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PUSHIM 『RENAISSANCE』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

クイーン・オブ・ジャパニーズ・レゲエ、
PUSHIMが贈る2年半ぶりのオリジナル・アルバム。
ダンス・ホールの中心で愛をさけぶ!!



PUSHIM-A.jpg 2月に発売されたのMIX CD『PLATINUM PUSHIM』も、2年半前に発売された『Sing A Song...Lighter!』も、アルバム紹介の冠には"ジャパニーズ・レゲエ界の中心的存在であり、誰もが認めるクイーン・オブ・ジャパニーズ・レゲエ!"なんてコメントがついているのをよく見かけます。…と言いながら、私も今作にその常套句の冠をつけました。だって、やっぱりそう呼ぶしかない!その声を聴けば無条件に魂を感じてしまいます。

 その「魂」に加え、今作は「愛」が全編に織り込まれ、最高傑作と呼ぶにふさわしい内容です。
 ミディアム・テンポの温かいメロディで"虹の向こうに見えるものは何か!?"を問う「RAINBOW」から始まり、熱い情熱で音楽への愛を、深い想いで世の無常を憂う唄、そして優しいラヴ・ソング、十八番のノリノリのダンスホール・ナンバーも。
 新進気鋭のBUZZER BEATSプロデュース「HEY BOY」は最高です。
 ストレートな歌詞で、ONLY ONEを繰り返す「TEXT BOOK ONE」も素晴らしく、PAPA B & RYO the SKYWALKERを客演に迎えたストロング・スタイルのダンスホール・ナンバー「クラッシュ feat. PAPA B & RYO the SKYWALKER」は圧巻!"見極めろ何が本物か? 決めた答えはYesかNo か?"。
 アルバムの終盤に差し掛かる手前には、スウィート・レゲエ・ナンバー「So Much In Love」でほっこり。そして「SURVIVAL FUTURE」…"誰も止められない 夢は迎えに行くしかない"という激しい攻めのナンバーへ。
 そこから一転、包み込むような懐の深い楽曲「ルネサンス」は、グローバルに"君" "あなた"へ愛の唄を贈ります。ラスト・ナンバーは、1曲目で問うたその答えを1分52秒と極めて短くシンプルに唄う「虹のあと」で物語が完結します。マスター・ピースなアルバムです。

Text by 手塚 潤(すみや本社 営業グループ)

PUSHIN-J.jpg『RENAISSANCE』 [初回生産限定盤]DVD付 KSCL-1326〜7 11/26発売
オリジナルとしては2年半ぶりとなる「最高傑作」と呼ぶに相応しい6thアルバムが完成。初回生産限定盤には5曲のミュージック・ビデオに加え、今年の「横浜レゲエ祭」「HIGHEST MOUNTAIN」の最新ライヴ映像を収録した特典DVD付き。
[通常盤] KSCL-1328
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【2008/12/01 16:49】 | 過去ログ | page top↑
中島美嘉 『VOICE』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

直感を信じ貫いてきたことで得た、揺るぎない自分自身。
シンガーとして、女性として、人として、
着実に成長し続ける中島美嘉が、今だから放つメッセージ。
「歌うために私は生きる」。


中島美嘉-AB


 「いつ聴いても色褪せない」「クオリティの高い作品」とは、こういうことを言うのだろう。デビューから早7年。作品を重ねてなお、その感想は揺らぐことはない。
 初期の歌声には初々しさも残るものの、時を重ねれば重ねるほど、中島作品の普遍性を痛感する。さまざまな"流行りのスタイル"から距離を置き、我が道を貫いてきた中島美嘉。
 そんな彼女の5作目となるオリジナル・アルバムがリリースされる。TRUE、LOVE、MUSIC、YES…彼女のアルバム・タイトルにはいつだって簡潔でシンガーとしての強い意志が表れている。
 VOICE=声。ナチュラルで楚々としたジャケットも印象的だ。

 そのタイトルが示すように、本作のテーマはシンガーとしての声、自身の心の声=直感を信じ貫いてきたという彼女の生き方を反映したものだという。
 フッと息を抜いたときに広がる余韻、真っ直ぐ伸びた地声とフワッとしたファルセットによりもたらされる緊張と弛緩。さらには気の強い女性を演じた曲でも、温もりあるバラードでも、スタイリッシュなアップ・ナンバーでも、その裏にある寂しさ、切なさまで醸し出してしまう声の質感。
 技巧に走らず、曲に溺れないその歌声は、いわゆる"圧倒的"なものではないからこそ、聴く者に安心感と想像するスキを与える。大きな世界観を与えられたときには引いた歌を心がけ、パッションに満ちた曲は敢えてクールに響かせる。これも彼女自身がどう伝えるかを考え、"直感"で導き出したことの矜持なのだろう。
 周りに流されず、惑わされず、愛想笑いもせず、自分のスタイルを通してきたことで得た誇りが、今作を象徴するナンバー「TRUST YOUR VOICE」にはしっかりと刻まれている。

 トータル作品としても相変わらず秀逸だ。
 冒頭からアップ・ナンバーを畳み掛け、新機軸を感じさせた「LIFE」、敢えてハウス・テイストのリミックス・ヴァージョンを収録した「SAKURA〜花霞〜」、前半のハイライトとなるクール&スリリングな「FOCUS」と続く。
 先行シングル「ORION」をはじめ、バラード・ナンバーには定評があるが、実はアップ・テンポでこそ、彼女の端正な歌声は映えることをまずは証明してみせる。
 中盤にかけてはレゲエ〜オーガニックなバラードを配し、「TRUST YOUR VOICE」からガラリと表情を変える、その絶妙なアップ・ダウン。
 魅惑的な低音が堪能できる「IT'S TOO LATE」、挑戦的でワイルドなMICA 3 CHU名義のロック・チューン2曲が続き、キュートなポップ・ナンバー〜牧歌的なミドル曲〜真摯なバラード曲で締めくくるという構成も見事。
 毎回のことだが、詞、メロディ、アレンジから選曲まで、作家陣及びスタッフのプロフェッショナルな仕事にも改めて感服させられた。

Text by 篠原美江

中島美嘉-J『VOICE』 [初回生産限定盤]DVD付 AICL-1981〜2 11/26発売
前作から1年8ヶ月ぶり、通算5枚目となるオリジナル・アルバム。本人出演のTBS系金曜ドラマ『流星の絆』挿入歌「ORION」をはじめ、カネボウKATE TV-CFソングなどタイアップ曲を多数収録。初回生産限定盤はシングル曲のビデオ・クリップを収録したDVD付き、三方背BOX仕様。
【2008/12/01 15:45】 | 過去ログ | page top↑
山口リサ 『Crystal Lights』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

浜松から全国区へ、
着実に人気の裾野を広げている次世代R&Bディーヴァ、山口リサ。
さらなる飛躍を遂げる初のマキシ・シングル『Party Without You』、
そしてメジャー第2弾アルバム『Crystal Lights』をドロップ!


