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第92回 加藤久義
<初出「Groovin'」2007.11-12/ISSUE#98>




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第92回 加藤久義(TSUTAYAすみや新静岡センター店)


全国3億3,000万人の「aikoファン」の皆様こんにちは。
 『Groovin’』11月号を皆さんが読んでいる頃は「Love Like Rock Limited」も終盤の頃でしょうか?
 そんな、バカが付くほど「aiko」を心より応援している私が紹介したい作品は、彼女の2枚目となるアルバム『桜の木の下』です(季節は冬なのに桜ですみません…)。
 自分の中では、これまで7枚のアルバムをリリースしている彼女の作品の中で間違いなしのNo.1。今では幻のシングル盤となっている「桜の時」や、「aikoの作品で一番好きな楽曲は?」という質問で必ずと言っていいほど上位になる「カブトムシ」「花火」を収録している1枚。
 その中でも皆さんに聴いて欲しいのは、M-9の「Power of Love」。LIVEでもおなじみの楽曲です。とにかく元気が出る曲。日々の生活で嫌な気持ちになることは多々あると思いますが、この曲を聴いていると「aiko」から"元気"や"愛"、"Power"をもらえます。
 そしてM-10の「カブトムシ」を聴き終わってCDをストップさせるのはNG!その約60秒後からスタートする、ボーナス・トラック「恋愛ジャンキー」…これまたLIVEでの定番曲のひとつ。
 恋愛の歌詞をここまでポップに書けて唄える人は、日本音楽界では彼女「aiko」しかいないはず…。
 静岡でのLIVEは2005年5月8日以降ないですね。再び「aiko」が静岡ではじけるLIVEをやってくれるその日まで…。

*なお次回は、小林成治氏(TSUTAYAすみや静岡イトーヨーカドー店)が登場します。お楽しみに。



aiko
『桜の木の下』
92回2005/06/29発売
PCCA-60007
シングル発売曲「花火」「カブトムシ」、限定発売シングル曲「桜の時」(限定発売シングルは現在取寄せ不可能)など全10曲+ボーナス・トラック「恋愛ジャンキー」を収録の、aikoにとって2枚目のアルバムです。aikoを知るためには欠かすことが出来ない1枚!!


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【2008/02/28 11:11】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第91回 手塚 潤
<初出「Groovin'」2007.10-11/ISSUE#97>




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第91回 手塚 潤(すみや本社 営業グループMD)


何を隠そう最初に「ミック、チャーリー、ロニーと一緒に写真撮って握手したオジサンと握手したことがあります!」と「間接か!」と突っ込まれそうな出だしでスイマセン。
 でも間接とはいえ何気にすごい事でしょ?自慢です。
 ここ数年J-POP関連にドップリな私ですが、実はストーンズが大好きです。
 私の周りにはROCK史の師範や兄弟子が沢山います。その1960~70年代を肌で感じてきた方たちを前に、何を選んでも馬鹿にされそうですが、この1枚を!

 実は初めて生ストーンズを体感したのは「FortyLicksツアー」です。
 初来日は田舎の高校生で東京まで行く勇気も金も無く、2回目は上司(兄弟子)を差し置いて行く事は出来ず、とチャンスを逃してきた次第です。
 そんな後発ファンなので初めて聴いたのも高校生くらい、友達の兄ちゃんの部屋で勝手に聴いていたのは『ラヴ・ユー・ライヴ』や『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!』と最高のLIVEバンドとして最初からヤラレてしまった訳ですが。
 音だけではなく諸々知っていくうちに一般的な悪行の数々の他、憎めない逸話や、"ミックの独特のダンス""キースのオープンGチューニングのテレキャスターを弾く姿" "チャーリーのへの字口で叩く姿""ロニーの妙なハイ・テンション"(ブライアン、ミック・テイラー、ビル・ワイマンを含めいろいろ書きたいのですが、文字数の制限とネットで叩かれそうなので書けませんが…)に何故かのめり込み、今日に至ります。
 若かりし頃の彼らも良いですが、現在の音も容姿も行動も含むスタイルが愛しいです。全員が元気なうちに最低でもあと1枚はオリジナルを!
 ツアーは無理かなぁ、実現してもこっちの金が無くて行けないか…。

*なお次回は、加藤久義氏(TSUTAYAすみや新静岡センター店)が登場します。




ザ・ローリング・ストーンズ
『ア・ビガー・バン』

91回2008/8/31発売
TOCP-66440
レコーディングに入ったとの情報から1年、前作から8年ぶりと期待を持たせるだけ持たせて2005年8月に発売された最新オリジナル・アルバムで全16曲入りの特盛!待った甲斐のあった1枚でした。毎回「コレが最後かも…」と手を合わせながら買い続けています。


【2008/02/27 11:40】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第90回 由比朋子
<初出「Groovin'」2007.09-10/ISSUE#96>




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第90回 由比朋子(TSUTAYAすみや磐田南店)


文化というものが、その土地や気候に深く影響されているとすれば、もちろん音楽もその例にもれないだろう。
 2005年ショパン・コンクールで優勝したラファウ・ブレハッチは、クリスティアン・ツィマーマン以来、実に30年ぶりの地元ポーランド人優勝者だという。
 しかも、副賞のマズルカ、ポロネーズ、コンチェルトの各賞も独占。かつてブーニン・ブームを日本に巻き起こしたショパン・コンクールではあるが、それから15年も優勝者を出さなかったということもあり、この大盤振る舞いには正直ビックリしたものだ。

 そこで、このライヴCDなのだが、とにかく聴いて納得。コンテスタントにありがちな、難しいパッセージをすさまじいテクニックで弾きこなす、といったタイプではないのだが、その内省的で気品あふれる演奏スタイルはショパンの愛したポーランドそのものではないかと思われるほど。
 この時のブレハッチの演奏は2枚のディスクに収められており、どれも本当に素晴らしいのだが、特にピアノ・ソナタ3番と、あまりにも有名なピアノ協奏曲第1番が入った2枚目の盤は圧巻。

 さて、私はこの7月に茨城県から異動で静岡県の磐田市に来たばかりだが、ブレハッチが初めて国際的なコンクールで脚光を浴びた浜松のアクトシティが近いということもあり、是非直に聴いてみたいと次の来日を期待しているところなのだ。

*なお次回は、手塚 潤氏(すみや本社 営業グループMD)が登場します。お楽しみに。




ラファウ・ブレハッチ
『ショパン・コンクール・ライヴ2005
         ラファウ・ブレハッチ II 』
90回1998/7/23発売
VICC-60492
ピアノ協奏曲第1番は、ショパンが愛し、ついに帰ることのできなかった祖国ポーランドを離れる直前に完成され、作曲者自身が初演したもの。その時ショパンは20歳で、このCD演奏の時のブレハッチと同じ歳という。天才とは20歳にしてかくも完成されたものか!!


【2008/02/26 11:59】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第89回 森 祐一郎
<初出「Groovin'」2007.08-09/ISSUE#95>




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第89回 森 祐一郎
(すみや藤沢湘南ライフタウン店 サブマネージャー)



 いつの間にかデビュー10周年を迎えたにも拘わらず、未だ素人臭さが抜けないこの"自称・平成さわやかフォークデュオ"に僕が出会ったのは、忘れもしない1998年6月10日深夜0時頃。
 深夜の某音楽ランキング番組を見ていた僕は、「ゆず」と名乗るちょっとダサい2人組に目を奪われてしまいました。

 意味不明なユニット名、なのに妙に耳に残るサビのメロディ、それを歌いながら自転車2人乗りで坂道を下っていく爽やかさてんこ盛りのPV…変な名前と馬鹿にしつつもどうにも気になり、直後の歌番組でもう1回チェック。

 ……け、結構いいじゃん、この2人…。
 
 その瞬間、恋に落ちたと悟りました。

 只今31歳にして現役ファンクラブ会員、ここまで僕を狂わせたこの「夏色」は、文句ナシに人気No.1曲です。ライヴで流れると会場中が狂ったように踊り、歌い、跳びはねる!過去のライヴでも歌わなかった事は1度きり(それも会場設備の関係でやむを得ず)という程、なくてはならない存在なのです。

 今回ご紹介させていただいたアルバム『ゆず一家』は、メジャーとしては初となる作品で、「夏色」はもちろん、その他の楽曲も初期のアコースティック色が強い曲がメインなので「ゆず=フォーク」というイメージが強い方には特にオススメ。
 ただ、僕自身はゆずの魅力は秀逸なメロディ・ライン、情景・感情豊かな詩の世界、絶妙なコーラス・ワーク…etcだと思っているので、「音」が変わった今の作品も含めて「これが1番!」という作品は決められません。
 それぞれのアルバムが全て"ゆずらしさ"を残しつつ、違った色を出しているに過ぎないので、気分次第でどの作品もいつでも聴いています。

 自分と同い年のこの2人、内心励みにしています。その若さ、僕にもくれい。

*なお次回は、由比朋子氏(TSUTAYAすみや 磐田南店)が登場します。お楽しみに。




ゆず
『ゆず一家』
89回1998/7/23発売
SNCC-88972
1998年7月にリリースされた、ゆずのメジャーでの第1弾フル・アルバム。大ヒット曲「夏色」に代表される爽やかさと、ちょっと懐かしいフォーク・テイスト、美しいメロディと2人のハーモニーが絶妙にマッチし、その後の彼等のイメージを決定づけた、90年代のJ-POPシーンを語る上でも重要な1枚。


