考えたのが、その後の1980年5月に発表したシングル「RIDE ON TIME」でブレイクした山下達郎にスポットを当てた、ナイアガラ期の音源による編集盤のリリースだった。
 そしてシュガー・ベイブの『SONGS』やオムニバス盤『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』、及びナイアガラ・トライアングル名義でのシングル「幸せにさよなら」からセレクトされ、1980年7月10日に発売されたのが『TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA』だった。

 このような経緯でレコード会社の一方的な企画で発売されたため、本作は以来今日までずっと「ナイアガラ/山下達郎の非公認アルバム」という位置づけだった。
 このオリジナルLP は、いかにも特急臨発で作られたと思われる赤紫地にナイアガラのロゴとタイトルだけが配された味気ないジャケット、そして黒地の帯には黄色の文字で「ナイアガラ・レコード時代に山下達郎が残したベスト・テイクがここに…」という付け焼き刃的なコピーが添えられていたにも拘わらず、その後の山下達郎の大活躍によって皮肉にも変な形でマニア心をくすぐるアイテムとなり、また大滝詠一が『ロング・バケイション』『イーチ・タイム』などでヒットを記録することによって、ナイアガラ・レーベルの幻のカタログとしてレア度も鰻登りに…。
 当然、非公認アルバムのためCD化もされず、それが余計に中古盤市場での人気を上げることになってしまう。
 しかし2001年の『A LONG VACATION 20th Anniversary Edition』から始まったナイアガラ・アニヴァーサリー・リイシュー・シリーズも佳境を迎え、『SONGS 30th Anniversary Edition』『Niagara Moon 30th Anniversary Edition』『NIAGARA TRIANGLE Vol.1 30th Anniversary Edition』『NIAGARA CALENDAR 30th Anniversary Edition』などが続々リリース。
 そしてこれらに続いて遂にこの非公認アルバムにも光が当てられることになった。改めて大瀧詠一のリマスターによって一部音源を入れ替えられて新装盤としてお目見えした本作、こうやって改めて聴いてみると1970年代中盤に山下達郎がいかに素晴らしい才能を持ってシーンに登場したのかを再認識できる好内容となっている。
 また味気なかったジャケットも、1970年代のナイアガラ作品を多く手がけたイラストレーター、中山泰の手によって新たに描かれ、遂に公式盤としてここに完成した。

 熱心なファンにとって今回の目玉となるのは、何と言っても山下達郎のヴォーカルによるM-11「幸せにさよなら」だろう。もちろん未発表音源だ。
 かつてFM番組で一部がO.A.されたことがあったが、こうやって聴いてみると当時のスタジオでの試行錯誤も窺うことが出来、非常に興味深い。さらに嬉しい初CD化となった「SUGAR」(オリジナル・ミックス)や、当時3人が交互に歌い、ナイアガラ・トライアングル名義でリリースされたシングル「幸せにさよなら」のB面に収められていた「ドリーミング・デイ」のモノラル・ミックス(これが実質的には、山下達郎のソロ名義で発表された最初のシングル)も追加収録。
 このように、本作はまさに1970年代中盤までの山下達郎の活動を早わかり出来る充実の内容だ。と同時に、大瀧詠一と山下達郎という日本の音楽シーンを担ってきた2人の若き日の記録として、J-POPSファンなら避けては通れない1枚でもある。

Text by 土橋一夫


■『TATSURO from NIAGARA』収録曲
01:DOWN TOWN
02:SHOW
03:パレード
04:遅すぎた別れ
05:今日はなんだか
06:ドリーミング・デイ
07:すてきなメロディー(幻カズーいり)
08:フライング・キッド
09:雨は手のひらにいっぱい
10:過ぎ去りし日々 "60's Dream"
BONUS TRACKS
11:幸せにさよなら(山下ヴォーカル・バージョン)
12:ドリーミング・デイ(シングル・モノ・バージョン)
13:SUGAR(オリジナル・ミックス)


TATSURO-FROM_初回『TATSURO from NIAGARA』 SRCL-5010 発売中
山下達郎がナイアガラ・レーベルに残した1976年までの作品を、新たに大瀧詠一のリマスタリングによってコンパイル。1980年にアナログLPとして同タイトルでリリースされたことがあるが、これはナイアガラ未公認アルバムだったため、本作が初の公式リリースとなる。初回限定仕様盤は三方背BOX付きで、通常盤とはヴィジュアルが異なるので、どうぞお早めにお求めを!
※写真は左が初回限定仕様盤、右が通常盤です。
※初回仕様限定盤の在庫がなくなり次第、通常盤に切り替わります。
【2009/04/01 15:25】 | 過去ログ | page top↑
Fun Fun Fun File 1 V.A.『こころのしずく』
<初出「Groovin'」2009.02-03/ISSUE#113>

嬉しいとき、悲しいとき、いつもそこには「歌」があった…。
世代を超えて愛されている15の名曲を集めた、
すべての「生きる」のためのコンピレーション・アルバム。


 「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉があります。嬉しいとき、辛いとき、悲しいとき、そこにはいつも「歌」があったことでしょう。
 「歌」は時代の「こころ」を映し出す鏡です。それぞれの時代、それぞれの場所で親から子へ、子から孫へ歌い継がれる名歌があります。本作はそんないつの時代でも色あせない、次世代へと歌い継がれていくにふさわしい楽曲を1枚のCDにまとめた、人生に1枚、すべての「生きる」のためのコンピレーション・アルバムとなっています。

 家族、家庭、生活、暮らし、人生…毎日のふとした出来事や、人生の節目を迎えるたびに呼び起こされる、心の奥にしまわれた懐かしい旋律。伝えられなかったあの想い、口には出せない感謝の気持ち…。
 お父さんが歌っていたあの曲が、お母さんが涙したあの曲が、歌い継がれていつか子供たちが大人になったときに解る日が来る。そしてまたその子供たちへと私たちの想いは未来へと継がれていく…。本作にはそんな想いが込められています。