山口リサ-A 卓越したソングライティング・センスと透明感溢れるシルキー・ヴォイスで注目を集めているR&Bシンガー、山口リサ。
 地元・浜松のクラブ・シーンから、その名を全国に轟かせつつある彼女が、先行マキシ・シングル『Party Without You』に続き、いよいよメジャー第2弾アルバム『Crystal Lights』を12月3日にドロップする。

 2006年にリリースされたインディーズからの1stアルバム『I'M READY TO GO』では、静岡県内で2,000枚を超えるセールスを記録。
 なかでも、リード曲の「Secret Drive」は、浜松のFM局K-MIXでオンエアされるやいなやリスナーからの問い合わせが相次ぎ、SHIZUOKA TOP 40で最高8位をマークする快挙を成し遂げるなど、センセーショナルな話題を振りまいた。
 続く、メジャー第1弾アルバムとなった『Platinum Blesslet』では、同郷の静岡発ウェッサイ・グループであるG-PRIDEのU-PACや、HI-Dらをゲストに迎え、ヴァラエティ豊かなR&Bを披露。
 次世代を担うディーヴァとして、シーンに新たな風を運んでくれた。

 そして、ファンの期待が高まるなかドロップされるメジャー第2弾アルバム『Crystal Lights』は、さらなる貫禄を湛えた1枚だ。
 脇を支えるクリエイター陣には、デ・ラ・ソウルのツアー・サポートも務めたボストン在住の新鋭プロデューサー兼トラックメイカーのU-key a.k.a Yuki Kanesakaと、前作『Platinum Blesslet』のリード曲「My Place」も手掛けたプロデューサー・チーム、Spice Magicを起用。
 恋愛を終えた女性の切ない心情をコンテンポラリーなトラックにのせた先行シングル「Party Without You」を始め、"自分らしく生きなよ"とエールを送る80'sテイストなファンキー・チューン「I DON'T CARE」、道ならぬ恋をアーバンに歌い上げた「Addicted」、盟友HI-Dとの絶妙な掛け合いを聴かせる「ペアリング〜chapter Final〜」、TAGG THE SICKNESSのラップも光るセクシーなナンバー「Like a Masquerade」、高いスキルを誇るフィメール・ラッパー、ANTY the 紅乃壱との相性も抜群な「Dear My Sister」など、等身大の恋愛観とライフスタイルが詰まったハイクオリティな快作に仕上がっている。

 リリースやライヴを重ねるごとに、着実な進化を遂げている山口リサ。限りないポテンシャルを秘めた彼女の冒険は、まだ始まったばかりだ。

Text by 池 佐和子

山口リサ-J-Crystal-Lights『Crystal Lights』 VICB-60037 12/3発売
次世代R&Bシンガーが放つ待望のメジャー第2弾アルバム。ボストン在住のプロデューサー兼トラックメイカー、U-key a.k.a Yuki Kanesakaら気鋭クリエイター陣を迎え、より上質なサウンドを展開。等身大の恋愛が綴られたリリックにも注目!
【2008/12/01 15:17】 | 過去ログ | page top↑
Perfume 『Perfume First Tour 『GAME』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

夢を諦めなかった3人の女の子の次なるメッセージは
諦めないで夢を追う大切さ。
Perfumeは次なる高みを目指して進化中!


Perfume-A_20081210143259.jpg 暗い…。あぁ、僕はこんな所に座り込んで、一体何をしているのだろう?もう希望も夢も分からなくなってしまったよ。そう、もう静かに目を閉じよう…。(その時、爽やかな風が通り抜けたのであった)ん?…なんだこのリズムは?パ・パ・パ・?パ・パ・パ…パ…パ・パ・パ・パ・パ・パ・パフューム!やったぁ!! 遂に待ちに待ったNEW SINGLE!!「First Tour 『GAME』」に続き武道館公演を行った、勢いに乗りに乗りに乗りまくっている彼女たちのNEW SINGLE!! 僕はこの日をどれだけ待ったことか。あーちゃん、かしゆか、のっち!会いたい?うん、そうかそうか。僕は会いたかった!!
 個人的妄想はさておき、今回の新曲の題名は「Dream Fighter」。その内容はテクノ・ポップというカテゴリーが窮屈なくらい、これからのPerfumeが楽しみになる素晴らしいもの。前作「love the world」では、プロデューサーの中田ヤスタカ曰く、「あんまりポップ(売れ線)な曲を作ったつもりはなくて。結構トラックで変なことやってますからね。四打ちでない、ハウスでないものを作ろうかなぁって。それをやると"Perfumeはもう、そういう曲だ"ってなっちゃうから」と語っておりますが、今回の楽曲は逆に原点回帰に近いPOP感があり、それでいて新しい要素も多分に含んでいる、まさに新生Perfumeといったところか。『GAME』以降、ちょっと少なくなっていたアンダーグラウンド感を少し取り戻しつつ、しかし逆に武道館公演を行うほどの洗練されたアーティストっぽさもありつつ、そして「皆のPerfume感」もありつつ、でもこれまた逆に「自分だけのPerfume感」もありつつ、うんぬんかんぬん…。夢を諦めないポジティヴな歌詞もPerfumeの3人にぴったりです。とにかく!! Perfumeが大好きだ!! おじいちゃんもおばあちゃんも、お父さんもお母さんも、僕も私も一緒に叫ぼう!! はいっ!パ・パ・パ・パ・パ・パ・パフューム!!!

Text by 塚原顕裕(静岡流通どおり店

Perfume-J初回『Dream Fighter』 [初回限定盤]DVD付 TKCA-73390
中田ヤスタカプロデュース、Perfume待望のNEW SINGLE!! 確実に進化している新しいPerfumeを体感できる素晴らしい曲。今回もDVD付き初回限定盤(PV1曲収録)、通常盤の2種類で発売。ぜひ初回限定盤をお早めにお買い求めください。お近くのTSUTAYAすみやまでダッシュ!!

P07Perfume-J通常『Dream Fighter』 [通常盤] TKCA-73395
※写真は上が[初回限定盤]下が[通常盤]のジャケットです。
【2008/12/01 14:44】 | 過去ログ | page top↑
しおり 『永遠/sweety』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

「Smile」に並ぶ沖縄限定発売の名曲「永遠」が、
遂に全国発売決定!! "感謝"と"想い"をのせた
メッセージ性の強いバラード・ナンバーです!


 本誌『Groovin'』読者の皆様には、97〜108号までの間、連載されていたコラム「自分色のページをめくって」でもすっかりお馴染みとなった女性シンガー・ソングライター、しおり。
 彼女の卓越した歌唱力と清涼感溢れる歌声は、故郷である沖縄にとどまることなく全国各地に響き始めている。

 沖縄限定シングルとしてリリースされた「Smile」が、県内小学校の卒業式で歌われるなど幅広い年代に支持され、昨年8月に『Heart Flower/約束』で全国デビュー。
 その後、満を持しての全国発売となった2ndシングル『Smile/君の傘』、また既発シングルにJCBタイアップ曲として日本テレビ系『24時間テレビ』内でO.A.され問い合わせが殺到する大反響を呼んだ「Love Song」やブルボン「アルフォートミニチョコレート」CMソングで、各配信チャートで上位を獲得した「僕の信じる道」などを収録した1stアルバム『青空』を発表するなど、アーティストとしての彼女の存在感は日に日に増すばかり。

 そんな彼女が待望の3rdシングル『永遠/sweety』をリリースすることが決定した。
 デビュー・シングル「Smile」に続く沖縄限定シングルのリアレンジ再録音で、10月からスタートしたテレビ朝日系の木曜ミステリー・ドラマ『おみやさん』の主題歌にもなっている「永遠」は、何気なく過ごす毎日の中で忘れがちになってしまう大切なことを思い出させてくれる。
 全ての人への"感謝"と、その気持ちを出会う人に伝えていきたいという"想い"を綴った温かい歌詞、そして彼女のエモーショナルな歌声によりスケール・アップしたメロディが、大切な人たちを思い起こさせる、壮大なバラードとなっている。さらに両A面としてどこか懐かしさを漂わせるミディアム・ナンバー「sweety」を収録。
 こちらの曲でも心地よい歌声を聴かせてくれているので、注目して欲しい。
 全国デビューから早1年4ヶ月…。原点をしっかりと見つめながらも進化を続ける彼女の歌が、これからも私たちの心の中で響き続けてくれることを願っている。