【2008/02/25 12:06】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第88回 林 真人
<初出「Groovin'」2007.07-08/ISSUE#94>




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第88回 林 真人(TSUTAYAすみや渋谷店)


 「ツインVo、ツインGu、ツインBaという特異な編成によるロマンティックが止まらないニュー・タイプ専用ダンス・ミュージック登場!tron行きます!!」
とか、
「NEW ORDERとPREFAB SPROUTとUNDERWORLDの素敵で不敵な出会い気まぐれオレンジロードなビザールラブトライアングル!」等、
80年代大好き、ガンダムはもっと大好きな、半ズボンでデペッシュ・モード、ランドセル背負ってキュアー、ワム!やデュラン・デュランをBGMに『少年ジャンプ』を読むという、とってもナイスでとってもイタい幼少時代を過ごした男達が、上記のキャチフレーズでavex traxより7月4日にメジャー・デビューしました。

 アメリカ独立記念日です。ボーン・イン・ザ・U.S.A.です。どーも、ボスです。という訳で、私事ではありますが、僕が在籍するバンド「tron」についてです。
 所謂プロモーションってやつです。レコーディング、取材、PV撮影、TV収録、執筆など、現在も大忙しで、この半年は幽霊店員と化しています。店長、ごめんなさい。でも売れたら辞めます(笑)。
 「ロンドンが燃えさかっていたあの時代、あの時代の音楽をこよなく愛するtron。グランジもハウスも飛び越えて、80’sの美味しいところを世界に先駆けて日本から発信。踊れるネオ・ニュー・ウェイヴ、これがtronの真髄だね」?
 ホッピー神山-「80’sのユース・カルチャー(MTV、『ベストヒット USA』、ガンダム等)からの影響を消化し、自らのスタイルに昇華。リスナー体質故の圧倒的な情報量に裏打ちされた、雑多でありながら洗練された音楽性と、高揚至極なフロアを作り上げるライヴ・パフォーマンスで都内を席巻している。
 そしてその姿勢は文字通りニューウェイヴであり、ブランク・ジェネレーションの新しいアイコンに成り得る可能性に満ちている」…バブルよ再び!ジークトロン!!

*なお次回は、森祐一郎氏(すみや藤沢湘南ライフタウン店 サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに。




tron
『TRONIQUE』

88回2007/7/4発売
AVCD-23320
80’sという時代の徒花を、現在形で表現し、未来へと繋ぐ、MTV世代のチーム。ツイン・ヴォーカル、ツイン・ギター、ツイン・ベースという特異な編成により繰り出される、珠玉のポップ・アンセムと至福のダンス・ミュージックは、センチメンタルかつロマンティック。
【2008/02/24 12:34】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第87回 山崎智
<初出「Groovin'」2007.06-07/ISSUE#93>




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第87回 山崎 智
(TSUTAYAすみや市原白金通り店 サブ・マネージャー)



 高3の夏、周りが受験勉強に悪戦苦闘している中、推薦での進学が決定していた私は、1人暇を持て余していました。
 そんなある日の下校途中、ふと近所の図書館へと立ち寄りました。最近の図書館はCDの貸し出しもするようになったのか、などと感心しながら何気なく手にした1枚が洋楽オムニバス『NOW1』でした。
 それまで音楽に対して全く興味のなかった私は、収録されている曲やアーティストをほとんど知らなかったにも拘わらず、何故かそれを借りて帰宅しました。

 まさに衝撃でした。普段耳にしていたJ-POPとは全く違うその空気感に、完全に酔いしれてしまいました。デュラン・デュランの「オーディナリー・ワールド」、UB40の「好きにならずにいられない」、ミートローフの「愛にすべてを捧ぐ」…。そして、何よりペット・ショップ・ボーイズの「ゴー・ウエスト」。今考えれば唯一聴いた事のある曲だったという理由のような気もしますが、最もはまった1曲が「ゴー・ウエスト」でした。

 現在私が購入するCDは99%が洋楽です。しかし、英語はさっぱり分かりません。正直私にとって歌詞は重要ではないのです。大事なのはその曲が纏う雰囲気であって空気感なのです。これはやはり『NOW1』で受けた衝撃の影響なのでしょう。
 そして、今回紹介させていただくペット・ショップ・ボーイズが作り出す哀愁を帯びたユーロ・エレクトロ・サウンドは美しくも繊細で、痛々しいぐらいに澄んだ空気感がたまらないのです。あの夏から10年。たった1枚のアルバムとの出会いがきっかけで私の進路が決まったかと思うと、本当に音楽は偉大で、また人生は面白いものだとつくづく感じます。

*なお次回は、林 真人氏(すみや渋谷店)が登場します。お楽しみに。


ペット・ショップ・ボーイズ
『ヴェリー』

87回CD
TOCP-53108
1999/10/8発売
彼らの代表作にしてエレクトロ・ポップアルバムの金字塔。「ゴー・ウエスト」をはじめ極上のポップ・ソングが満載。最近ではシザー・シスターズやキラーズなどが彼らの影響を公言しているので、両バンドあたりが好きな人にも是非聴いてもらいたい1枚です。

【2008/02/23 12:23】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第85回 鈴木勝彦
<初出「Groovin'」2007.04-05/ISSUE#91>




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第85回 鈴木勝彦(すみやMUSIC INN 平塚山下店 店長)


 2000年1月当時、まだ実家にいた私は、休日など自室にいる時はCATVの音楽番組でPVを流しつつ何かをするのがデフォだったような気がする。
 サビの部分などいわゆる「おいしい部分」を紹介するランキングも好きだけど、PVをまるまる流すカタチの方がよりそのアーティストの色を知ることのできる、そんな機会になってステキ。ビビッとこない時は、まぁご縁がなかった、つーことで。
 今でこそ「とりあえず買っちまえ」と物欲街道猫顔負けまっしぐらの私ではあるけれど、当時は花も恥じらう…ことはナッシング、でもお金はないのよ新入社員…CATVが主な触れ合いの場でありました。

 そんな時にふと流れたこのPV。退廃的な色味の映像の中、やけに濃い人が絞り出す声はとても澄んでいた…そのギャップ、いやそれ以上にPVの内容とその声に引き寄せられ、休日だというのに近くの支店まで…。そんな「楽園」との出会いがオレと堅ちゃんとの「一方的」ファースト・コンタクト。

 このPVって天使or死神、っていうかまあ人ではない不可視の堅ちゃんが、今まさに人生の終焉を迎えるお祖父さんを看取っちゃうぜコノヤロー的なモノであり、悲しいことに実父を99年に亡くしていたオレにとってはまだまだ時事ネタ、っていうか、(ゲーム用語で言えば)クリティカル・ヒット…今ならもれなくノックバック付き、ってなもんだ。
 お陰でオフコースと玉置浩二に感化されて目覚めたバラード大好きっ子のハートをがっちりキャッチ…&リリースはなしよ、ってなもんで今でも堅ちゃんはほぼ無条件買いなんだけど。いいよー、しっとりするよー、涙でお肌ぴちぴちだよー!?嗚呼、文字数が。
 2枚目もしっとり満載。新曲もよろー!

*なお次回は、伏見朋記氏(すみや本社 営業グループMD)が登場します。お楽しみに。


平井 堅
『Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection ’95-’05 "歌バカ"』
85回DFCL-1333~4
2005/11/23発売
デビュー曲「Precious Junk」から「POP STAR」までをリリース時系列で収録した、歌手生活の集大成となるベスト盤。進むべき道を模索していた初期の楽曲から、ステップ・アップのきっかけとなった「楽園」、そして「瞳をとじて」など彼の歴史を感じられる、名曲満載の1枚。
【2008/02/21 14:42】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第84回 小林達明
<初出「Groovin'」2007.03-04/ISSUE#90>




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第84回 小林達明
(すみやMUSIC INN静岡流通どおり店 サブマネージャー)



 今回、My Best Choice!の依頼を頂いた際に、全く悩むことなく1枚のアルバムが頭に浮かびました。1枚のアルバム…というより、1曲の楽曲なのですが。その曲は、スティーヴィー・ワンダーの「It’s You」という曲。アーティストしては、誰もが知っている“スティーヴィー・ワンダー”ですが、曲としての「It’s You」はあまり知られていないかも知れません。

 この曲との出会いは、私が14歳、中学2年生の頃でした。当時『世界で一番君が好き』というドラマが放送されており、私はどういう訳かこのドラマにどっぷりハマっておりました。

 ドラマの内容は、三上博史と浅野温子、工藤静香や布施博等が出演するハチャメチャなラヴ・コメディー。中学2年生の私は、主人公の三上博史(設定は28歳)の様なカコイイ大人になるのだっ!! と心に決めておりました(笑)。
 その結果、31歳になった私は…どこで間違えてしまったのでしょうか?
 そんなことはどうでもよいのですが、そのドラマで毎話必ずかかる1曲の歌が気になりました。しかし、ドラマのテロップには挿入歌の表記も無く…調べようが無い中、CDショップを何店もまわり、鼻歌混じりで歌ってみても分かってもらえず(泣)。