 レーベルの枠を越えて厳選された収録曲は、歌謡曲、J-POP、クラシックとさまざまなジャンルの楽曲が選曲されています。紅白にも出場したテノール歌手、秋川雅史の「千の風になって」やBEGINの代表曲「涙そうそう」、2007年の紅白出場で爆発的ヒットとなり現在もロング・セールスを続けるすぎもとまさとの「吾亦紅」といった有名曲から、indigo blueの「コバルトブルー」のような隠れた名曲まで多彩な楽曲が収録されています。
 喜び、悲しみ、希望、後悔といったさまざまな感情が歌われている本作ですが、アルバムを通して感じるのは「大切」という言葉。大切な人、大切な場所、大切な想い…。大切なものへの熱い気持ちが聴き手の心をそっと揺らします。

 素晴らしい人生は素晴らしい音楽とともにあります。どんなに時が流れてもあなたの心の中にいつまでも忘れられない「歌」が見つかりますように…。

Text by 矢部信之(市原白金通り店)


★『こころのしずく』収録曲
01. 光 〜あなたを忘れない〜 / 槇原敬之
02. 千の風になって / 秋川雅史
03. 涙そうそう / BEGIN
04. ハナミズキ / 一青 窈
05. 友達の詩 / 中村 中
06. コバルトブルー / indigo blue
07. 吾亦紅 / すぎもとまさと
08. 木蘭の涙 〜acoustic〜 / スターダスト・レビュー
09. 守りたいもの / 普天間かおり
10. つばさ / 本田美奈子.
11. with / 中島みゆき
12. 壊れかけのRadio / 徳永英明
13. 始まりの詩、あなたへ / 岩崎宏美
14. 案山子 / さだまさし
15. 未来へ /Kiroro



こころのしずく-J『こころのしずく』 TECG-30020 発売中
家族、家庭、生活、暮らし…人生の身近な出来事をテーマに、「千の風になって」「涙そうそう」をはじめ未来へと歌い継がれるべき名曲を集めた、すべての「生きる」のためのコンピレーション・アルバム。初回盤には抽選でオリジナル・プリザーブドフラワーがあたる応募ハガキ封入。
【2009/04/01 15:18】 | 過去ログ | page top↑
九州男 『桜道 / 雲の上の君と(epilogue)』
<初出「Groovin'」2009.04-05/ISSUE#115>

今年の桜ソングはこれで決まり!九州男2009年初のシングルは
「九州男流"桜"ソング」。叙情的なメロディにのせて、
過去、現在、未来の自分を描いていく6分33秒の壮大な物語。




九州男-A 「"九州男"と書いて"クスオ"と読みます」
 …なんて但し書きも今や不要、J-レゲエ・シーンという括りを越えて、J-POPシーンでの確固たる地位を築いた九州男。
 周りをとりまく環境は変わったであろうが、九州男自身はいたってマイペースである。
 自分の周りにあって「単純に出てきたものを歌う」姿勢に基づいた、彼の魅力のひとつに語られる「共感できる歌詞」に涙し、笑顔になるリスナーは増える一方だ。
 私も2ndミニ・アルバム『こいも俺(おい)ですばい』に収録の「dear grandma」に涙したひとりである。

 そんな九州男がついに2009年初のシングルをリリースした。
 2ndシングルとなる『桜道 / 雲の上の君と(epilogue)』は両A面シングルという贅沢な内容。
 九州男と同郷の大仁田 厚が真冬の青空を背景に立つ姿が印象的なTVCMで、一足先に一部披露されたあの曲の全貌がついに明らかになった。
 1本の桜の木を通して自分が生まれ育ち、旅立っていき、未来へと想いを馳せる姿が、フィルム映画を観るかの様に映像が浮かんでくる九州男流"桜"ソング。
 桜が散る様を「緩やかに飛び立ったサクラ」と歌い、桜の花が毎年咲くように自らも足跡を重ねて時代を繋いでいこうと、九州男が歌う壮大なドラマに胸が熱くなる。

 「雲の上の君と(epilogue)」はTBS系テレビ全国ネット『世界・ふしぎ発見!』2、3月エンディング・テーマとして既におなじみの曲であり、九州男自身が大好きだという「雲の上の君え」の続編ともいえるナンバー。
 「雲の上の君え」で離れ離れになってしまったふたりが、やっと出会えた奇跡のストーリーは、1stアルバム『HB』で「雲の上の君え(prologue)」として完成形を迎えたように、「雲の上の君と(epilogue)」もまだまだ発展していきそうで楽しみである。

 4月からは初の全国ワンマン・ツアーも決定!
 九州男が全国を熱くする。九州の魂を伝えるシンガー・ソングライター九州男と一緒に歌って踊ってハッピーになれそうなライヴも楽しみである。

Text by 大野裕子


九州男-J『桜道 / 雲の上の君と(epilogue)』 CRCP-10218 発売中
九州男、今年初のシングルは2009年桜ソングの決定盤。この世に生まれ、今の自分〜未来へと繋いでいく6分33秒の壮大なドラマ。「雲の上の君と(epilogue)」は1stアルバム『HB』収録の「雲の上の君え(prologue)」の続編。泣けます。

【2009/04/01 15:17】 | 過去ログ | page top↑
Superfly 『Rock'N'Roll Show 2008』
<初出「Groovin'」2009.04-05/ISSUE#115>

1stアルバム『Superfly』が大ヒット。チケットが
即日完売となったSuperflyのライヴ&ドキュメントDVDが発売。
全ての音楽ファン必見!興奮のライヴ・パフォーマンスを見逃すな。