Text by 齋藤大樹(東越谷店)

『永遠/sweety』 TOCT-40387 12/3発売
女性シンガー・ソングライターしおりの3rdシングルは、「Smile」に並ぶインディーズ時代の名バラードをリアレンジ再録音した「永遠」と、どこか懐かしさ漂う「sweety」の両A面。「永遠」は、テレビ朝日系ドラマ『おみやさん』の主題歌となっています。





  PRESENT_20080905144612.jpg

■読者プレゼント
「Smile」に並ぶ沖縄限定発売の名曲が遂に全国発売決定。壮大なバラード「永遠」とどこか懐かしさの漂う「Sweety」を収録した3rdシングル『永遠/sweety』を12月3日にリリースするしおり(P07に掲載)の【サイン入りポラロイド】を2名様に!
(提供:EMIミュージック・ジャパン)

>>詳しい応募方法はこちら!!



【2008/12/01 14:30】 | 過去ログ | page top↑
capsule 『MORE! MORE! MORE!』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

国内クラブ/エレクトロ界のトップ・クリエイターであり、
Perfume、MEGなどを通じて現在最も注目を集めている
プロデューサー、中田ヤスタカ。
彼のメイン・プロジェクト、capsuleのニュー・アルバムが遂に完成!!


capsule-A.jpg デビュー・シングル「さくら」で話題になった頃からcapsuleを聴き続けてきましたが、これほど変化や進化が顕著なアーティストはいないのではないかと思います。
 常に「もっともっと!さらにそれ以上!」という精神で妥協せずに挑戦をし続け、貪欲なまでの新しい試みから生まれる最高のサウンドには毎回驚かされてきました。
 それは、このアルバムの『MORE! MORE! MORE!』というタイトルからも感じ取れると思います。 おそらく、ファンの人達はアルバムが出るたび、毎回想像とは違うサウンドに良い意味で裏切られてきたのではないでしょうか。にも拘わらず聴いているうちに気づけば、その「新しいサウンド」にハマってきてしまう。だから、1度聴いて戸惑いを感じた人には是非何度かリピートすることをお勧めしたいと思います。
 capsuleはいつも予想や想像の斜め上をいっているのだから、戸惑いはデフォルトです。
 最初のアルバム『ハイカラガール』と今作を聴き比べると、150°くらい変化してるかもしれません。どのアルバムもとてもお勧めですが、毎回最新作が1番だと思ってしまいます。

 今作を一言で表すなら「スマート&クール!!!」。あれ?これだと一言じゃありませんね。今までのアルバムの中でも特にシュガーレス度が高い1枚です。
 可愛らしく「キューティ」の代名詞と言っても過言ではないcapsuleの看板娘、"こっしー"こと"こしじまとしこ"ちゃんまで、「ビューティ」になってるではありませんか!子供から大人への成長を感じて勝手に父親気分…なんて。
 「more more more」「JUMPER」「the mutations of life」の3曲は今までにないくらい、英語詞をカッコよく歌っていて聴き惚れてしまいます。クールなのにキャッチーなので、とても入りやすく最初に聴くのはこの曲達が良いかも。
 もちろん日本語詞の「Pleasure ground」や締めくくりの「Adventure」などの、これまでのcapsuleらしい楽曲も収録。特に「Adventure」は聴いていると、なんだかほっとする自分がいます。
 やっぱり、"こっしー"あってのcapsuleです。私としても大満足のクオリティ。ヤスタカさん天才!多彩な収録曲にも拘わらず、アルバム全体の流れがとても自然で、10曲全部で1つの作品として綺麗にまとまっているので聴きやすいのもGood!
 個人的にはヘッドフォンで聴くのがオススメです。クラブ・テイストが強いビターな仕上がりで、自然に体が動いてしまう、のれる楽曲ばかり。代表曲の「JUMPER」はもちろん、「the Time is Now」「Phantom」などは、既に日本だけに収まりきらない完成度だと思います。

 今回はタイアップ曲も多いので、CMなどで耳にしてる人も多いのではないでしょうか?テクノ・ポップ/ハウス好きはもちろん、PerfumeやMEGにハマっている人にも、是非capsuleの全アルバムを聴いていただきたい。ハマること間違いなしですよ。きっと、あなたの予想は裏切られるでしょう。
 期待に応える良い意味でっ!

Text by 佐藤和久(平塚山下店


capsule-J.jpg『MORE! MORE! MORE!』 CD [初回盤]DVD付 YCCC-10012/B
数多くの人気アーティストを手掛けるプロデューサー、中田ヤスタカ。彼のメイン・プロジェクトであるcapsuleのニュー・アルバムが発売です。初回盤のみ初のDVD付き(「JUMPER」ミュージック・クリップを収録)。最高のファッション・クラブ・ミュージック、聴かなきゃもったいないですよ!
[通常盤] YCCC-10013
【2008/12/01 14:26】 | 過去ログ | page top↑
SEAMO 『SCRAP & BUILD』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

大ヒット3rdアルバム『Round About』から1年。
一言では表せないSEAMOらしいエンターテイメントがいっぱいの
ニュー・アルバム『SCRAP & BUILD』、遂にリリース!!


SEAMO-A_20081212130647.jpg 今秋、10月だけで「Continue」のリリースに、NEWSへの楽曲提供(「Happy Birthday」)、さだまさし35周年記念トリビュート・アルバム『さだのうた』に「そばに 〜たいせつなひと〜」で参加するなど、自身のリリース以外でも活動の場を広げているSEAMO。
 つづいて11月26日には4枚目となるオリジナル・アルバム『SCRAP & BUILD』をリリースする。

 3rdアルバム『Round About』から1年ぶりとなる今作は、ライヴの登場シーンをイメージさせるオープニングの「ここで会ったが運命」でスタートし、シングルとしても発表した「MOTHER」「Continue」の他に、ポッキーのCMソングとして起用されたレゲエ・テイストの「やさしい風」(スペースシャワー・ヴァージョン)や、さだまさし35周年記念のトリビュート・アルバムにも収録されている「そばに 〜たいせつなひと〜」などを収めた、ヴァラエティ豊かな楽曲たちがずらりと並ぶ1枚となっている。

 中でも印象深いものは、5月にリリースされた「MOTHER」。じっくり聴いたら泣きそうになるほどいい曲だと思う。面と向っては死んでも言えないという、母への感謝の気持ちをまっすぐに表現した心温まる名曲だ。
 若い世代から人気を集めているSEAMOだが、この曲に関しては、ご年配の方から「この曲すごくいいのよ」と問い合せを受けたり、ママさん世代の方からもラッピングを受けたりと、当店でも幅広く多くの人の心に響いていることを証明していた。
 そして10月に発売されたばかりの「Continue」は、クラシックの名曲「威風堂々」に歌詞を乗せて"続けることが夢を叶えることに繋がる"と、自身の経験を歌ったメッセージ・ソング。
 聴くたびに励まされるこの曲、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『夢をかなえるゾウ』で、SEAMO初となる主題歌となったことでも大きな話題となっている。

 また、タイトルの『SCRAP & BUILD』は「壊して、そして新たに建設して」という馴染みのワード。
 そこには、これまで3枚のアルバムをリリースし、全国ツアーも行ったSEAMOの「現状に甘んじることなく、今の自分を一度壊して、ここからまた新たなる自分を作り上げるんだ」という強い意思が込められていて、今まで以上にSEAMOカラーの強い、いろんなSEAMOが見られるアルバムだと思う。

Text by 大竹裕子(宇都宮FKDインターパーク店

SEAMO-J初回『SCRAP & BUILD』 [初回生産限定盤]DVD付 BVCR-18160〜1
しっとりした楽曲からユーモアたっぷりの楽曲まで、エンターテイナーぶりを見事に発揮したニュー・アルバム。ゲスト陣が最小限になっている分、SEAMOカラーが一層出ている1枚。初回生産限定盤はライヴ映像を収録したDVD付き、ツアー先行予約案内封入、豪華特典を見逃すな!