 そして、モヤモヤしながら8年が過ぎ(笑)…すみやに入社したばかりの頃、当時録画したビデオを見ていて、ふと三上博史がドラマの中でレンタル・ビデオを借りて見るシーンを発見。そのビデオが『ウーマン・イン・レッド』でした。何の証拠もなく、とりあえず『ウーマン・イン・レッド』のサントラを購入し、聴いてみたところ…ありましたっ!! ずっと欲しかった曲だっただけに、部屋で1人ガッツ・ポーズをしたのを覚えています。ディオンヌ・ワーウィックとのデュエットなのですが、本当に素敵な曲なので、皆様にも是非聴いて頂きたい1曲です。

 最後にどうでもよいコトですが、中学生の頃、自分の結婚式にはこの曲を使う!! と決めており…(汗)一昨年、実際に使わせて頂きました(笑)。

*なお次回は、鈴木勝彦氏(すみやMUSIC INN平塚山下店 店長)が登場します。お楽しみに。


スティーヴィー・ワンダー(O.S.T.)
『ウーマン・イン・レッド』

84回UICY-3885
2005/4/29発売
映画『ウーマン・イン・レッド』のサウンドトラック。スティーヴィーはこのサントラの話を、友人の女性ソウル・シンガー、ディオンヌ・ワーウィックの口利きで得る事になった。また、ディオンヌ・ワーウィックは今作でデュエット・パートナーとして素晴らしい歌声を聴かせてくれる。それに「I Just Called To Say I Love You(邦題:心の愛)」が収録されているアルバムであるというのが大きな特徴。第57回アカデミー主題歌賞を獲得。
【2008/02/20 14:43】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第83回 古木俊一
<初出「Groovin'」2007.02-03/ISSUE#89>




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第83回 古木俊一(すみやMUSIC INN羽村店 店長)


 う~ん!だいたいこの手の原稿を書かなければいけない状況になると、出てくるのは隠れた名盤的存在の1枚が多い、なんて思っているのは自分だけであろうか。
 "MY BEST CHOICE !"なのだからそれで充分なのだろうが、ウンチクたれでも(決して本の紹介ページのことではありません)なんでもない自分が選ぶのは誰でも知っている大ヒット・アルバムで、今から20数年前に発売になりアメリカだけで四百数十万枚を売り上げた、シンディ・ローパーのソロとしてのデビュー作である『She’s So Unusual(シーズ・ソー・アンユージュアル)』。

 このアルバムが発売になった頃(83年)は、まだまだレコードが主流でレンタル・レコード店が大繁盛していてあまり懐具合を気にせずにいろいろなレコードを聴けたのだが、当時、足繁く通ったレンタル店のお兄さんが薦めてくれた中の1枚がこのアルバムであった。
 確かタイトルはCDと異なっており『ニューヨークはダンステリア』とかいうものだったと思うが、原題とは異なるが端的にこのアルバムを表しているタイトルだ。
 CDになりタイトル同様、内容も変わりお得感が増したこのアルバムは全く古さを感じさせない。一言で表すと「シンプルなポップ」という事になるのだろうが、それだけではない。
 誰もが一度は耳にしたことがあると思うが、シュガー・レイ、エヴリシング・バット・ザ・ガール、ジェーン・バーキン等もカヴァーしている名曲「Time After Time」もこのアルバムに収録されている。

 このアルバムに特別な思い出なんてある訳ではないが、今でもたまに聴きたくなる1枚であることは確かだ。とは言うものの、やはりこれも立派な思い出話か…。

*なお次回は、小林達明氏(すみやMUSIC INN静岡流通どおり店 サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに。


シンティ・ローバー
『シーズ・ソー・アンユージュアル』

83回ESCA-7858
2001/2/21発売
シンディ・ローパーのソロ・デビュー・アルバムです。ポップでキュートなヴォーカルが詰まってます。「Time After Time」「Girls Just Want to Have Fun」等の他、ボーナス・トラックとしてLIVE音源が3曲収録されています。グラミー賞の幾つかの部門でノミネート、受賞しているお薦めの逸品。
【2008/02/19 19:56】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第82回 会田邦広
<初出「Groovin'」2007.01-02/ISSUE#88>




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第82回 会田邦広(すみやMUSIC INN河辺店 店長)


 私の音楽への影響はなんといっても兄のおかげで、小学校の時から洋楽に触れることができたこともあるが、それと同時に、若い頃指揮者になりたかったという少しカラヤン似の父親がクラシック好きで、家に結構立派なステレオがあったという恵まれた環境で育ったことも大きい。
 "だから私はこんな大物ミュージシャンになった!"と言えればカッコいいが、残念ながらその才能は無かったようだ。

 今回取り上げたチープ・トリックは、米『クリーム』誌での批評で「80年代のビートルズだ!」とか、日本で最初に武道館でコンサートをしたなど、そんなすごい人達だなんてことを知ったのはずっと後のことであり、とにかくアルバム・タイトル曲でもある「ドリーム・ポリス」を聴いたとき、それまで好きで聴いていたジュリー(沢田研二)なんかとは違う衝撃が走ったのを覚えている。

 英語なんてわからないから、ラジオからテープに録音したものを聴きながらカタカナで書き取り歌った記憶があるのは、この曲とELOの「ロンドン行最終列車」、ビリー・ジョエルの「オネスティ」の3曲ぐらいである。
 共通しているのは、なぜか切なくなる叙情的なフレーズ(メロディ)が入っていることに他ならない。その後ハマっていったHR/HMのジャンルにおいても、こういった音楽要素を含んだアーティストの楽曲こそが自分への清涼飲料水となっている。いい音楽に国境やジャンルなんて全く関係ないのだ!

 今回取り上げたチープ・トリックのCDは、昨年紙ジャケでも再発されていますので、興味持った方は是非聴いてみてください。

*なお次回は、古木俊一氏(すみやMUSIC INN羽村店 店長)が登場します。お楽しみに。



チープ・トリック
『ドリーム・ポリス』
82回MHCP-1078
2006/6/21発売
歴史的名盤『チープ・トリック at 武道館』に続いて、79年にリリースされた5作目となるアルバム。1曲目の「ドリーム・ポリス」から、彼ららしい覚えやすいメロディとコーラス・ワーク、ストレートなロックン・ロールがたっぷり詰まった大ヒット作です。なおこれは紙ジャケの初回生産限定盤。
【2008/02/19 18:18】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第81回 内藤 嵩
<初出「Groovin'」2006.12-01/ISSUE#87>




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第81回 内藤 嵩(すみやMEDIA CROSS豊田高橋店 店長)


 私がさんざん悩んで『My Best Choice』とするアルバムは、ザ・スクェアの『YES, NO.』です。

 1度目に聴いたときにはそれほど良く思わなくても、アルバムの中には何度も聴いているうちにどんどん気に入ってくる、というものがあります。大好きになるまでに時間がかかった分、長く愛することができる…このアルバム『YES,NO.』はまさにそんな1枚です。

 高校生の時にこのアルバムに出会い、何度も何度も聴きながらやがて高校を卒業し、専門学校に通うようになっても私は聴き続けていました。その間にはたくさんの出来事がありました。

 今になってこのアルバムを聴いてみると、忘れていた思い出、楽しかったことや友人達が、その頃の想いとともに甦ってきます。私にとってこのアルバムは、聴き続けていた数年間の様々なシーンを、更に思い出深いものへと演出してくれたように思います。また、アルバムに収録されている曲の全てが、今聴いても全く色褪せる事の無い魅力を持っていることに、あらためて気が付きました。

 皆さんにもぜひこのアルバムを聴いていただいて、これからの人生の様々なシーンを、より鮮やかに感じて

いただけたら…心からそう思います。

*なお次回は、会田邦弘氏(すみやMUSIC INN河辺店 店長)が登場します。お楽しみに。



ザ・スクェア
『YES, NO.』
81回VRCL-2021
2001/12/12発売
F-1中継のテーマとして有名な「TRUTH」が収録されたアルバム『TRUTH』の次にリリースされたのがこのアルバムです。優れた楽曲、そしてメンバー5人の個性が融合した、この時代の彼らの集大成…それが『YES,NO.』だと思います。
【2008/02/18 15:43】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第80回 森田 淳
<初出「Groovin'」2006.11-12/ISSUE#86>




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第80回 森田 淳(すみや本社 営業グループMDチーム)


 マンハッタン・トランスファー、この絶妙なハーモニーの4人組は、今も私の中で最高のヴォーカル・グループとして君臨。今年で33周年、前身のグループの時代も含めると37年になります。途中79年にメンバーが替わっていますが、その絶妙さはずっと変わりません。現在も活動を続けており、来日公演も行っています。

 今回ご紹介する私の一番のお気に入りは「フォー・ブラザーズ」という曲です。この曲で初めてマンハッタン・トランスファーというグループを知ることとなり、私が最初に出会った曲でもあります。

 クリスマス間近のある日の夜、駅に向かうバスに乗りこのアルバムを聴いていると、銀座4丁目交差点あたりでちょうど「フォー・ブラザーズ」が流れ、「こんなに景色にピッタリくる曲ってあるのだろうか!?」と感動した覚えがあります。
街全体がライト・アップされ、買い物客で賑わう銀座、その景色がさらに"ゴージャス"に見える。今でもこの曲を聴くと真っ先にあの景色が浮かびます。