Superfly-A.jpg 60〜70年代の洋楽ロックを消化し、J-POPシーンに居ながらどこか洋楽感漂う楽曲を発表し続けているSuperfly。
 昨年5月に1stアルバム『Superfly』を発表。
 新人にしてオリコン・チャート1位を獲得し、絶対的な人気を示したことは記憶に新しい。
 そして、そのアルバムを引っさげた全国ライヴハウス・ツアーが2008年6月から開催された。
 ツアーのチケットは各地で即日完売。
 かく言う自分もライヴに参加できなくて非常に悔しい思いをしたわけだが、そのツアー直後も次のツアーを求めるリクエストが殺到したとか。
 それを受けて異例のアンコール・ホール・ツアー(全13公演!)が開催され、こちらのチケットも即日完売。
 このエピソードからも今Superflyがどれだけ熱いかが分かるというものだ。
 その興奮の冷める間もなくライヴ&ドキュメントDVDが発売されることが決定!
 これはライヴに参加できなかった自分にとってすごく嬉しいニュース。
 久しぶりに「早く見てみたい!発売が待ち遠しい…」とワクワクしている自分がいるわけだが、もちろん参戦できた人にとっては当日の興奮、熱気に溢れるステージがよみがえるプレミアム・アイテムとなるだろう。

 内容としては、Disc 1にはアンコール・ホール・ツアー「Rock'N'Roll Show VOL.Ⅱ」全13公演の中から最終日のNHKホールでの模様を収録。
 Disc 2にはライヴハウス・ツアー、ツアー・オフショット、7,000人を集めて伝説となった代々木公園フリー・ライヴの映像も収録。
 さらにはサンフランシスコにて、ジャニス・ジョプリンが在籍していたことで知られる伝説的バンド、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーと共演を果たした超貴重映像まで収めたドキュメント作品となっている。
 アツいライヴを体感し、Superflyの魅力でもある「生」を感じることに加え、普段は見ることのできないヴォーカル越智志帆の素顔やツアー・メンバーの舞台裏など、ファンにとってはたまらない1枚となるに違いない。
 現在までのSuperflyの集大成として大きな意味を持つ今作、音楽を愛する全てのリスナーにオススメの1枚だ。

Text by 柴崎元紀(焼津登呂田店


Superfly-J_20090521150946.jpg『Rock'N'Roll Show 2008』 WPBL-90124〜5 4/1発売
Superfly初の映像作品となるライヴ&ドキュメントDVD!ツアー決定後、即完売となったライヴハウス・ツアーをはじめ、激動の2008年のドキュメントや超レア映像も収録。現在のSuperflyの集大成とも言える映像てんこ盛りです。初回限定デジパック仕様。
【2009/04/01 15:15】 | 過去ログ | page top↑
BoA 『BEST&USA』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

アジアから世界へ羽ばたく歌姫…
BoAが、ベスト盤とUSAデビュー盤をセットにした
"世界初"ベスト『BEST&USA』をドロップ!
彼女の軌跡と未来がここに。


BoA-A.jpg アジアを代表する歌姫として不動の地位を築いているBoA。昨秋、満を持して全米デビューを果たし、新たなスタートを切った彼女が、ベスト・アルバムとUSAデビュー・アルバムをセットにした『BEST&USA』をリリースした。

 「ベスト・アルバム」と「デビュー・アルバム」が1つにパッケージされた"世界初"となるベスト・アルバムの今作は、日本での活動の軌跡とアメリカ進出の第一歩をひとつにまとめた記念碑的な作品。これから世界へと大きく羽ばたいていく彼女の門出に相応しいアイテムだ。
 BoAはこの作品について「2枚目のベストが出せることは、自分にとっても日本で頑張ってこれた証で、私にとってもプレゼントですし、アメリカ・アルバムは3年前から時間をかけて丁寧に、こだわって制作してきた大事な作品です。このベスト・アルバムで、色々なBoAを楽しんでもらえたら嬉しいです」と、熱いコメントを寄せている。
 
 ベスト・アルバムには、最新シングル「永遠」をはじめ、「DO THE MOTION」「Winter Love」といったお馴染みのヒット曲のほか、Crystal KayとVERBAL(m-flo)をフィーチャリングに迎えたコラボレーション・ナンバー「UNIVERSE」など話題曲が満載。
 自身最大のヒット・シングル「VALENTI」と、今やクリスマスの定番となった「メリクリ」は、BEST&USAヴァージョンとして再レコーディングされており、新たなアレンジで楽しめる。一方の全米デビュー・アルバムは、ブリトニー・スピアーズの作品等で知られるプロデュース・チーム、ブラッドシャイ&アヴァントら、気鋭のプロデューサー陣が参加した渾身作。
 すでに話題を呼んでいるリード曲「Eat You Up」や、超大御所ショーン・ギャレットと共演した「I Did It For Love」など、完成度の高い楽曲が並んでいる。

 日本でのヒット・ナンバーの数々と、世界のトップ・プロデューサー陣が顔を揃えたUSA仕様楽曲を同時に楽しめる『BEST&USA』。
 ワールドワイドなスケールを持つBoAだからこそ実現したこのベスト・アルバムとともに、彼女の新たな船出を祝おう。

Text by 池 佐和子

BoA-J2.jpg『BEST&USA』 発売中
[2CD+2DVD] AVCD-23830〜1/B〜C
[2CD] AVCD-23832〜3
[CD] AVCD-23834
最新シングル「永遠」を収録したベスト盤と、ブラッドシャイ&アヴァントら気鋭のプロデューサー陣を迎えた全米デビュー盤をセットにした"世界初"ベスト・アルバム。[2CD+2DVD]にはMUSIC VIDEOやドキュメント映像を収録、初回盤のみロング・スリーヴ仕様、DVDには追加収録曲あり。
※写真は左が[2CD+2DVD]、中央が[2CD]、右が[CD]のジャケットです。
【2009/04/01 15:11】 | 過去ログ | page top↑
Perfume 『ワンルーム・ディスコ』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