SEAMO-J_20081212130653.jpg『SCRAP & BUILD』 [通常盤] BVCR-14046
※写真は上が[初回生産限定盤]、下が[通常盤]のジャケットです。


【2008/12/01 12:51】 | 過去ログ | page top↑
藤澤ノリマサ 『VOICE OF LOVE〜愛の力〜』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

「ダッタン人の踊り」で衝撃デビュー以降、
"ポップ・オペラ"を追求し続ける藤澤ノリマサ。
待望のファースト・アルバム『VOICE OF LOVE〜愛の力〜』リリース!


藤澤ノリマサ-A 「ダッタン人の踊り」でデビュー、ポップスにクラシック、とりわけオペラの要素を融合させた"ポップ・オペラ"を独自の解釈で追及し、以降も2nd、3rdとリリースを重ねるごとに自身のスタイルを確固たるものにしてきた藤澤ノリマサ、初のフル・アルバム発売である。
 ところで、藤澤ノリマサを評するとき「クラシックとポップスの融合」とよく言われ、その斬新さが取り上げられるが、いまひとつその中身については伝わってないように思う。

 そもそも、クラシックの曲をポップスのアレンジにすることは、以前より頻繁に試みられていたのだが、ではなにが斬新なのか?
 ここでは主に3つのパターンに分類してみたい。
 1つ目はザ・ピーナッツの「情熱の花」(「エリーゼのために」をアレンジ)、最近では平原綾香の「jupiter」などである。これらは基本的に、クラシックの名曲のメロディ・ラインのみをカヴァーしている。つまりクラシックから…ということよりも、良い旋律を拝借したという色合いが強いかもしれない。
 2つ目は「展覧会の絵」などをロック風にアレンジしたプログレの代表格、エマーソン・レイク&パーマーなどである。彼らには、クラシックを取り入れることで、自身の音楽に幅や深みを持たせようというねらいがある(無論、偉大なプログレの巨匠をこれだけで片付けようとは思わないが)。
 ちなみに90年代日本において、ジ・エキセントリック・オペラというユニットが、歌劇「カルメン」や「魔笛」などをテクノ・ミュージックと融合させているが、これもその同系といえる。
 3つ目は、クラシックという一見すると高尚で敷居の高い音楽をよりカジュアルに楽しめるようにすることをねらいとしてポップスと融合させたものであり、藤澤ノリマサはこれに属する。
 一般的にクラシカル・クロスオーヴァーと呼ばれるのは、このカテゴリーであり、サラ・ブライトマンはこの代表格といえる。
 だからなのだろうか、藤澤ノリマサの楽曲は原曲のよさをとても大事にしているように思う。
 今回のアルバム『VOICE OF LOVE〜愛の力〜』では主に「ダッタン人の踊り」や「VINCERO-ヴィンチェロ-」のようなテクノ・ポップ調の楽曲と、「君が待つ家〜AVE MARIA〜」のようなバラード調のものとに分けられるが、どれも共通してそのアレンジが原曲そのものの世界を実に壮大な形に増幅しているように感じる。
 た今回の選曲も歌曲の中でも有名な曲ばかりで、さながら"名曲アルバム"のようでもある。つまりこのアルバムを通じてクラシックのよさ、楽しさを広げたい、という藤澤のメッセージが込められていると思う。

 藤澤ノリマサのヴォーカルの大きな特徴として、最初はポップス調で歌っていながら、サビでクラシックの歌唱法に切り替わるということがある。
 それはまさにミュージカルでセリフから歌に流れていく形を彷彿とさせ、ポップ・ミュージックに慣れ親しんでいる人たちをクラシックへ誘っているようにも感じる。
 これは数あるクラシカル・クロスオーヴァーのアーティストの中でも特筆すべきところであり、まさに斬新なクロスオーヴァーといえる。さて、残りの文字数も少なくなってきた。
 そんな藤澤ノリマサ待望のアルバム、まずは是非お聴きいただきたい。

Text by 松本真一(函南店


藤澤ノリマサ-J-CD+DVD『VOICE OF LOVE〜愛の力〜』 [CD+DVD] MUCD-8008 11/26発売
待望の1stアルバム!ポップスにオペラ、クラシックを融合させたダンサブルな楽曲からバラードまで、藤澤ノリマサ・ワールド満載。「ダッタン人の踊り」「Cross Heart」などを収めた全13曲。[CD+DVD]のDVDにはシングル3曲のVideo Clipとメイキング、インタヴュー映像を収録。

藤澤ノリマサ-J-CD『VOICE OF LOVE〜愛の力〜』 [CD] MUCD-1193
※写真は上が[CD+DVD]、下が[CD]のジャケットです。
【2008/12/01 12:43】 | 過去ログ | page top↑
平原綾香 『ノクターン/カンパニュラの恋』 『Path of Independence』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

天使の歌声によって再び生まれる、
200年の時を超えた新しい命の鼓動…。
名曲「ノクターン」を含む約2年ぶりのアルバム『Path of Independence』。
このヒーリング・ヴォイスにその身を委ねるべし。


平原綾香-A


 歌を聴いて鳥肌がたつ事は年に数回あるのだが、詞に感情移入をする前に涙が出たのはほとんど記憶にない。
 それが久々にやってきたのだが、瞳が濡れている事にしばらく気が付かないほどその曲に聴き入ってしまっていた。

 平原綾香がホルスト作曲の組曲「惑星」を原曲としたデビュー曲「Jupiter」で音楽界を震撼させてから5年。シングルとしては、それ以来となるクラシックの名曲をモチーフにした楽曲がこの「ノクターン」である。
 彼女本人が出演しているドラマ『風のガーデン』主題歌でもあるこの曲の原曲はショパンの同名曲。
 正直、この曲に詞をつけて歌うのはかなりの冒険だったのではないかと思う。
 「Jupiter」はドラマチックな展開、壮大な世界観が日本人好みの様な気がしたが、「ノクターン」が奏でる旋律は美しすぎる半面、あまりに悲しい響きが強すぎると思ったのだ。
 しかし彼女はその深みのある歌声と表現力でこの難曲を見事に昇華させてしまった。
 この曲をここまで歌いこなせるのはおそらく日本で彼女以外存在しないだろう。

 そしてこの曲を含む5thアルバム『Path of Independence』がまた凄い。
 平原綾香というと、どこかクラシック寄りのアーティストというイメージが強いかもしれないが、それは彼女の一側面に過ぎなかった事に今更ながら気付かされる。彼女の美しい歌声、歌唱力が表現できる振り幅が他よりも大きかったということなのだ。
 今作では今まで以上に様々な表情を覗かせており、POPなメロディに電話の効果音なども織り交ぜた遊び心いっぱいの「空に涙を返したら」、どこか昭和の匂いを感じさせる谷村新司作詞・作曲による「朱音」などはその最たるものだろう。
 またそういった中にも表題曲でもある「Path of Independence」「孤独の向こう」などは優しく包み込みように、それでいて力強い意思を感じさせるドラマチックな楽曲で"らしさ"もしっかりと盛り込まれているので、リスナーの期待を裏切らない出来栄えとなっている。
 さらに「ノクターン」の日本語版でドラマの挿入歌でもある「カンパニュラの恋」もAcoustic Versionで収録されているので、オリジナルとの聴き比べを楽しむのも一興だろう。