 マンハッタン・トランスファーと言えば、グラミーを受賞した「バードランド」や85年のアルバム『ヴォーカリーズ』がまず挙がるのでしょうか。
ウェザー・リポートでもおなじみ「バードランド」がフュージョンやPOPS寄りな曲に対し、「フォー・ブラザーズ」のようなJAZZ色の強い曲が、私の中では「これぞ、マンハッタン・トランスファー!」と思わせるのです(もちろん個人の好みです)。

 もちろん、アルバム『ヴォーカリーズ』もいろいろな「味」が楽しめる1枚ですので、ぜひこちらも聴いていただきたいと思います。特にこれからの季節、BGMにオススメです。

*なお次回は、内藤 嵩氏(すみやMEDIA CROSS 豊田高橋店 店長)が登場します。お楽しみに。


マンハッタン・トランスファー
『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・マンハッタン・トランスファー』

80回1994/3/25発売
AMCY-671
初期の10年の代表曲を集めたベスト。「フォー・ブラザーズ」はもちろん、「タキシード・ジャンクション」や「バークレー・スクエアのナイチンゲール」「バードランド」も収録。16曲目に収録される「トワイライト・ゾーン」は映画のテーマ曲としても有名。
【2008/02/17 12:18】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第79回 佐々木正己
<初出「Groovin'」2006.10-11/ISSUE#85>




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第79回 佐々木正己(すみや君津店 サブ・マネージャー)


 寺尾聰、ザ・スクェア、イングヴェイ、平松愛里、マイルス、コルトレーン、ベイシー、バディ・リッチ、ジョン・マクラフリンのライヴ、ウィントン、SMAP、モー娘。、ケミカル、ベイビーフェイスのアンプラグド、ハービー・ハンコック…などなど。何にしようかと考えているうちに原稿の締め切りが近づいて、ということで、悩んだ挙句、この1枚にしました。

 リアル・タイムだと『リターン・オブ・ザ・ブレッカー・ブラザーズ』からのお付き合いです…ブレッカー・ブラザーズ。その当時はリユニオン・バンドのライヴ音源を至るところで耳にして、その圧倒的な演奏にビックリするやら呆れるやら。

 バンドマンとしては、こんな演奏を夢でもいいからしてみたいと思ったものです。そんな彼らの結成30周年記念の特別企画で、ビッグバンドを従えてのライヴが実現、といっても、そのことを知ったのはつい最近。慌ててCDを購入しました。

 私のいつものクセですが、収録内容よりも気になるのが参加ミュージシャン。当たり外れがあるにせよ、名前を見て購入を決めることが多いのも事実です。
 そこでこのCD。ヨーロッパで屈指のビッグバンド、バンド・リーダーとしても作品をリリースしているアレンジャーを見て、得てしてスピード感を失いがちのアレンジと演奏はなさそうです。
 リズム隊はゲスト、しかもウィル・リーとピーター・アースキン。30ウン年前のレコーディングにも参加した敏腕ベーシストと、数々のビッグバンドで屋台骨として活躍した経歴をもつ、私のお気に入りドラマーの1人です。
 ここにあの2人が入るということで、文句ナシ。もちろん、実際の演奏も素晴らしいものです。ビッグバンドに興味を持っている方にもお薦めですよ。

*なお次回は、森田 淳氏(すみや本社 営業グループMDチーム)が登場します。お楽しみに。



ディー・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー
『サム・スカンク・ファンク』

79回2005/11/30発売
VICJ-61289
2003年11月、ドイツで行われたジャズ・フェスティヴァルのステージからのライヴ録音。代表曲・をはじめとした新旧ナンバーが、ビッグバンドを従えて、大迫力で甦る!アコースティック色を強めていた当時の兄弟それぞれの集大成的意味合いもうかがえる名盤。

【2008/02/16 12:25】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第78回 高畑篤史
<初出「Groovin'」2008.09-10/ISSUE#108>




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第78回 高畑篤史(すみや浜松佐鳴台店)


 皆さんは「麻雀」と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
 徹夜、タバコ、賭け事…あまり良いイメージを持たれないかもしれません。
 しかし悪い事ばかりではないのです。
 最近流行の「脳を鍛える事」にも一役買っているそうです。また痴呆防止の為、年配の方が趣味として始められていたりも。
 最近では面子(メンバー)がいなくても、ゲーム・センターに足を運べばネットワーク対戦で遠方の人々と対局する事が出来ます。
 初心者の方でもアガり牌(待ち)が表示されるので、手軽に遊ぶ事が出来ます。
 私もよく利用しています。自分の実力がどのくらいなのか段位で評価されるのも魅力の1つです。

 麻雀は勝負して競うわけですし、私自身負けず嫌いなので勝ちたいところです。
 しかし残念ながら私には麻雀など勝負事に必要な「運」というものを神様からあまり与えられていない為、人一倍の努力(研究)が必要になります。麻雀をされる皆さんはどうでしょうか?

 そんな麻雀を題材にしたDVD、それが『プロ麻雀 闘牌』です。
 「プロの麻雀、魅せます」というキャッチ・フレーズどおり、この商品はプロ雀士の皆さんが実際に対局された中で、この局でのこの打ち方は!という感じで、場面を集め紹介しています。
 しかもプロ雀士の解説(ボヤキ?)がついているので、その場面での心理や狙いなどがわかりやすくなっています。
 実際自分の打ち方と重ねながら見ても面白く、参考になることが多いです。
 もし自分の打ち方を解説されたとしたらどうなるのだろう…きっと良い事は言われないでしょう。
 それでも構いません、自分が楽しければ!

 何だか久しぶりに麻雀をしたくなってきました。このあとゲーム・センターに行こうかな…?

*なお次回は、佐々木正己(すみや君津店 サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに。


『プロ麻雀 闘牌
    ~テクニック編~』

78回2005/3/30発売
AVBD-34282
今回ご紹介したテクニック編は4作品、その他に「プロセレクション編」4作品、「役満編」「女流編」各1作品が発売されております。それぞれのテーマに沿った内容がたっぷり収録されています。1作品2,500円(税込)の手軽さも魅力の1つです。
【2008/02/15 12:31】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第77回 田平貴志
<初出「Groovin'」2008.09-10/ISSUE#108>




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第77回 田平貴志
(すみや茅ヶ崎サティ店 サブ・マネージャー)



 1986年メキシコ大会マラドーナの神の手&5人抜き、1990年イタリア大会のオマンビイクの打点の高いヘッド、1994年アメリカ大会はバッジォのPK失敗、1998年フランス大会ではベルカンプの超絶トラップからのシュート、2002年の初の自国開催では日本の決勝トーナメント進出…
 今回のドイツ大会までの自分がリアルタイムで見てきたW杯の印象的なシーンを挙げてみました。
 過去にはペレのヘディングを止めたバンクスの神がかり的なセービング、脱臼してもプレーしたベッケンバウアー、前代表監督ジーコのボレーシュートというようなスーパープレイがW杯では披露されてきました。

 さて、人々をそして私を熱狂させたW杯がまとめられた素晴らしいDVDが発売になっていることをご存知でしょうか?
 今回このMy Best Choice! で紹介するのは『FIFA フィーヴァー』のDVDです。
 FIFA(国際サッカー連盟)創立100周年を記念して作られたこの作品には、ドイツ大会までの過去17回のW杯、4回のW杯、さらにワールドユースの模様まで収録しています。
 オリンピックを凌ぐ人気を誇るW杯。何故人々がこれほどまでに熱狂するのか、このDVDを見れば納得いくはず!しかもこのDVD2枚組で\5,980(税込)というお手ごろ価格!
 今回のW杯でサッカーに興味を持った方、もっとW杯の歴史を知りたい方は是非。

 今回のドイツ大会を含め、私自身2大会のW杯を生観戦しました。やっぱりW杯は凄い!熱い!何で4年に1度しかしないの?と思う事もありますが、一方で4年待たされるのも良いと感じるMな私。
 今度は3大会連続観戦目指して…次は南アフリカか?休み取れるかな~?