今年も圧倒的なスタート・ダッシュでぶっち切ります!
Perfumeのニュー・シングルはフレッシャーズ・ソング。
新たなスタートを切る人たちへ贈る、この春を彩るアンセム。


Perfume-A_20090330150557.jpg Perfume。
 彼女たちが2008年を怒涛の快進撃で完全勝利した事は誰もが周知の事実だろう。
 2005年には彼女たちを知っている人の方が少なかっただろうが、去年に至っては知らない人の方が少ないのではないだろうか。

 1月にシングル『Baby cruising Love / マカロニ』をリリースしてスタートを切ったPerfumeの2008年。この時点でオリコン3位。
 そして、Xデー、4月16日には待望のセカンド・アルバム『GAME』をドロップ。高い音楽性と彼女らの大衆性が実を結び、オリコン1位を獲得、瞬時に初回限定盤が市場から消えるという社会現象を生み出した。7月には『love the world』、11月には『Dream Fighter』とシングル・リリースを重ね、確実にトップ・アーティストとしての地位を確立したと言えるだろう。

 一方で彼女たちのライヴは話題が話題を呼び、発売すれば即完売、プレミアム・チケット必至の状態がいまだに続いている。5月には全国10箇所11公演の「GAME」ツアーを成功させ、11月には武道館ワンマン2DAYS「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」を制覇。
 その間、サマーソニック、カウントダウン・ジャパン等主要フェスをほぼ総なめにし、そのどれもを入場規制を起こす最強のフィールドを作り出してきた。

 そんな彼女たちが放つ2009年最初のシングルは、Perfume流のディスコでスタートが切られた。春は新入学に新入社と新たな土地で一人暮らしを始める人たちが多くみられる季節。
 そんな新たなスタートを迎えるフレッシャーズたちの気分を代弁したかの様なアンセムがこの「ワンルーム・ディスコ」だ。
 不穏なシンセとブーストされたビートのイントロから一変、一気に耳から離れないメロディに突入。♪ディスコ ディスコ ワンルーム・ディスコ…と歌うサビのメロディは簡潔でありながらも中毒性の高いとても秀逸なメロディ。このメロディを一度聴いたら確実に頭から離れず、延々口ずさむ事、間違いなし!
 中田ヤスタカ恐るべし。この春のアンセムとなる事を初っ端から決定付けた様なものだ。

 新たなスタートを切る時というのは、当然の事ながら高揚感・期待感を感じると共に、それと裏腹に漠然とした不安も感じるものだ。
 そんな微妙な心象風景を当たり前の言葉で歌詞として表現しつつ、強いビートの上を跳ねる80'sフレイヴァーな上モノや抑え気味に歌われる彼女らのヴォーカリゼーションによって独特の世界観を構築している。
 曲調は違うにせよ、「マカロニ」の様な切なさすら感じさせるような雰囲気も併せ持ったメロディ・ラインだ。
 そんなチャート・アクションも期待できそうな楽曲を携えて、5月には代々木第一体育館でワンマン2DAYS「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」が大決定!
 これまた最上級の話題を集める事だろう。今年も彼女たちはどこまで昇りつめるのか!?快進撃はまだまだ続く。

Text by 中野智人(すみや本社 営業グループ)

Perfume-J初回盤『ワンルーム・ディスコ』 [初回限定盤]DVD付 TKCA-73430 発売中
今回の楽曲も中田ヤスタカの確信犯的な音の構築美が際立つ。それにしても2008年にはシングル3枚、アルバム1枚、そして2009年の本作と動き続けます、彼女たち。しかもライヴにメディア露出とその無尽蔵の力には脱帽。今年も期待しています!初回限定盤はPV収録のDVD付き。

Perfume-J通常盤『ワンルーム・ディスコ』 [通常盤] TKCA-73435 発売中
※写真は上が[初回限定盤]、下が[通常盤]のジャケットです。
【2009/04/01 15:04】 | 過去ログ | page top↑
DREAMS COME TRUE 『DO YOU DREAMS COME TRUE?』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

通算15枚目のオリジナル・アルバムは、
「新しいドリ」のはじまりを告げる20年目のファースト・アルバム!
初回限定盤の特典は、なんとベスト盤CDもしくはライヴDVD!!


DREAMS-COME-TRUE-A.jpg 3月21日でデビュー20周年を迎えたDREAMS COME TRUE。その記念日に発表した通算15作目となるNewアルバムのタイトルは『DO YOU DREAMS COME TRUE?』…訳すと「ドリしてます?」。
 つまり今もドリカム聴いてます?という彼らからの問いかけなのだそうだ。

 それに答える前に、リスナーがドリカムに求めるものとは何だろう?聴く人それぞれだろうが、楽曲的に言えば類稀なPOPセンス、詩に関して言えば大局的には"恋すること、愛すること、夢見ることの愛おしさ"といったところだろうか。
 今作はそんな期待を裏切らない、"これがドリカムだよな"と思えるような、彼ららしさがいっぱい詰まった傑作だ。