 ちなみにドラマを観ている方にはぜひ「ノクターン」の日本語訳も噛み締めながら聴いてみていただきたい。クランクアップ後に急逝した名優、緒方 拳さんへの鎮魂歌のように聴こえるのは僕だけではないはずだ。
 この愛の歌は、きっと天国まで届いているだろう。

Text by 森 祐一郎(市原白金通り店


平原綾香-J ノクターン『ノクターン/カンパニュラの恋』 MUCD-5142 発売中
17枚目のシングルとなる今作はショパンの歌曲「ノクターン」をモチーフにして、英語詞で歌う「ノクターン」と日本語詞で歌う「カンパニュラの恋」の両A面。Special Trackにはドラマ『風のガーデン』第1話で氷室 茜役として平原綾香が歌った「BAMBINA」を収録。アルバムとのW購入特典あり。

平原綾香-JPATH-OF-INDEPENDE『Path of Independence』 MUCD-1195 12/3発売
約2年ぶりとなる5枚目のオリジナル・アルバム。ドラマ『風のガーデン』主題歌「ノクターン」、ドラマ『トップセールス』主題歌「孤独の向こう」、映画『マリと子犬の物語』主題歌「今、風の中で」などタイアップ曲も多数収録!シングルとのW購入特典あり。
【2008/12/01 12:42】 | 過去ログ | page top↑
清水翔太 『Umbrella』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

1人でも多くの人にこの歌を届けたい!
きっと心に生まれる新たな感情があるはずだから!!
清水翔太、1stアルバム『Umbrella』リリース。


清水翔太-A デビュー前から評判はものすごく、デビュー曲「HOME」もいきなりの大ヒット、弱冠19歳の清水翔太に誰もが注目せずにはいられません!…が、天の邪鬼な私なので(笑)、ものすごい才能!歌唱力が半端じゃない!なんて褒めちぎられていると、さほど積極的に聴かなくてもいつかは耳に入ってくるだろうと、じっくり聴く機会を逃していました。
 しかし今回原稿を書くにあたり『Umbrella』を聴いてみると…「あ、このフレーズ気持良い」。特に歌詞に注目してみると、そんな風に何度も思う場面がありました。
 何をやってたのでしょうか、私。
 すっかり乗り遅れていました。

 今回改めてじっくり聴かせていただいた清水翔太の音楽は、気持ちに寄り添うメロディと、気持ちにハマる歌詞がとても心地良いバランスでした。そして何よりも声ですよね。歌唱力は文句なし、評判も納得です!
 優しくて温かい聴き心地の良い声。心が落ち着く優しい響きが、頭の中に残ってじんわり心に浸みてきます。高すぎず低すぎず一番落ち着く、そんな声が魅力だと感じました。このアルバムに収録されている楽曲は全て清水翔太による作詞・作曲によるものです。
 どの曲をとっても、ストレートな歌詞は分かりやすく、清水翔太の声で囁くように歌われると心にすとんと落ちてくるとでもいうのでしょうか。「あ、わかる、そうだよね〜」と。清水翔太と同じ世代の皆さんには等身大の共感を、そしてちょっぴり大人の皆さんはどこかこそばゆいような気恥ずかしさを感じる部分もあるかもしれません。
 難しい言葉を使わず、決して格好つける訳でもない19歳の、等身大の気持ちが綴られています。そして、メロディが素晴らしい!手放しで拍手!
 既出のシングル曲ですらどこか新鮮に感じて、素直に聴いていなかったのを悔しくさえ思いました。
 シングル楽曲の親しみやすさはもちろんニュー・クラシック・ソウル、ジャズ、様々な要素を盛り込んだサウンドは秋の夜長にじっくり聴くのも似合いそうですね。大人な時間にもオススメできちゃいます。

Text by 有田幸恵(パルシェ店

清水翔太-J『Umbrella』 [初回生産限定盤]DVD付 SRCL-6908〜911/26発売
10代の男性シンガー・ソングライターとしては異例の大ヒット!! 等身大の熱い想いが綴られた魅力的な1stアルバムが完成!確かな歌唱力とヴァラエティに富んだメロディとが紡ぎだす世界をじっくり聴いて下さい。初回生産限定盤はミュージック・ビデオとライヴ映像を収録したDVD付き。
[通常盤] SRCL-6910
【2008/12/01 12:15】 | 過去ログ | page top↑
Fun! Fun! Fun! File 01 V.A.『アイのうた2』 1/2
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

V.A.『アイのうた2』
この世に人がいる限り、ラヴ・ソングは決してなくならない。今年も多くのミュージシャンによる数々のラヴ・ソングが巷を賑わせ、多くの恋する男女の瞳を濡らしてきた。そんな2008年を代表するラヴ・ソングを中心に、アルバムの隠れた名曲も加えたラヴ・ソング集『アイのうた2』が11月26日にリリースされる。昨年末にリリースされ、大ヒットを記録している人気コンピ『アイのうた』の第2弾となる今作は、いろんな愛の形をギュッと詰め込んだ、幅広い1枚になった。恋人への愛、母への愛、失った愛、そして自分への愛…。いろんな愛が繋がって、大きな愛に膨らみますように。音楽にはきっとそんな力があるはず。

V.A.
『アイのうた2』
アイのうた2-JCD
UICZ-8048
11/26発売



Text by 浜田幸子/秦 理絵



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【2008/12/01 12:12】 | 過去ログ | page top↑
METAL on METAL #110
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>


いやぁ、毎日本当に寒いですね〜。世間はすっかり、これからは聖夜ムード一色といった感じですが、メタル・ファンにとっては、聖なる鐘よりは地獄の鐘(AC/DC)といった感じですから、あまり関係ありませんなぁ(笑)。そんなアンダー・グラウンドな音楽シーンは今月も注目作山盛りですよ!! 今回のラインナップ以外にもスペースの都合上紹介できませんでしたが、ますますキャメロット化が進むダーク・ムーア、絶好調フィンランドから待望の新作カルメン・グレイ、そして遂にリリース!! 全世界待望のニッケルバックなどなど…。熱いラインナップでメタル・ファンは寒がっている暇はない。(三津山)



アーク・エネミー
『タイランツ・オブ・ザ・ライジング・サン
           -ジャパン・ライヴ 2008』
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アーク・エネミー-JCD(2枚組)
TFCK-87460
11/26発売
クリストファー復活後のバンド史上最高傑作『ライズ・オブ・ザ・タイラント』。そのツアーを完全収録したライヴCD(DVDも同時発売)。なんと今年3月に行われた来日公演を完全収録!常にマイケルを応援してきた日本のファンにむけた最高の贈り物。ミックスは"生音"には定評のあるアンディ・スニープが担当。爆音必聴!(伊藤)
ラモス・ヒューゴ
『ザ・ドリーム』
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ラモス・ヒューゴ-JCD
KICP-1338
12/10発売
メロディアス・ハード・ファンの心の支え!ジョシュ・ラモスとヒューゴが遂に手を組んだ!! 最もジャーニーに近い2人が組んで最高のアルバムができない訳がない。ジャーニーを思わせる爽快な音の洪水に今回も溺れること間違いなし!本家が復活したと言っても、やはりこの2人は最高だ!! ずっと続けてほしいね。(三津山)