*なお次回は、高畑篤史(すみや浜松佐鳴台店)が登場します。お楽しみに。


『FIFA フィーヴァー~FIFA創立100周年記念DVD (1904-2004)』
77回2006/3/24発売
VIBY-183~4
FIFA創立以来の過去17回のW杯の他、女子W杯、ワールドユース、そして最近人気のフットサルまで収録。単なる球蹴りに何故人々が熱中するのかが理解できるだろう2枚組。価格もお手ごろなのが魅力倍増。今回からサッカーに興味を持った方に是非お勧め。このDVD-BOXは初回生産限定。
【2008/02/14 12:35】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第76回 宮島岳士
<初出「Groovin'」2006.07-08/ISSUE#82>




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第76回 宮島岳士(すみや平塚山下店 サブ・マネージャー)


 私が所有するCDには、1軍と2軍という格付けがあります。
 1軍というのは直ぐに聴くことが出来るコンポ隣のCDラックに収まる精鋭達。
 2軍というのは夢半ばにして主人を飽きさせた、押入れの中の可哀想なCD達。
 そして月に1回くらいのペースで壮絶な1軍と2軍との入れ替え戦があり、惜しくも成績不振(飽きた)CDは2軍に行き、2軍の中で光る何かを感じさせたものは晴れて1軍行きになります。
 熱しやすく冷めやすい私の所有するCD達は主人の気まぐれにビビリながら、1軍と2軍を行ったり来たりしているのです。
 しかし10年以上1軍の最前線に君臨する、阪神タイガース金本のようなCDが存在します。
 それが今回の「MY BEST CHOICE!」のレッド・ホット・チリ・ペッパーズ『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』です。

 「何故このアルバムが自分の中の最前線にいるのか?」…正直、明確な答えが出てきません。
 悔しいのでその謎を解明しようと久々にジックリと聴いた所、何か少し分かった気がしました。

 とにかく「カッコいい!」。
 それは高校生の時このアルバムを初めて聴いた時と全く同じような感覚でした。
 あの頃から10年以上、全く走れなくなったし、朝置きて歯磨きすると「オエッ」ってなる歳になりました。
 でもあの時の感情を今現在に蘇らせてくれるこのアルバムは、やはり凄い!
 それが最前線にある謎の答えだと思いました。

 逆に、このアルバムを聴いて何も感じなくなったその時に「俺も老けたな」と…だから40になっても50になっても「レッチリ最高だな!」と言えるファンキーなオヤジになろうと思います。


雨ニモマケズ
風ニモマケズ
レッチリ聴ケルオヤジニ
ワタシハ
ナリタイ


*なお次回は、田平貴志(すみや茅ヶ崎サティ店 サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに


レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』
76回2006/5/10発売
WPCR-12310
1991年発売のレッチリ5枚目のアルバム。L.A.のバンドから「世界のレッチリ」に彼らを押し上げた代表作。1曲目から11曲目の代表曲「Under The Bridge」を経て最後の曲まで、全体のドラマティックな展開にただただ、鳥肌が立つばかり!
【2008/02/13 12:48】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第75回 上野智子
<初出「Groovin'」2006.06-07/ISSUE#81>




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第75回 上野智子
(すみや真岡福田屋店サブ・マネージャー)



 わたしがベスト・チョイスする1枚は、昨年リリースされた浜田省吾さんのアルバム『MY FIRST LOVE』。それはまさに偶然の出会いでした。

 その日、たまたま通勤中に聞いていたラジオから「悲しみは雪のように」が流れ、口ずさみながら出社。その時のフレーズが離れず、「そういえば来月アルバム出るじゃん⇒じゃあ予約して買っちゃえ?♪」と勢いで買ったのがこの1〟その日から、先輩社員にCDを借り、浜省を聴く日々が始まった。
 発売日には店内でエンドレス・リピートして、スタッフからビミョーな反応を受けたのは今でも忘れられません(涙)

 このアルバムだけじゃないんですが、浜省の魅力はなんと言っても歌詞の良さ!『MY FIRST LOVE』は初めてフルで聴いた1枚ですが、歌詞に共感して泣かされたって感じです。
 個人的におすすめなのがM-4「THANK YOU」、M-5「デスク越しの恋」。
 オンナゴコロにだれもが一度はこう思われたい、こういうコト思ったことある、という女性の気持ちを、ちょっとクサイ言い回しで表現されていたり、何気ないコトなんだけど考えさせられる…など、歌詞から想像される世界が深く、聴けば聴くほどハマってくというところに見事にやられました。
 特に1人でいる夜に聴くのが効果的?!
 もちろん男性からの立場から聴いても共感させられる内容でもあるはず…というか、男性・女性問わず浜省の曲は聴いて欲しいですっ!!!

 このアルバムには収録されていないんですが、もし聴く機会があるようなら「ON THE ROAD」と「星の指輪」は"聴けっ!!!"と命令しちゃうくらい個人的に好きな曲なので、聴いて欲しいです。

 今年は、浜田省吾にとってソロ・デビュー30周年という節目の年で、8月にはベスト・アルバム2枚のリリースが決定。浜省好き(オヤジ好き?)なわたしには堪らない夏になりそうな予感。
 ぜひ予約をっ☆☆

*なお次回は、宮島岳士(すみや平塚山下店 サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに。



浜田省吾
『MY FIRST LOVE』

75回SECL-208
2005/7/6発売
昨年7月にリリースされた『MY FIRST LOVE』。タイトルからわかるように、誰もが一度は経験する初恋・恋愛にちなんだ曲で構成された11曲を収録。若者から親の世代まで、どの世代が聴いても共感できる、一生聴ける1枚。きっと子供が出来たときは聴かせるんだろうなぁ…。
【2008/02/12 11:32】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第74回 松井美幸
<初出「Groovin'」2005.11-12/ISSUE#74>




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第74回 松井美幸(すみやMUSIC INN SBS通り店)


 今日も1日が始まる。
 まずは、1曲目「If」から。“もし、明日が無ければ、君は何を残す?後悔する?それとも全てを受け入れられる?
 ”昨日と今日、今日と明日は同じようでも違う1日。
 今日も1日を大切にしよう、そう思いながら家を出る。
 仕事へと向かう車の中では、そうだな、「Once In A Lifetime」で気分をアゲて行こう。

 歌はいろいろな力を持っているが、AIの歌は特に「自分はやれる」と思い込ませる力を持っている。私は私でいいんだと。
 そう思いつつ「QUEEN」なんか聴いちゃったら、それはもうバカみたいに単純に「よっしゃ、何でもこーい!」と思ってしまう、お茶目な私。

 AIは独りでいろんな所に乗り込んで、自分を信じて道を切り開いてきた人。だからこそ、その詞は心に響き、歌には強さがある。
 そんな強さをもらいながら、私は1日を過ごす。
 そんな私でも、1日を過ごせば、やっぱりヘコむ時もあって、落ち込んだりもする。
 落ち込んだ時は、暗ーい曲や泣ける曲をセレクトして、どっぷりと暗ーい気分になるのも嫌いじゃないが、いつのまにか「Party」を聴いている。
 曲に合わせて、“1time 2time 3time”と手を叩くと、おや?もう立ち直っている。笑っている。
 ノリノリじゃん。「笑うカドには福きたる」って言うしね、やっぱり笑ってないとね、そんなことを思いながら家路につくのである。

 そうして、極も頑張ったなと1日を振り返りながら、1日の終わりにはもちろん「story」を。
 この曲に出会ったときと時を同じくして大切な人に出会った私にとって、これは間違いなく一生の思い出となる曲だ。
 “1人じゃないから、私がキミを守るから、あなたの笑う顔が見たいから”…偽りなく本当にそう思うよ。
 こうして1日を終えながら、私はまた明日に向かって眠りにつくのだ。あなたのとなりで。

*なお次回は、上野智子(すみや真岡福田屋店サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに。


AI
『MIC-A-HOLIC A.I.』

74回UPCI-1024
2005/7/6発売
「STORY」で認知度急上昇したAIの自身に溢れる入魂の1枚。オリジナル・アルバムとしては、3枚目。仕上がりは完璧。これを気に入った人には、ぜひ、このアルバムのツアー映像『MIC-A-HOLIC A.I. JAPAN TOUR ’05』(DVD)も観て欲しい。TVではあまり見られない“ダンシングAI”は必見。
【2008/02/11 11:33】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第73回 小松一也
<初出「Groovin'」2006.04-05/ISSUE#79>




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第73回 小松一也(すみや袋井店 サブマネージャー)


 その出会いはまさに衝撃だった。
 当時、好きだったバンドが次々に解散し、何かいいやつはいないのかと、CDを買いまくり探し続けていた日々。
 1曲良い音楽に出会ってアルバムを買っても、1枚を通して聴くとその内容にがっくり、てなことをひたすらくりかえし、いつかくるその時を待っていた。
 最初の出会いは、友人宅のスピーカーから何気なく流れていた1枚のCD。
 今回、チョイスしたアルバムのひとつ前の作品『シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ライズ』だった。
 1曲目のイントロ曲「エピカス・フロール」から2曲目の「エメラルド・ソード」で体に電流が走り、3曲目「ウィズダム・オブ・ザ・キングス」に続く流れで号泣!
 もうこれはコイツらしかいない!と思った私は、翌日CDのお店へGO!(当時は、私はなんちゃってパソコン販売員でした)
 そこで、出会ったのが今回紹介する作品『ドーン・オブ・ヴィクトリー』。

 前作同様にイントロ曲から始まり、M-2のタイトル曲「ドーン・オブ・ヴォクトリー」、M-3「トライアンフ・フォー・マイ・マジック・スティール」、M-4「ヴィレッジ・オブ・ドワーヴズ」、そして私の生涯No.1といえるM-5「ダーガー、シャドウロード・オブ・ザ・ブラック・マウンテン」へと続く流れは1つも文句をつける所がない!
 おそらく、今まで200~300回は聴いたと思われるこの作品。その後の新作たちも、もちろんすばらしい作品なのだが、気付くとこのアルバムをかけてしまうラプ・ファンは、きっと私だけではないはず。
 メタルと聞いただけで毛嫌いする人も多いが、ぜひ、だまされたと思って手にとってほしい作品だ。

 さて、ここからは余談。
 ラプソディーといえばイタリア。
 イタリアといえばカルチョの国。
 そして、今年はワールドカップ・イヤー。

 今回のアズーリはまじで優勝狙えます!