 その待望の新作。吉田美和の歌唱力の凄まじさもさることながら、彼女が紡ぎだすメッセージの懐の深さにただただ脱帽するばかり。
 様々な年齢層の感情を経験者の"上から目線"ではなく、あくまで等身大に表現しているのが凄いところだ。
 <人生は険しいけど、あなたがいてくれるからもう一度歩いてみよう>と、あなたへの感謝とともに聴く側も元気にしてくれる「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」、<音楽とあなただけでわたしのからだは出来ている>なんて事もサラリと言ってしまう「TO THE BEAT, NOT TO THE BEAT」、そして名曲「未来予想図?」を彷彿とさせる溢れんばかりの瑞々しさが印象的な卒業ソング「GOOD BYE MY SCHOOL DAYS」…どれを取っても男の僕でも思わず頷いてしまうほど、一言一句が説得力に満ちているのだ。
 そんな全12曲の素敵な楽曲達の中でも特にプッシュしたいのは青山テルマに提供した楽曲としてもお馴染みの「大っきらい でもありがと」。テルマのヴァージョンとはまたひと味違った、ビターで深い味わいが切なく染み出ている。

 20年間、その地位に甘んじる事無く歩みを止めずに、その時々で最高の音楽を聴かせてくれるDREAMS COME TRUE。そんな彼らの姿勢が長きにわたって愛され続ける「ドリカム品質」の秘訣なのだろう。
 彼らからの問いかけに対する僕の答えは、言うまでもなく「Yes, We ドリ!」だ。

Text by 森 祐一郎(市原白金通り店


★特典ディスク収録内容
ドリするNewアルバムは20周年だから、ベスト盤が!ライヴDVDが!ついてます!!

DREAMS-COME-TRUE-J-CD付裏ジベスト盤がついてる!
■初回限定盤特典CD『GREATEST HITS "THE SOUL 2"』
01. 何度でも / 02. きみにしか聞こえない / 03. 大阪LOVER / 04. マスカラまつげ / 05. SNOW DANCE / 06. はじまりの la / 07. いつのまに / 08. JET!!! / 09. ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜 / 10. 好きだけじゃだめなんだ / 11. もしも雪なら / 12. やさしいキスをして / 13. PROUD OF YOU / 14. 空を読む / 15. 未来予想図Ⅱ 〜VERSION '07〜 / 16. WINTER SONG 〜 DANCING SNOWFLAKES VERSION 〜 / 17. LOVE LOVE LOVE -ENGLISH VERSION-

DEAMS-COME-TRUE-J-DVD付裏ジライヴDVDがついてる!
■初回限定盤特典DVD『WINTER FANTASIA 2008 〜 DCTgarden "THE LIVE!!!"』
01. 初雪 〜ENDING THEME〜 / 02. サンタと天使が笑う夜 / 03. SNOW DANCE / 04. LAT.43°N 〜forty-three degrees north latitude〜 / 05. プライドなんて知らない / 06. 雪よ!大地よ!ファンピーよ!! / 07. Street Life / 08. ラヴレター / 09. おやすみのうた / 10. カノン / 11. CARNAVAL 〜 すべての戦う人たちへ 〜 / 12. MIDDLE OF NOWHERE / 13. 連れてって 連れてって / 14. 冬三昧にはまだ遠い / 15. WINTER SONG 〜 DANCING SNOWFLAKES VERSION 〜 / 16. LOVE LOVE LOVE

【初回限定盤のみの封入特典】
期間限定スペシャルケータイサイトURL入り(期間:3/21〜4/30)
※特典CDおよび特典DVD単体での発売はありません。



DREAMS-COME-TRUE-J-通常盤『DO YOU DREAMS COME TRUE?』 [初回限定盤]CD付き UPCH-29026〜7
[初回限定盤]DVD付き UPCH-29028/[通常盤]UPCH-20146
オリコン1位シングル「連れてって 連れてって」をはじめ、「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」(花王AUBE CMソング)、青山テルマに楽曲提供し話題となった「大っきらい でもありがと」のセルフ・カヴァーなど、数々のお馴染みソングを含む全12曲収録。
※先着でジャケット絵柄「ドリしてます?」特製ポストカードをプレゼント。
 先着特典は数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。ご了承ください。



  PRESENT_20080905144612.jpg

■読者プレゼント

初回特典にベスト盤orライヴDVDが付く!通算15枚目のオリジナル・アルバム『DO YOU DREAMS COME TRUE?』をリリースしたばかりのDREAMS COME TRUE(P02に掲載)の【オリジナル・グッズ】を1名様に!
(提供:ユニバーサル ミュージック)

>>詳しい応募方法はこちら!!


【2009/04/01 14:52】 | 過去ログ | page top↑
HYDE 『HYDE』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

HYDEが初のベスト・アルバムをリリース。
中島美嘉への提供曲「GLAMOROUS SKY」の
英詞セルフ・カヴァーも含む全17曲には、HYDEの独自の存在感と
世界観が濃縮かつ濃厚に、高純度でシンクロする。


HYDE-A.jpg HYDEほど世界観、存在感が唯一無二なアーティストは世界中を探してもいないと思います。
 世界中にファンがいるモンスター・バンド、L'Arc~en~Ciel(以下、ラルク)のヴォーカルであることや、中世のヨーロッパから飛び出したような端正なルックス…それもあるけれど、僕は彼の書く楽曲に思うところがあるのです。
 その始まりはソロ活動前、ラルクの初期の名曲「I'm so happy」を聴いた時でした。ご存知の方も多いように、"この身を失ってもあなたの幸せを願う"という世界観が強烈に印象に残り、それ以来、HYDEの書く歌詞、曲が気になって仕方なくなったのです。

 HYDEがソロ活動をはじめた頃、なぜソロ名義で音楽を作ろうと思ったのか?という問いに「ひとりの部屋が欲しくなった」と答えていたのを憶えています。あれから7年。今回のベスト・アルバムを聴いて、僕は、ようやくHYDEの部屋が完成したんだという気持ちになりました。
 1stアルバムで真っ白な部屋を手に入れ、2ndアルバムで原色の明るい色と暗い色を壁一面に塗りたくり、3rdアルバムは混じり合った色に、更に独自の色を塗り重ね…そして、このHYDEという部屋が完成した、と。