アレックス・バイロットズ・ヴードゥー・サークル
『アレックス・バイロットズ・
            ヴードゥー・サークル』
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ヴードゥー・サークル-JCD
KICP-1334
11/26発売
現サイレント・フォース、Gのアレックス・パイロットのニュー・バンドのデビュー・アルバム。メンバーもマット・シナー(シナー)、デヴィッド・リードマン(ピンク・クリーム69)など豪華メンバーが参加。この面子から想像される通りのハイクオリティなメロディック・パワー・メタルは聴きごたえ抜群!!(三津山)
UNSUN
『ジ・エンド・オヴ・ライフ』
---------------------------------
UNSUN-J.jpgCD
MICP-10788
発売中
ポーランド出身。ゴシック、ラウド、ポップスなどをミックスさせたサウンドで期待の新星のデビュー・アルバム。Gのマウザーはデスメタル・バンド、ヴェイダーから脱退した程、UNSUNへの本気度が感じられる。Voはアヤという女性が務めており、彼女のキュートながらパワフルで独特な歌声と美しいルックスは注目!(小田川)
サンダー
『バン!』
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サンダー-JCD
VICP-64622
発売中
結成20年!! 英国の誇りとユーモアを頑固に、そして楽しく守り続ける彼らのニュー・アルバムは今回も熟成された英国ハード・ロックの良作!毎回最高のアルバムをありがとう、そしてまた来日が待ち遠しい。生きる喜びを味わいたいなら、彼らのライヴに行きなさい。全てがそこにあります。いやぁ〜、ワクワクしてきたぁ(喜)。(三津山)
シュトゥルム・ウント・ドラング
『ロックン・ロール・チルドレン』
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シュトゥルム・ウント--JCD
BVCP-21645
12/3発売
若き北欧メタル・バンドの新作。平均年齢10代とは思えないほど、卓越したテクニックを見せてくれる。音はラウドだが、北欧らしいメロディがマッチした楽曲はとても日本人好み。バンドの成長を想像するとワクワクする!初回分にはサイン入り生ポラ10枚、サイン入りピック100枚をランダム封入。(葛原)
エドガイ
『ティニタス・サンクタス』
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エドガイ-JCD
[初回生産限定盤](2枚組)
MICP-90039
[通常盤] MICP-10790
発売中

約3年ぶりの8作目は、基本的には前作を踏襲した、オーセンティックなロック・サウンドを主体としており(とは言え随所に"クサメロ"も満載)、天才トビアス・サメットの才能と、デビューから早10年以上になるバンドの安定感で温故知新を絶妙に表現している。初回生産限定盤はライヴCD付き。(野邊)
シアクラシー
『ミラー・オブ・ソウルズ』
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シアクラシー-JCD
TKCS-85212
11/26発売
ジョージア州出身のメロディック・パワー・メタル、本邦デビュー作!本当に粒ぞろいな最近のデビュー勢で、このアルバムは頭ひとつ出ています!アメリカ出身ですが、程よい叙情的アレンジが泣ける事うけあい。なんとタイトル曲は、メタル・エッセンス満載の22分強でお送りします。飽きさせないバランス感覚は必聴っ。(村岡)
ザ・ダストゥンボーンズ
『コックサッカー・ブルース』
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ダストゥン・ボーンズ-JCD
TKCA-73396
12/3発売
日本が誇るロッケンロール・シンガー、森重樹一擁するロック・バンド、ザ・ダストゥンボーンズ、3年ぶりの3rdアルバム。期待された内容に勝る出来に思わずにんまり!!この4人のケミストリーはホントに素晴らしい。個人的には2008年、No.1ロックンロール・アルバム候補!!(三津山)
エンジェル・ブレイク
『ザ・ディセンデッド』
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エンジェル・ブレイク-JCD
POCE-16041
発売中
マルコ・テルヴォーネン(ex:ザ・クラウン)率いるゴシック・メタル・バンドの2nd。ヴォーカルが交代しているが、ポイズン・ブラックを思わせるメランコリックなメロディとヘヴィネスの融合した音は健在で、前任よりも幅のある歌唱力がアルバムをヴァラエティ豊かにし、前作を超える会心作になった!!(三津山)
アモン・アマース
『トワイライト・オブ・ザ・サンダー・ゴッド』
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アモン・アマース-JCD+DVD
MBCY-1101
12/10発売
ベテラン・メロディックデス・バンドの7th。スピード・チューンの荒々しさも勿論堪能できるが、注目すべきはミドル・チューンでの琴線を刺激しまくるメロディ・ライン。北欧バンドらしく明るくなり過ぎず、時にバイキング風の勇壮ささえ感じさせ、美しいの一言。24Pブックレット、ライヴ映像を収録したDVD付き。(市村)
■『METAL ON METAL』 ライター
野邊:マッドブッチャー野邊(富士中央店)
伊藤:ヴァルザック伊藤(玉川高島屋S・C店)
葛原:トーキングモジュレーター葛原(磐田南店)
市村:ブラックファイヤー市村(竜ヶ崎店)
三津山:ジョン・ボン・三津山(玉川高島屋S・C店)
小田川:ヴァイキンガー小田川(宇都宮FKDインターパーク店)
村岡:村岡 綾(本庄店)
Special Thanks to Mr.S:真田賢司
【2008/12/01 12:06】 | METAL on METAL | page top↑
井上陽水 『BEST BALLADE』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

長いキャリア中、
もっとも多くの聴衆の耳に届いた名曲たちを選んだ
井上陽水究極のバラードベストアルバム、発売。



井上陽水-A 本当に多作な上に、駄作のない人である。
 60年代末から活動をはじめ、およそ40年間、第一線にいながら飄々と時代を生きて常に名曲を発表しつづけ支持を受け続けるアーティストは、今一体何人残っているのだろう。
 ほぼ、私自身の人生の長さとそっくりそのままリンクする活動期間に驚嘆の溜息が出るばかりである。

 おそらく奥田民生ら若手のアーティストとのコラボを通じて得たファンも含めれば3世代に渡るであろう。ここまで日本の聴衆を惹きつける理由はと自分なりに考えてみたのだけれど、井上陽水の詞、曲、声に必ず登場するある種の"脱力"の快感が、時代とか流行とかを超えた普遍性を持っているのではないだろうか。
 楽曲の提供ということでも膨大な数にのぼり、そのアーティストの代表曲となっている曲も多い中、ひとたび、それをセルフ・カヴァーして歌った途端、今度は一気に陽水の色に(前からオリジナルで歌っていたように)染められていくのである。
 もちろん自作の曲なんだから、と思われるかもしれないが、あの強烈な3つの個性(詞・曲・声)に、スパイス(脱力?)がまぶされたときの求心力が普遍性の要因ではないかと考えている。

 井上陽水のバラードベストアルバムは、多くの楽曲の中から彼の魅力を最大限に活かしたトラックを集めたものになっている。彼のスロー・ナンバーを中心に収録しており、本人以外ではもっともその魅力に近いものを備えているであろう、玉置浩二とのコラボレーション「恋の予感」「ワインレッドの心」はやはり秀逸だ。
 そしてもうひとつ、彼の魅力を表現するときに多く使われる"透明感"もこのアルバムを貫く重要な要素である。個々の楽曲の際立ちはもちろんあるが、通して聴いていくと全てがひとつの風景の中で流れていく…例えば真冬の朝に、雪の道路を車で走るときの外の景色が異様にクリアに映るようなあの感覚である。
 最終曲に夏休みを彷彿とさせる「少年時代」も収録されているが、それも今度は真冬のBGMとして聴いてみてほしい、絶対にはまるから。