 世界No.1キーパー"ブッフォン"に"ネスタ"、"カンナバーロ"の鉄壁な守備、中盤は"ピルロ"に"トッティ"、"ガットゥーゾ"、"デルピエーロ"、フォワードは"トーニ"、"ジラルディーノ"、そして忘れちゃならない"ピッポ"こと"インザーギ"(リッピさん選んで)。
 ブラジルに勝るとも劣らないタレントとチームワークで、日韓ワールドカップでの屈辱をきっと晴らしてくれるはず!
 今年は「ラプ」を聴いて、「アズーリ」を応援だ。

※なお次回は、松井美幸氏(すみや MUSIC INN SBS通り店)が登場します。お楽しみに!



ラプソディー
『ドーン・オブ・ヴィクトリー』

73回VICP-61181
2000/11/16発売
97年デビュー。イタリアのメタル・バンドの3枚目となるアルバム。バロック音楽とスピード・メタルを見事に融合させたそのスタイルは、その他多くのメタル・バンドとは一線を画す存在。特にM-1~7までの流れは言う事無し!ぜひ全ての音楽ファンに聴いてほしい1枚!
【2008/02/10 13:35】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第72回 鈴木篤
<初出「Groovin'」2006.03-04/ISSUE#78>




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第72回 鈴木 篤(すみや本社 営業企画部)


 こんにちは、鈴木です。
 32歳になる今でもそうですが、子どもの頃からロックン・ロールやポップ・ミュージックが描く物語に自分自身を重ね合わせ、ある時は身を委ね、ある時は一緒になって叫んだり涙を流したりもしてきました。
 でも、一方ではそんな物語や意味性を超えたところで思いもよらずヒョイッと飛び込んでくる音楽もあったりするわけです。
 そういう音楽を前にするとアレコレと言葉をならべるのが無意味にも思えます。
 ウィトゲンシュタインさんも言ってるように「語りえないことについては、沈黙しなければならない」わけです。

 で、ちょうどそんな表現がピッタリくる感じなのが、例えば4 HEROの『Two Pages』です。
 1998年に発表されたこのアルバムは、稠密なプログラミングとフィラデルフィア直系の華麗なストリングスで彩られた21世紀のソウル・ミュージック。
 それ以前からドラムン・ベースやブレイク・ビーツはやたら大好きで聴いてたんですが、このアルバムは決定的でした。文句なし。パーフェクト。
 気の遠くなるような美しさと同時に獰猛なまでの破壊力。
 出会うべくして出会った音楽と言えるのかもしれません。
 今でもブレイク・ビーツは無意識下で直接的にフィットする音楽です。
 もっと広げるとエレクトロニカやフォークトロニカなんかもそうかな。 
 最後に、自戒を込めてもう一度ウィトゲンシュタインさんの言葉から。
 
 「凡庸な物書きが気をつけるべきことは、不正確な生の表現を、正確な表現に慌てて置き換えない事である」。

 文章に限らず音楽でももちろんそうだと思うんですが、不正確ではあってもリアルな表現こそがココロにカラダに響いてくるということ。
 僕が音楽に求めているのもつまりはそういうことなのです。

※なお次回は、小松一也氏(すみや MEDIA MAX 袋井店 サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに!


フォー・ヒーロー
『トゥ・ペイジズ』

72回PHCR-1684
1998/11/30発売
ドラムンベースというジャンルを代表する4 HEROが1998年に発表した記念碑的アルバム。もはやドラムン・ベースという言葉では括りきれない真にプログレッシヴな音は、21世紀という来るべき未来を描き切った大傑作。全人類必聴。宇宙人にも聴かせたい。
【2008/02/09 15:11】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第71回 伊藤万裕 
<初出「Groovin'」2006.02-03/ISSUE#77>




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第71回 伊藤万裕(すみや伊東店 サブマネージャー)


 ある朝、店の駐車場の草むしりに夢中になり、いつもは見て見ぬ振りをしていた何年も放っておかれたであろう雑草の親方に手を出してしまった時の事です。
 コンクリートの隙間から這い出している草と根に悪戦苦闘しながら、正直言えば、親方の強く健気な姿に心を打たれてしまいました。
 彼は、水はおろか土さえ与えられらない悪条件の中、地上では寒い日には熱を逃がさないように葉を縮こまらせ、暖かい日には太陽に自分の存在を主張するかのように葉を揺らしながら、地下では硬いコンクリートを押し上げ年月をかけて根を太くしていたのです。
 大げさかもしれませんが、「生きる」とはこういうことなのだよと、駐車場の片隅で教えられたように思います。

 このように少しだけ感傷的な気分な時、私はジャック・ジョンソンの『イン・ビトウィーン・ドリームス』を何度も聴きます。
 ハワイアンとロックが融合した、まるで命の鼓動のような穏やかなリズム、グルーヴィーなアコギの音をあやすジャック・ジョンソンの声、まるで夢の狭間にいるような…ぽかぽかのフトンで眠りにつくその瞬間の、人間の内側で起こる意識と無意識が混沌と行き交う快楽に似たあの波を奏でるアルバムなのです。

 海と暖かい気候の土地で育まれた人間からあふれ出る大らかさと豊かさで甘く語りかけてくる彼は、自分の中の濁った水を浄化しなさい、というのではなく、濁水はむしろ承知せよ、と語りかけてきます。
 そして、時間をかけて上手に付き合っていくのが、自然に生きることに一番近いことなのだと…。

 ギリギリに立て込んでいる時ではなく、ほろっと気が緩んだ時に必要な癒しの1枚です。

※なお次回は、鈴木篤氏(すみや本社 営業企画部)が登場します。お楽しみに!


ジャック・ジョンソン
『イン・ビトウィーン・ドリームス』

71回UICU-1085
2005/2/16発売
サーフ・ロックというジャンルを確立したジャック・ジョンソンの3rdアルバム。本当のサーファーというのは自然のリズムに一番近い所にいるのだなぁ、と思わせる1枚。もちろんサーファーだけでなくロック好きにもお勧めです。

【2008/02/08 15:19】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第70回 栗原香織
<初出「Groovin'」2006.01-02/ISSUE#76>




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第70回 栗原香織(すみや焼津登呂田店)


 今回私が紹介させて頂くのは、フェア・ウォーニング(FAIR WARNING)の『ゴー!』というアルバムです。
 HR/HM好きの方であれば、フェア・ウォーニングの名を一度は耳にしたことがあると思いますが、バンドは数年前に解散してしまっており、大ファンだった私は当時落胆したものでした。
 が、そのフェア・ウォーニングが2005年に再結成され、なんと2006年春に向けてアルバムを制作中という情報があるんです!!
 こんな嬉しいことってないですよね~。
 というわけで、HR/HM 好きの方はもちろん、ロック好きだけどHR/HM にはちょっと抵抗がある方、洋楽を聴いてみたいけど、どれがいいかわからない方など、色々な方におすすめしたいと思います。

 私がこのアルバムの中で特に気に入っている曲が「Angels Of Heaven」というのですが、この曲を初めて聴いた時のインパクトは今でも忘れられません。
 当時私は学生で、洋楽にもあまり詳しくなく、MR.BIGとかBON JOVIなどを好んで聴いていたのですが、ある日、たまたま友人と待ち合わせをしたあるCDショップに入ると、この曲が大音量で流れていたのです。
 感想は、とにかく「良い!!」ということだけでした。
 メロディーも良い、声も良い、ギターも良い…全てが一級品で、「こんな曲があったなんて!」という高揚感でいっぱいでした。
 早速CDを買って聴いてみると、そこでまた驚くべきことが!
 アルバムの中の全ての曲が本当に良いんです!
 アップテンポのものもバラードも全部。
 全曲良いというアルバムなんてほとんどないですよね?
 私も生まれてから○十年、数々のCDを聴きましたが、全曲良かった!と思えるのはこの1枚だけです。
 まさしくMY BEST。
 ぜひ、1人でも多くの方にこのアルバムを聴いて欲しいと思います!!

※なお次回は、伊藤万裕氏(すみや伊東店サブ・マネージャー)が登場します。お楽しみに!