 HYDEのアルバムを聴いていると、まず先にアルバムの大まかな世界(イメージや風景)があって、その中に登場する住人が、それぞれの楽曲であるのではないのかと思うことがあります。
 各アルバムで例えるならば『ROENTGEN』=純真で無垢な子どもたちの世界、『666』=無邪気さと衝動性に満ちた少年の世界、『FAITH』=世界や神に矛盾と怒りと覚えても希望を捨てない混沌の大人たちの世界。そして、そんな幾重にも塗り重ねられた色の世界と、その住人が支配する部屋=HYDEの世界観はもはや芸術の域です。

 今回リリースされたベスト・アルバム『HYDE』。「EVERGREEN」で幻想的な美しさとロック的激しさを共に奏で、「HELLO」ではハードとポップの間を突くメロディ・アレンジと疾走するスピード感をひとつにし、「COUNTDOWN」はヘヴィなサウンドの中に終末へと向かう人類への警鐘を鳴らし、そして大ヒットなった中島美嘉への提供曲「GLAMOROUS SKY」を自らの部屋に呼び戻し、新たな命が吹き込まれた世界観を築いています。
 幾重の色、様々な世界、意志を持つ楽曲たちが溶け込んで、ようやくHYDEによって完成した部屋のドアは開かれます。あとは僕らが踏み込むだけです。ただ、気を付けてください。これはあまりにも美しく、重厚な部屋なので、出口を見失うかもしれません…。

Text by 藪上 逸(東越谷店)

HYDE-J.jpg『HYDE』 [初回生産限定盤]DVD付 KSCL-1444〜5 発売中
HYDEが自身の名を冠した待望のベスト・アルバム。中島美嘉への提供曲「GLAMOROUS SKY」の英詞セルフ・カヴァーを含む全17曲を収録。初回生産限定盤はミュージック・ビデオ、TV-CMを収録したDVD付き、温度の変化でデザインが変わるサーモ・グラフィック・ジャケット仕様。
[通常盤] KSCL-1446
【2009/04/01 14:51】 | 過去ログ | page top↑
倖田來未 『KODA KUMI DRIVING HIT'S』
<初出「Groovin'」2009.03-04/ISSUE#114>

初となるコラボレーション・ベスト&DRIVING MIX
CD、2タイトル同時リリース!
リスナーによって、どんな聴き方だって許される、
それが倖田來未の最大の魅力。
待望の姉妹コラボレーション・シングルも3月31日に発売!


倖田來未-A

 7枚目のアルバム『TRICK』を2009年の年明け早々にリリースし、今年もアグレッシヴな展開が予想されている倖田來未。続くリリースはドドンッと2タイトル同時発売の企画アルバムだ。
 その1枚目は、倖田來未がこれまでに共演した豪華アーティストとのコラボレーション楽曲を中心に収録した『OUT WORKS & COLLABORATION BEST』。
 倖田來未名義のシングルとしてもカウントされている東方神起、石井竜也らとの大きな話題となったコラボ・ナンバーをはじめ、倖田來未とBoAによる今や幻のコラボ曲「the meaning of peace」、東京ディズニー・リゾート25周年トリビュート盤に収録されている「It's a small world」(「小さな世界」のハウス・ミックス、田中ユウスケがプロデュース)、今井大介とのデュエット曲「Super Sonic」など、コンピレーションや別アーティスト名義でリリースされているシングル曲などのナンバーも1枚に収録される魅力は大きい。
 なかでもm-floのアルバム『COSMICOLOR』に収録されている「Simple & Lovely」は倖田來未の本来の歌唱とはひと味違うウィスパー・ヴォイスで歌われていて、倖田來未の知られざる一面を発掘する、という意味でも面白い内容ではないだろうか。
 その他、あの12週連続リリース時に"0週目"として配信限定でリリースされた「Get It On」や、TRFのアルバム『Lif-e-Motions」』に付属のトリビュート盤で参加した「JOY」の収録も嬉しい。

 2枚目は、デビューから現在までにリリースした大ヒット・シングル全17曲のMIX CD『KODA KUMI DRIVING HIT'S』。
 注目のリミキサー陣には、今、音楽シーンに一大ハウス・ムーヴメントを巻き起こしているhousenationをはじめ、80年代後半から日本のクラブ・シーンを支え続ける福富幸宏、哀愁と感傷のピアノ系ハウス・ミックスで話題のThe Standard Clubら、人気リミキサー陣が集結。倖田來未の楽曲をより多角的に捉えた、新たな楽しみ方を提案してくれる。
 「Butterfly」や「TABOO」などの倖田來未真骨頂のダンス・チューンはもちろん、「愛のうた」といった屈指のバラード・ナンバーも収録されている本作。
 オリジナルと聴き比べるも良し、シングル満載のベスト盤として聴くも良し。それぞれがお気に入りの聴き方を見つけて、楽しんでほしい内容だ。

Text by 秦 理絵(Groovin’編集部)

倖田來未-J-Collaboration『OUT WORKS & COLLABORATION BEST』 RZCD-46203 発売中
倖田來未がこれまでに参加した豪華アーティストとのコラボ曲を収録したコラボレーション・ベスト。他に配信限定ナンバー、カヴァー曲などを含む全17曲を収録。共演アーティストによって引き出される倖田來未の新たな魅力を感じてほしい。

倖田來未-J-Driving-Hits『KODA KUMI DRIVING HIT'S』 RZCD-46204 発売中
housenationら人気リミキサー陣による倖田來未、極上のDRIVING MIX CD。「Butterfly」などのダンス・チューンからバラード曲「愛のうた」まで、倖田來未の魅力をトータルに俯瞰できる豪華内容。大ヒット・シングル全17曲を収録で2,000円のスペシャル・プライス!