Text by 作山和教(宇都宮FKDインターパーク店

井上陽水-J『BEST BALLADE』 FLCF-4269 12/10発売
井上陽水の長きに渡るキャリアから、まさにその時代、風景がよみがえる絶品のバラードのみを集めたバラードベストアルバム。彼独特の歌詞・曲の魅力をスロー・ナンバーで味わえると共に、その圧倒的な歌唱力と存在感を堪能できる秀逸な1枚だ。

【2008/12/01 11:54】 | 過去ログ | page top↑
Fun! Fun! Fun! File 01 V.A.『アイのうた2』 2/2
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

V.A.『アイのうた2』
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Fun! Fun! Fun! File 01 V.A.『アイのうた2』

V.A.
『アイのうた2』
アイのうた2-JCD
UICZ-8048
11/26発売



Text by 浜田幸子/秦 理絵



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【2008/12/01 11:27】 | 過去ログ | page top↑
第104回 三津山貴之
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>




ロゴ-小4
第104回 三津山貴之
(TSUTAYAすみや玉川高島屋S・C店)



 初めまして、MOM(メタル・オン・メタル)のジョン・ボン・三津山こと、玉川高島屋店の三津山です。
 ジョン・ボンということで既にお気づきの通り、BON JOVIのジョン・ボン・ジョヴィから貰っています。
 安直ですが、BON JOVIが一番好きなバンドであり、この世界で働くきっかけになったバンドだからです。

 今でこそ、音楽大好き!メタル大好きで生きていますが、実際音楽にはまったのは大学に入ってからでしたので、まだ12〜3年といったところで、それまでは実は音楽はそれ程好きではなかったのですが、あれは忘れもしない大学のゼミで、何かのドキュメントの映像を見せられたのですが、その中のBGM曲の1曲が、BON JOVIの「ALWAYS」でした。
 今でもあの衝撃は忘れもしません(授業の内容は全く思い出せませんが/苦笑)。
 その後、画面隅のバンド名を頼りに曲を探した結果、今回紹介しますベスト・アルバムに辿り着き、バンドにはまるきっかけになったのです。
 今思い出しても大した出会いでもなかったのに、そこからメタル全般を聴くようになり、すみやに就職してまで、音楽の傍で生きようと思うまでによくもまぁ思いこめたものだと、自分でも驚きですが、人生のターニング・ポイントなんて、そんな些細な事なのだなとも思います。
 それから出会って12〜3年経ちますが、いまだに聴けば常に力をもらえるバンドであります。
 たまに出勤時に聴きながら電車に乗ると、力が入りすぎて、降りる駅を乗り過ごしてしまったりしますが、それで遅刻したことはありませんので、それもまた楽しかったりします。
 とまぁ、アルバムの紹介にはなりませんでしたが、私はこれからも、ジョン・ボンの名を胸に日々の仕事や人生を楽しく生きていきます。

*なお次回は、齋藤大樹氏(TSUTAYAすみや東越谷店 サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに。


ボン・ジョヴィ
『クロスロード/ザ・ベスト・オブ・ボン・ジョヴィ』
ボン・ジョヴィ-JCD
UICY-90895
発売中
全世界で1,000万枚以上を売り上げたバンドの10周年の区切りにリリースされたベスト・アルバム。いまやアメリカン・ハード・ロック・クラシックスに数えられる数々の80年代ヒット曲を網羅した内容は、バンド入門用に最適な1枚。ファンにとっては名曲3曲目、4曲目の収録もあってベスト・アルバムというより、オリジナル・アルバムと同等の意味を持つ1枚である。今年で来年デビュー25周年を迎え、そろそろ新しいベストを期待したいところだ。SHM-CDの初回生産限定盤。
※通常盤(UICY-6004/\1,980 [税込])も好評発売中。
【2008/12/01 11:26】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
手塚商店(最終回) #110
<初出「Groovin'」2008.04-05/ISSUE#103>


手塚商店-最終回
手塚商店とは?
「音楽の普及を目指す!」をモットーに始まったフリー・ペーパー。邦楽を中心に、パンク、ハード・コア、ヒップ・ホップ等々…といったイキのいい音楽を毎回紹介!メジャー・シーンだけでなく、インディーズで活動するアーティストの作品も取り上げています。
店頭配布と併せて『Groovin'』にも毎月掲載です。


シクラメン
『スルメ』
シクラメン-JCD
SKLM-1
発売中
東京は夢の街"蒲田"発、3MCのうたメロラップグループ。技量は無いがハートフル、何故か心が温まる「噛めば噛むほど、聴けば聴くほどに味が出るスルメ・サウンド」は聴く人の心を笑顔にします。本気なんだろうけど妙に肩の力が抜けたスタイルに全国のハッピーになりたい人、そして大田区民は必聴です。

Emi Maria
『A Ballad Of My Own』
EMI-MARIA-J.jpgCD
KCCD-347
発売中
注目度No.1、R&Bシンガー!すでに有線、ラジオには問い合わせ殺到。各種タイアップ、TVスポットも大量投下されているので気になっている方も多いのでは!?パプアニューギニア出身神戸育ち、中学からR&Bに興味を持ち、高校時代、オーディションを皮切りにトラック・メイキングまでこなす音楽活動で今に至る。
WATER ROOM
『MELODIC RELATION』
WATER-ROOM-J.jpgCD
BRWC-1003
11/26発売
2008年最後の大型新人!?が放つ次世代エモ・メロディック・パンクの大本命盤!ハイセンスな洋楽的サウンドに乗せた、エモくて激キャッチーなメロディ!日本語詞を中心に置きつつも、英語詞をバランスよく織り交ぜた楽曲群。GLORY HILL、Sanndy Beach Surf Coaster好きは必聴。

KAME & L.N.K
『I ♥ TOFU』
KAMELNK.jpgMaxi Single
TOCT-40312
12/10発売
今年の夏、静波海岸でのイヴェントではお世話になりました。すみや激オシ・アーティストの1組。だんご、コロッケ、たらこ…数々の食品ソングがありますが、今作は"豆腐"!日本豆腐協会推奨ソング!! この曲で心も身体も元気になろう!初回限定盤はオリジナル携帯ストラップ付き、ブックレットは「トーフ親子図鑑」仕様。

Text by 手塚 潤 (すみや本社 営業グループ)
【2008/12/01 11:23】 | 過去ログ | page top↑
竹内まりや 『縁の糸』
<初出「Groovin'」2008.11-12/ISSUE#110>

大好評のコンプリート・ベスト
『Expressions』に続きリリースされる新曲は、
朝の連続テレビ小説『だんだん』主題歌として話題のアノ曲。
デビュー30周年を経て新たな1歩を踏み出した彼女に注目!