フェア・ウォーニング
『ゴー!』

70回MICP-10169
2000/2/23発売
97年発売。洋楽雑誌「BURRN!」の読者人気投票で、この年の年間ベスト・アルバム部門と年間ベスト・チューン部門(2曲目の「Save Me」で)の両方で、堂々のチャンピオンの座を獲得したほどのアルバム。一聴の価値あり!!
【2008/02/07 15:09】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第69回 柴崎元紀
<初出「Groovin'」2005.12-01/ISSUE#75>




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第69回 柴崎元紀
(すみや向ヶ丘ダイエー店 サブマネージャー)



 初めて彼らの音を聴いたのは確か2004年の12月。
 すでにアルバムが何枚か出たりして世間的には充分認知されているバンドであったけど、私はリンキン・パークという名前は聞いたことはあるけど…程度の認識。
 この時発売されたのがJAY-Zとのコラボ・アルバム『コリジョン・コース』なのだけれども、有名なバンドだから気まぐれで試聴してみて、すっごい衝撃。
 
「これは!なんだ、このツボにはまるメロディは!!」

 M-4 の「ナム/アンコール(NUMB/ENCORE)」を聴いたときの「見つけた感」といったらもう、顔がニンマリするというかなんというか…。
 で、オリジナルが聴きたくてこの『メテオラ』を買うことになるわけです。

 とにかく惹かれてたまらないのが、アルバムを最後を飾るM-13 の「ナム(NUMB)」。
 ヘヴィなサウンドに切ないヴォーカルもさることながら、第一印象でハートを「ガシッ」とつかまれた美しすぎるメロディ。
 「そう!コレが聴きたかったんだよ!」と言ってしまえる1曲なのです。

 もちろんアルバムとしての完成度は高く、ヴォーカル、MC、ギター、ドラム、そしてDJというバンド構成の魅力の集大成的なM-7「フェイント(FAINT)」、ドライヴ感と終盤の盛り上がりにK.O.必至なM-9「ブレイキング・ザ・ハビット(BREAKING THE HABIT)」、“おまえら日本すきなんだら”的なM-11「ノーバディズ・リスニング(NOBODY’S LISTENING)」なんかもあって、ヴァラエティに富んだ楽曲群。
 ヘヴィ・サウンド+セツナ系ヴォーカル&MC+美メロ+スクラッチ、たまらん。
 そんな訳でいまだに何度も聴いてはニンマリしてしまう1枚となったわけです。

 さあ、今日も「見つけた」感を与えてくれる1曲を探しに行かねば!

※なお次回は、栗原香織氏(すみや焼津登呂田店)が登場します。お楽しみに!


リンキン・パーク
『メテオラ』

69回
ヘヴィ・ロックの雄、リンキン・パークの人気と実力を決定付けた、オリジナル2ndアルバム。ヘヴィネス&美メロ、セツナ系ヴォーカル&クール MC。このキーワードにピンときたら買って損なし。統一感のある「色」とヴァラエティに富んだ楽曲が魅力。
【2008/02/06 15:14】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第68回 岡本健一
<初出「Groovin'」2005.11-12/ISSUE#74>




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第68回 岡本健一(すみや静岡平和町店 店長)


 ビリー・ジョエルといえば「オネスティ」「マイ・ライフ」「素顔のままで」…と名曲は沢山ありますが、私が1曲選ぶとなると今回紹介する『イノセント・マン』に収録されている「This Night(今宵はフォーエバー)」です。

 もう20年以上前ですが、中学生の時、ラジオから「This Night」が流れてきました。
 その当時、ラジオは曲名を先に紹介するので、オンエア中に「この曲いいな!」と思っても曲名が分からないということが多かったものです。
 なんとなくDJがアーティスト名をビリー・ジョエルと言っていた気がしたので、翌日近所のレコード屋に行き、ビリー・ジョエルのコーナーを探してみると10枚くらいあり、しかも曲名が分からないのでどれを買えばいいか困っていました

 自分の所持金では1枚しか買えません。
 店員に相談すると、ベスト盤を薦められたので『ビリー・ザ・ベスト』を買い、帰宅して聴いてみると、なんと自分が欲しかった曲が入っていませんでした(もしかしたら、ビリー・ジョエルではなかったかもしれない。しかも全財産を使ってしまった…)。
 その日は中学生ながら失敗のショックで夕飯が喉を通らなかったのを覚えています。
 しかしさすがにベスト盤です。
 その後、私はこの『ビリー・ザ・ベスト』がきっかけでビリー・ジョエルのファンになり、いつしか失敗も忘れていました…。

 数年後、大学に入りアルバイトをするようになってからビリー・ジョエルのアルバムを1枚ずつ買い集めていきました。
 そして10枚目に今回紹介する『イノセント・マン』を買いました。
 家で何となく聴いていると、4曲目に「This Night」が流れてきました。
 その瞬間、思わず「これに入っていたのか!」と叫んでいました。
 その日は中学生時代の失敗を思い出しながら、ひたすらリピートして聴いていました…。
 「This Night」はベートーヴェンの「悲愴」をモチーフにしたラヴ・ソングなので、音楽が好きな方なら1度は聴いたことがあるメロディーではないかと思います。
 名曲ですが、なぜか3枚発売されたベスト盤には収録されていません。
 ファンとしては残念です。

※なお次回は、柴崎元紀一氏(すみや向ヶ丘ダイエー店 サブマネージャー)が登場します。お楽しみに!


ビリー
『イノセント・マン』
68回SRCS-9452
1999/1/21発売
1983年発売。全米1位を獲得した「あの娘にアタック」「アップタウン・ガール」、そして今回紹介した「This Night(今宵はフォーエバー)」等を収録しています。ビリー・ジョエルのアルバムの中で1番のセールスを記録したのはこの『イノセント・マン』です。
【2008/02/05 15:20】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第67回 柴田 満
<初出「Groovin'」2005.10-11/ISSUE#73>




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第68回 岡本健一(すみや静岡平和町店 店長)


 「俺の噺を聞け!!」…TVドラマ『タイガー&ドラゴン』の影響で、今やちょっとしたブーム!?の落語。
 先日も学生風のお客様から「落語のCDありませんか?」とのお問い合わせを受けましたが、今回のこのコーナーではいつもと趣向を変えまして、落語のCDをご紹介したいと思います。

 私が10年ほど前に住んでいたアパートでは、有線放送を聞くことが出来ました。
 ある日、チャンネルをいじっておりますと流れてきたのが落語です。
 「志ん生」「文楽」「小さん」等の昭和の名人から「志ん朝」「談志」まで、大いに笑わせ時にホロリとさせる話芸に引き込まれ、とうとう上野鈴本などの寄席に足を運ぶようになりました。

 そんな私が今回おすすめしますのは、最近CD化されました三遊亭圓歌師匠の『中沢家の人々?完全版』でございます。
 ご存知の方も多いとは思いますが、圓歌師匠と言えば「山のアナアナ」で有名な『授業中』や『浪曲社長』等の新作落語で半世紀以上に渡り爆笑王として客席を大いに沸かせております(ちなみに弟子で師匠ゆずりの爆笑王・三遊亭歌之介のCDもオススメです)。

 さてこの『中沢家の人々』、寄席でも一度聞いたことはありましたが、寄席の持ち時間は1人20分程度と短く、全編通しで聞くことはできませんでした。
 ところが今回完全版CDが発売され、やっと全編通しで聞くことができました。
 噺の中身は…聞いてのお楽しみ(笑)と言うことで、特にオチはございませんが…「おあとがよろしいようで」。

※なお次回は、岡本健一氏(すみや平和町店 店長)が登場します。お楽しみに!

2005年3月31日に行われた「三遊亭圓歌の会」での高座を収録。65分を超える完全版はこのCDでしか聞けないという貴重盤(デジパック仕様)です。


三遊亭圓歌
『中沢家の人々~完全版』

67回OMCA-1040
2005/7/27
2005年3月31日に行われた「三遊亭圓歌の会」での高座を収録。65分を超える完全版はこのCDでしか聞けないという貴重盤(デジパック仕様)です。
【2008/02/04 16:01】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第66回 水谷善之
<初出「Groovin'」2005.09-10/ISSUE#72>




ロゴ-小4
第66回 水谷善之(すみや楽器ショップ富士店 店長)


 こんにちは。今回ご紹介させて頂くサウンドは27年前、1978年のライヴのものです。
 リリースは翌1979年、私が初めてこれを耳にしたのが大学に入ったばかりの1981年の事でした。
 当時の学生にとっては「クロスオーヴァー」という言葉から発せられる落ち着いた大人の雰囲気よりは、「フュージョン」という響きの発する、新鮮さ、若々しさ、凛々しさ(ともすれば軟弱路線ととらえられなくも無かったが…)に惹かれ、そんなイメージにピッタリのこのアルバムに衝撃を受けたものでした。
 ふた昔以上も前のこのアルバムですが、いまだに輝いていると思う点をちょっと…。

 まず、ジャケットがカッコいい!
 LP盤ならイーゼルに立てて、そのままリスニング・ルームのアクセントに。
 もちろん演奏もファンタスティック!ライヴ録音ですので当然オーディエンスの盛り上がりとともにパッケージされているのですが、今聴いてもそのボルテージに同化できること間違いなし。
 私の独断ですが、特におすすめは「ブルー・モントルー」と「アイム・ソーリー」(そして『ブルー・モントルーII』に収録されている「ラヴ・プレイ」)。
 目を閉じて聴いてみてください。歌詞(あるいは文字、言葉)無しで、楽器を使った音のみで、よくぞここまで「曲タイトルにピッタリのフレーズ・イメージ」を創りあげる事ができるものだ!
 という点です。時空を超え、それはきっとこのアルバムを聴いたすべての人の心に共通するのではないかと思います。 
 私の書きたい、お伝えしたい事はいろいろありますが、それはきっと、ライナーノーツにすべて網羅されている事と思いますのでそちらをご参照下さい。
 それにしても、裏ジャケ写のスタジャン・カッコよかったなあ、欲しかったなあ。

※なお次回は、柴田 満氏(すみや成瀬店 店長)が登場します。お楽しみに!