【2009/04/01 14:42】 | 過去ログ | page top↑
吉井和哉『VOLT』 1/2
<初出「Groovin'」2008.01-02/ISSUE#112>



INTERVIEW

吉井和哉-Aヨコ



<「自分の氷河期は自分のマグマで、自分のヴォルテージで溶かす」
レコーディングを重ねるごとに深めてきたアメリカ人ミュージシャンとの信頼関係と、自らの資質、本能が、確固たる作品としていよいよ結実。ソロ5作目にして辿りついた吉井和哉のロック、その境地とは。会心のニュー・アルバム『VOLT』インタヴュー。
続きを読む
【2009/04/01 13:18】 | インタヴュー | page top↑
吉井和哉『VOLT』 2/2
<初出「Groovin'」2008.01-02/ISSUE#112>



INTERVIEW

吉井和哉-Aヨコ



<こちらはインタヴュー記事の2ページ目です。
TOPへは以下のリンクからお願いします。

SPECIAL INTERVIEW 吉井和哉『VOLT』
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【2009/04/01 13:18】 | インタヴュー | page top↑
小坂 忠 『Connected』
<初出「Groovin'」2009.04-05/ISSUE#115>

小坂 忠が新旧のミュージシャンたちと響き合い、作り上げた『Connected』 。
でも、その「絆」はそこで留まらない。
聴いた人が、すべてが繋がることのできる「音」と「言葉」がきっと、あるから。


小坂忠-A


 本当に穏やかな心地よさがずっと続いている…。
 このアルバムを聴いた最初の印象がそれである。
 反面、何度聴いても満たされない何かがあり、また聴いてしまう。
 様々な感情が入り混じって、上手く言い表す事ができない何かが。

 小坂 忠のデビュー42周年にして、60thのアニヴァーサリー作品が届けられた。
 そのタイトルは『Connected』。
 凄く、今の自分にピンとくるタイトルだった。
 最近、「絆」とか「繋がり」とかといったことを少し考えていた。
 「人」との絆や「時間」「物」との繋がり等々。
 普段はそれほど意識しなくても、ある瞬間にぐぐっとその重さを感じる。
 まず、そんな意識をさらに高めてくれるタイトルに感激してしまった。
 期待を胸に再生ボタンを押す。1曲目「Hard to say」 のイントロが溢れ出す。
 とてもゾクゾクっとする出だしだった。
 そして、小坂 忠のヴォーカルがフェード・インしてくる。
 なんて、柔らかく、包み込むような歌声なのだろう。
 優しく、あたたかな雨が降り注ぐ感覚。
 もう、そこからラスト11曲目の「ふたりの理由、その後」まで、全く耳を離せなかった。
 R&Bの歌い手として、まさに稀有な存在、それは"絶対"であると再確信した。

 こんな素晴らしい『Connected』、一緒に作り上げたメンバーを紹介しない訳にはいかないので、少し触れておきたい。
  まず、このアルバムをプロデュースしたのは、ギターの佐橋佳幸。
 ベースは小原 礼、ドラムスに高橋幸宏、そしてキーボードにDr.kyOnと全くもって、完璧な布陣。
 各曲のソングライティングにも触れると、細野晴臣、大橋卓弥(スキマスイッチ)、佐野元春の名前が。
 さらにバッキング・ヴォーカルで、作家陣に混じって松たか子や尾崎亜美もクレジットされている。

 "偶然"ではなく、"必然"で生まれたアルバム『Connected』、今までのファンはもちろん、是非、若い音楽ファンに聴いて欲しい。
 シンプルな音と言葉がこんなにも心に響くって確認できるはずだから。

Text by 松本昭仁(すみや本社 営業グループ)


小坂忠-J『Connected』 [限定生産盤]DVD付 VIZL-325
7年ぶり!待望のニュー・アルバム。豪華な作家陣、日本屈指のミュージシャンを迎え、究極のバンド・サウンドと最高のヴォーカル・アルバムが完成。限定生産盤には「everyday angel」のビデオ・クリップと貴重なレコーディング風景を収録したDVD付き。
[通常盤] VICL-63267
【2009/04/01 13:09】 | 過去ログ | page top↑
東方神起 『Share The World / ウィーアー!』
<初出「Groovin'」2009.04-05/ISSUE#115>

東の地より神来たり!
奇跡は舞い降りた…
渾身のNew Album『The Secret Code』、遂に完成。
ハイクオリティかつ圧倒される彼らのヴォーカル・ワークが満載!
大注目作!!


東方神起-A 最近、TVで東方神起を見かける事が多くなって嬉しいかぎり。
 日本でデビューしたのは2005年4月。
 その頃、韓国ではデビュー後瞬く間にヒット、すでにトップ・アイドル・グループの地位を確立していました。
 日本でもデビューと同時に爆発的に…となると思いきや、初めてのイヴェントでは参加したのがなんと200名(今では考えられない)。
 そのイヴェントから参加された皆さんはさすがです!!
 日本って、どこか海外アーティストへの関心が低いなと思うことがあります。
 特にアジアのアーティストに対して。言葉の壁は高く厚いのでしょうか、同じアジアなのに。
 でもそんな壁をものともせず、まだ日本向けの雑誌も少なく、情報はハングルのHPのみ、輸入盤が欲しくてもショップの人に分かってもらえない、という状況から応援を続けているファンの皆さんは今の活躍はうれしい反面、ちょっぴり複雑かもしれません。
 手を伸ばせば届きそうな所にいた東方神起が、いつの間にか遠くに行ってしまったかのようで。ちょっぴり複雑?な乙女ゴコロ…(笑)。