P03竹内まりや-A 10月1日に発売された竹内まりやのコンプリート・ベスト『Expressions』は、予想通り多くのファンからの大きな反響を得ると共に、オリコン・チャート1位を獲得しセールス的にも大成功を収めた。
 1978年にRCAからシングル「戻っておいで・私の時間」とアルバム『ビギニング』でデビューして以来、早くも30年が経過した訳だが、時代や流行、政治、社会の動向が目まぐるしく変化するこの日本にあって、アレンジの手法やレコーディング環境など音楽の世界でも大きな変革の波は何度となく押し寄せてきた訳だが、その中で一貫して変わらぬ「まりやイズム」を表現し続けてきた彼女の「音楽家」としての姿勢を再認識できるという意味でも、30年のキャリアをまとめた『Expressions』のリリースは非常に意義深いことであったように思う。
 また同時に、山下達郎をはじめとする彼女を支えてきたミュージシャンやプロデューサー、アレンジャーなどの存在の大きさを再確認された方も多かったことだろう。
 シンガー・ソングライター竹内まりやと、彼女を取り巻く制作チームとの絆の深さ、結びつきの30年の結晶が、この『Expressions』を生んだとも言えるのだ。

 さてそんな30周年モードの中で、さらに新しい楽曲が誕生した。
 もうNHKの連続テレビ小説『だんだん』の主題歌(ドラマの語りも竹内まりやが担当)としてお馴染みのこの曲…「縁の糸」だ。
 このドラマ、竹内まりやの出身地でもある出雲と、京都を舞台とし、ヒロインの三倉茉奈と三倉佳奈が演じる"田島めぐみ"と"一条のぞみ"は双子の姉妹でありながらそれぞれ全く違った環境で育てられ、しかしある日、偶然の出会いからやがて姉妹であることに気づき、そこから様々な人間模様が展開していく訳だが、その不思議な繋がり=「縁」をテーマに竹内まりやお得意のロッカ・バラード調のサウンドが心地よいこの「縁の糸」は、まさに様々な「縁」によるコラボレーションによって生まれた曲だという。
 彼女独特のちょっと甘い歌声の中に凛とした姿勢を感じられるこの曲、軽快なアレンジと山下達郎や難波弘之ら気心の知れたメンバーによる演奏も相俟って、歌詞が無理なく心に浸透してくる。和のテイストの中に流れるポップス気質を朝から感じながら、慌ただしい時間を明るいひとときに…そう感じながら毎朝テレビを見ておられる方も多い事だろう。

 また今作のカップリングとして選ばれたのは、NHKラジオ第一放送『ラジオ深夜便』の中で"深夜便のうた"として7月〜9月に放送され、好評を博した「最後のタンゴ」。大人の魅力たっぷりのこの曲、作詞は伊集院静が、アレンジは服部克久が担当した。
 年輩の方には馴染みの深いタンゴを、今新たな形で提示した意欲作だ。さらにもう1曲、かつてNHK『みんなのうた』で1981年に放送された「アップル・パップル・プリンセス」もニュー・リマスターで収録。未CD化の曲だっただけに、コア・ファンにも嬉しい1曲だ。

 大人の鑑賞に耐えうる高いクオリティのポップスを生み出すこと、これこそ今のJ-POPS界に求められる最重要課題だと思う。その意味でも竹内まりやの更なる活躍は、これからもシーンの手本であり、指針となるに違いない。デビュー30周年を経てさらに新たな1歩を踏み出した彼女から、これからも益々目が離せそうにない。

Text by 土橋一夫

竹内まりや-J『縁の糸』 [初回盤] WPCL-10627 11/26発売
NHK連続テレビ小説『だんだん』主題歌「縁の糸」に、NHKラジオ第一放送『ラジオ深夜便』"深夜便のうた"として放送された「最後のタンゴ」、未CD化だった「アップル・パップル・プリンセス」をカップリング。様々な「縁」「繋がり」を経て作られた本作には本物の大人のポップスが詰まっている。「縁の糸」「最後のタンゴ」のカラオケも収録。
[通常盤] WPCL-10633
【2008/12/01 10:57】 | 過去ログ | page top↑
Mr.Children 『SUPERMARKET FANTASY』
<初出「Groovin'」2008.10-11/ISSUE#109>

人生の無意味も憂いも諍いも、生ある限り抗うことのできない
終末までもを超えて、なお人を信じたいと願う気持ち。
Mr.Childrenの最新作、すべてはあらゆる"君"に向けて。


P39-Mr.jpg


 「終わりなき旅」という曲が世に出てから、ちょうど10年が経った。
 どういう思いで桜井があの曲を書いたのか、といった類のことは作者の思惑、当時の心理状態などと関係なく歌は1人歩きし、多くの人の心を打ち続けてきた。
 それは桜井とMr.Childrenのものであったはずの歌が、聴く人それぞれの自分の歌になったということにほかならない。
 だから近年、桜井がことあるごとに口にしている「自分が音楽から受けた恩恵に対しての"恩返し"となる音楽を作っていきたい」云々という言葉には、個人的には「そんなことまで…」と思った一方で、彼の律儀な性格を改めて痛感した。
 あまたのリスナーが勝手に聴いて、勝手に泣き、勝手に励まされ、勝手に笑い、勝手に自分のことを歌っていると思う。
 モンスター・バンド、Mr.Childrenの音楽はそういう存在だったはずだからだ。

 だが彼は心底真面目に発言を貫いた。
 ソングライター、ミュージシャン、そしてバンドのフロント・マンとしての桜井の今の在り方は、アルバムの序盤に置かれた「終末のコンフィデンスソング」「エソラ」、ラストの「花の匂い」により鮮明に表出しているが、総じてニュー・アルバム『SUPERMARKET FANTASY』は、圧倒的に前向きで、紛うことなき"人のための"作品となった。

 それが好きだから音楽を作り、歌いたいことがあるから歌うという、前作『HOME』から続くフラットな姿勢は、目にしたもの、それに伴う感情をそのまま書いたような、細やかな叙情と叙景から成り立つ詞からも窺うことができる。
 そこからさらに視野を広げ、世の中に、人間に、グッと寄った楽曲が目立つ。ホームからスーパー・マーケットへ。なるほど、上手い事言ったものだと感心しているのも束の間、本作では悟りに近い、ひとつの境地に達した感がある。
 痛みも悩みも誰にでもあって当然であり、そこを打破しようとするための手助けや、治療、癒しという役割はすでに超えてしまった。現実を俯瞰し、それを踏まえた上で、今を楽しく乗り越える術を解いているように思える。
 疑問、諦観、答え、それがNOになったときの、さらに新しい答えまで用意されているあたりに、現代社会の閉塞感や疑心暗鬼が見えるようだし、「口がすべって」という曲では"人それぞれの価値観"という無関心を装った名の自己防御すら乗り越えようとする強い意志が感じられる。

 対象である"君"は、愛しく、時に手を焼く目の前の君であり、日常に寄り添うその人であり、見果てぬ誰かであり、いつかまた会えそうな、もしくはもう二度と会えない追憶の存在であったりするのだが、すべての"君"には、親バカという言葉のニュアンスに近い"人間バカ"とも呼べるほどの親愛が注がれている。
 そこに伴う歌は、軽やかさ、柔らかさを纏いながら、時に切実。もっといえば歌の範疇を逸脱した語りや叫びに近いものに変貌する瞬間が何度もある。
 肩の力が抜けたメロディ、贅を尽くし技術を駆使したゴージャスかつファンタジックなサウンドの中で、言葉と声はいっそう人間臭い輝きを放っている。

Text by 篠原美江


Mr.jpg『SUPERMARKET FANTASY』 [初回限定盤]DVD付 TFCC-86291 12/10発売
NHK北京オリンピック放送テーマ・ソング「GIFT」、フジテレビ系ドラマ『コード・ブルー 〜ドクターヘリ緊急救命〜』主題歌「HANABI」、配信限定でリリースされた「花の匂い」ほか、全14曲収録の15thアルバム。初回限定盤は特典映像を含むMUSIC CLIPを収録したDVD付き。
[通常盤] TFCC-86292
【2008/12/01 10:20】 | 過去ログ | page top↑
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