 最近の東方神起の活躍を見て、思わずデビュー当時のことを振り返ってしまいましたが、待望のNew Album!
 東方神起の魅力全開!
 昨年以降の連続1位を獲得したシングルや、紅白出場時に披露した「どうして君を好きになってしまったんだろう?」など、大ヒット・シングルやタイアップ楽曲を余すことなく収録。
 そして注目は東方神起の魅力のひとつ、見事なコーラス・ワーク!
 ひとりひとりの声も聴き心地がよく、誰がメイン・ヴォーカルをとっても文句なし。
 そんな5人が歌うハーモニーは何物にも代えられないし、迫力があります。
 日本発売の前作『T』からは、かなり大人っぽくセクシーかつメッセージ性の強い作品になってます。
 アジア各国で絶大な人気を誇る東方神起だからこそ、あえて今まではメッセージ性の強い楽曲は歌ってこなかったのだと思ってました。
 影響力が絶大ですからね。
 だから現在の社会へ東方神起からのメッセージが込められた先行シングル「Survivor」は、思わず手に汗握りながら聴いていました。
 PVも素晴らしく、久々に全開で踊る東方神起を見ることができます!

 アルバムを聴き終えた後に残る快い興奮。このアルバムはヘッドフォンではなく、できれば解放された空間で大きな音で聴いてみてください。
 小さな世界で聴くのは本当に勿体ない作品です。
 そして、このアルバムを引っさげてのツアーもスタートします。
 機会があったら、ぜひ東方神起の生の声&パフォーマンスを聴いて、観てください。
 東方神起がなぜアジア各国でこんなにも人気があるのか、答えはそこにあるはずです。
 さあ、ファンのみなさんと一緒にキャーしてみませんか?


Text by 有田幸恵



東方神起-J『The Secret Code』 
[2CD+DVD] RZCD-46186〜7/B
[2CD] RZCD-46188〜9
[CD] RZCD-46190
アジアの音楽番組のチャートには必ず顔を出すほど大人気の東方神起、日本4枚目のNew Albumが完成。圧倒的なコーラス・ワークと変幻自在なヴォーカルが織り成す独自の世界観が堪能できる最高傑作!大ヒット・シングルはもちろん、タイアップ曲、新曲も満載。各形態に豪華初回特典あり。

【2009/04/01 13:04】 | 過去ログ | page top↑
Fun, Fun, Fun File 2 V.A.『JUDY AND MARY 15th Anniversary Tribute Album』
<初出「Groovin'」2009.02-03/ISSUE#113>

人気アーティストが大挙参加、
未だ存在感を放ち続けるJUDY AND MARYのデビュー15周年記念盤。
ヒット曲満載、世代を超えて楽しめるトリビュート・アルバム、その金字塔的作品。


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 ジュディマリことJUDY AND MARYのデビューも、全盛期も、解散も、ついこの間のことのような気がしてならない。いくつか理由はある。今、聴いても彼らの曲はまったく色褪せていないこと。某誌のランキングで顕著だったように、彼らが今も若い世代に支持され続けていること。バンド解散以降のYUKIのソロ活動が順調だということも関係しているだろう。
 90年代に一世を風靡したモンスター・バンドの中で女性ヴォーカルを擁していた彼らのその存在感は特別なもので、シングル・ヒットも、出現しては儚く消えていったフォロワーも数知れない。
 そのJUDY AND MARYのデビュー15周年を記念して制作されたトリビュート盤がこれ。彼らを"伝説"のバンドとするにはいささか尚早のような気もするが、彼らの下の世代にとっては十分に伝説の存在なのだろう。参加アーティストを見ればそれも納得だ。

 本家のカヴァーをすることによってYUKIのヴォーカル・スタイルからの影響が浮き彫りになった格好のトラックもあるが、自分のカラーをまぶしつつ、基本的には素直に歌い上げたものがやはり多い。
 中でも完璧に持ち歌の域に達しているPUFFYと、唯一、シングル曲ではなくアルバム収録曲をチョイスした木村カエラのストレートな歌と個性的な原曲をより斬新にしたアレンジとの鮮やかなコントラストが印象に残った。
 意外なところでは、甘すぎずクールすぎずの絶妙なさじ加減で異彩を放つFreeTEMPOこと半沢武志(ヴォーカルは彼がプロデュースを手がける女性シンガー、SAWA)の「RADIO」、ジュディマリのコピー・バンド経験があるというschool food punishmentによる「Brand New Wave Upper Ground」もエレクトロニカな雰囲気がいかにも同時代的で、思わず惹きつけられる。

 こういった企画で面白いのは彼らと同年代、もしくは上の世代のミュージシャンによるカヴァーだ。
 偶然にも今回はそれが男性アーティストで固められているが、箸休め的雰囲気でいい味を出した奥田民生「散歩道」、自身の声の良さと楽曲の良さをカヴァーにより際立たせたスネオヘアー「小さな頃から」、いつも通りのYO-KING節がどこか可愛らしくさえ聴こえる真心ブラザーズ「ドキドキ」と、いずれも独特の妙味を放ち、ジュディマリをより立体的に見せることに一役買っている。

Text by 篠原美江

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★『JUDY AND MARY 15th Anniversary Tribute Album』収録曲
曲名 / 参加アーティスト名
01. クラシック / いきものがかり
02. motto / PUFFY
03. Over Drive / mihimaru GT
04. 散歩道 / 奥田民生
05. RADIO / 半沢武志(FreeTEMPO)
06. Brand New Wave Upper Ground / school food punishment
07. ラッキープール / HALCALI
08. DAYDREAM / SCANDAL
09. Happy? / 木村カエラ
10. そばかす / 中川翔子
11. ミュージック ファイター / ミドリ
12. LOVER SOUL / 大塚 愛
13. KYOTO / シギ
14. 小さな頃から / スネオヘアー
15. ドキドキ / 真心ブラザーズ


『JUDY AND MARY
15th Anniversary Tribute Album』
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【2009/04/01 12:58】 | 過去ログ | page top↑
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