オールスターズ
『ブルー・モントルー I』
66回BVCJ-38097
2003/6/22発売
78年の夏、モントルー・ジャズ・フェスティバルでのアリスタ・オール・スターズ(マイケル・ブレッカー、ランディ・ブレッカー、マイク・マイニエリ、ウォーレン・バーンハート、他)によるライヴ盤。当時のフュージョン・シーンの最先端、ここにあり。

【2008/02/03 16:09】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第65回 村岸義仁
<初出「Groovin'」2005.08-09/ISSUE#71>




ロゴ-小4
第65回 村岸義仁(すみや平塚山下店楽器フロア 店長)


 初めての出会いは、今から20数年前の秋、世田谷線沿線のボロアパートの一室でだった。
 後にピーター・ガブリエル(以下 PG)在籍時のジェネシスのコピー・バンドを一緒に演ることになる、K君が持っていた。
 衝撃だった!ジャケットもさることながらも、ゲート・リヴァーヴの効いたサウンド、そして「BIKO」に至るまで…。

 はっきり言って、これを聴いて人生変わった。
 今の自分があるのも、その後プロデューサーのS・リリーホワイトが売れっ子になり、U2が売れてボノが偉そうにしていられるのも、アパルトヘイトがなくなったのも、ZICOが代表監督になってくれたのも(?)全部PGのおかげなのだ。

反アパルトヘイトの活動家、スティーヴン・ビコの死を淡々と歌い上げる「BIKO」はLIVEで必ず最後に皆で歌い、拳を突き上げるこのアルバムの正真正銘のハイライト曲。
 そして「あとは君たち次第だ」と言うメッセージとともに、PGが舞台を降りる。
 これは口で説明してもしきれないので体験するしかない(聖蹟桜ヶ丘店のS店長、あの時あなたが情報をくれたおかげで至福の時間を過ごせました。LIVEのチラシは家宝になってます)。

 これから、という人にはあえてお勧めしない(人生変わっても責任とれないし…2枚組BESTがよいかな)。
 間違って聴いちゃったらしょうがない。
 次に『IV』を聴くしかない(こっちの方がよりソリッドでパーカッシヴなのでプロダクションとしては優れていると思う)。
 ケイト・ブッシュの『DREAMING』ほどじゃないけど、かなり痛いアルバムだ。
 ドイツ語盤もお勧め(ちゃんと国内盤だしてくれよぉー)。

 この話を続けると一晩あっても足りないのでもうやめる。

 「あとはあなた次第だ」(アムネスティーで「BIKO」を一緒に歌った某プログレ・バンドのN君。あの時確かに君は「ピーター・ガブリエル」だったよ…)。

※なお次回は、水谷善之氏(すみや楽器ショップ富士店 店長)が登場します。お楽しみに!


ピーター・ガブリエル
『III』
65回VJCP-68523
2003/7/24発売
タイトル通り、ピーター・ガブリエルの3rdアルバムで1980年発表。当時、全英1位を記録した彼の代表作でもある。ケイト・ブッシュが参加するなど、多彩な一面も本作の大きな魅力だ。プロデューサーは、スティーヴ・リリーホワイト。
【2008/02/02 10:30】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
ジャネット 『ディシプリン』
<初出「Groovin'」2008.02-03/ISSUE#101>

最強のポップ・アイコン、ジャネットが、
アイランド・デフ・ジャム移籍第1弾アルバムをドロップ!
ロドニー・ジャーキンス、Ne-Yo、ジャーメイン・デュプリらを迎えた
フロアライクな1枚!


ジャネット-A 最強のポップ・アイコンとして君臨するジャネット。デビューから25年、2008年で42歳を迎える彼女だが、その影響力は今なお衰えることを知らない。飽くなきチャレンジ精神とフレッシュな感性でトレンドを生み出し、80年代・90年代・2000年代と、時代を超えてシーンの最前線に立ち続けている。

 音楽を通して"カッコイイ女性像"を体現してきた彼女が、1年半ぶりとなる待望のニュー・アルバム『ディシプリン』をリリースする。出世作『コントロール』の20周年記念アルバムとなった『20 Y.O.』に続く今作は、いわばリスタートを切る1枚だ。
 10年以上にわたり所属していたヴァージンを離れ、新たにアイランド・デフ・ジャムへとレーベルを移籍、さらに"ジャネット・ジャクソン"から"ジャネット"へとアーティスト名をチェンジ。今作が新しい環境下での第1弾アルバムとなる。
 心機一転で臨むこのニュー・アルバムは、発売前の段階からすでにシーンの話題を独占。昨年末にいきなりリークされたロドニー・ジャーキンスのプロデュースによるリード・シングル「フィードバック」は、一瞬にして世界中を駆け巡り、リークからわずか90分以内で全米50以上ものラジオ局がオン・エア。フロアど真ん中のそのトラックの反響は凄まじく、ニュー・アルバムへの期待の声で埋め尽くされた。
 また、「フィードバック」のPVもセンセーショナルな話題を呼んだ。ピッタリとした全身タイツ風の衣装を身にまとったジャネット(ため息が出るほど見事なプロポーション!)が、飛沫のあがる"白い液体"と共に、「コントロール」ばりの群舞を披露するこのPVは、かなりキワドイ設定。
 "白い液体"は精液を意味し、舞台そのものは子宮をイメージしているのだ。これまでもセクシーなアプローチの多かった彼女だが、ここまでストレートにセックスを表現したのは今回が初めてだろう。

 もちろん、"衝撃"を与えてくれたのは、リード・シングルの「フィードバック」だけではない。同じくロドニー・ジャーキンスが手掛けたスウィートなミディアム・チューン「ラヴ」を始め、リアーナやメアリー・J.ブライジの作品で知られるザ・ドリームとトリッキー・スチュワートによるドラマティックな王道バラード「グレイテスト Ex」、ジャネットの現在の恋人であるジャーメイン・デュプリと今最も旬なソングライターNe-Yoの共作によるダンサブルな「ロック・ウィズ・ユー」、ノルウェーの気鋭プロデューサー集団スターゲイトの持ち味が存分に発揮された骨太ナンバー「2ナイト」等、注目曲がズラリ。
 今のR&Bシーンを代表するプロデューサー陣が、最強のビートと最高のリズムと珠玉のメロディーを、女王ジャネットのために捧げている。

 久々にフロアライクな仕上がりとなったニュー・アルバム『ディシプリン』。前作『20 Y.O.』、前々作『ダミタ・ジョー』ではワールド・ツアーを行なっていないだけに、今回は是非とも期待したいところ。2001年以来となる来日公演を実現させ、会場を巨大なクラブに変えて欲しいものだ。

Text by 池 佐和子


ジャネット-J『ディシプリン[デラックス・エディション]DVD付』 UICL-9065 2/27発売
『ディシプリン[初回限定特別価格盤]』 UICL-9067
アイランド・デフ・ジャム移籍第1弾となる通算10作目のアルバム。ロドニー・ジャーキンス、ジャーメイン・デュプリ、ザ・ドリーム、Ne-Yo、スターゲイトら、R&Bシーンを代表する豪華な顔ぶれをプロデューサーに迎えた意欲作。
デラックス・エディションは「フィードバック」PV、メイキング映像等を収録したDVD付き。

※初回限定特別価格盤生産終了後、通常盤(UICL-1077)に移行します。
【2008/02/01 20:54】 | 過去ログ | page top↑
サラ・ブライトマン 『神々のシンフォニー』
<初出「Groovin'」2008.02-03/ISSUE#101>

輝けるディーヴァ、サラ・ブライトマン、待望のニュー・アルバム
『神々のシンフォニー』リリース!
彼女の鋭い美学と、多彩な才能を迎えて描かれた
"極上の大人のファンタジー"へようこそ…。


サラ・ブライトマン-A クラシック音楽とポピュラー音楽を融合させた新ジャンル"クラシカル・クロスオーヴァー"は基本的には"オーケストラを活かしたポップス、ロック、ダンス/エレクトロニカ系の演奏をバックに声楽を活かした旋律を歌うもの"だが、サラ・ブライトマンはまさに、この"クラシカル・オーヴァー"というジャンルを開拓したディーヴァである。
 サラ・ブライトマンがアンドレア・ボチェッリとデュエットした「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」はこのジャンルのスタンダードと呼ばれ、ビルボードでクラシカル・チャートとダンス・チャートの双方で同時に1位を獲得した唯一のアーティストなのである。

 サラ・ブライトマンは3歳の頃からダンスを習い、13歳の頃にはロンドン・ミュージカル「I AND ALBERT」でステージ・デビュー。本格的にミュージカル出演するようになったのは1980年代からで、ロンドン・ミュージカルの第一人者として知られる作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーの『オペラ座の怪人』の主役を演じ、一躍スターダムにのし上がった(ちなみにウェバーは、サラの才能に惚れ込んであの『オペラ座の怪人』を作った!らしい)。
 ウェバー作品に初めて出演したのが、ロンドン・ミュージカルの定番作品『キャッツ』。その『キャッツ』をきっかけに知り合った彼とは恋仲になり、のち結婚へ。1990年に離婚をしてしまうが、音楽関係の仕事はその後も共に製作している。
 以後、「レクイエム」「ソング・アンド・ダンス」などウェバー作品に多く主演/出演し、ソロ・アーティストとしてデビュー。フランシス・レイやゴールドスミスら作曲家の映画音楽名曲やクラシック曲を歌い上げ、1997年に発表した「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が全世界で1500万枚以上のベストセラーを記録、2006年にリリースした初の本格的ベスト盤「輝けるディーヴァ 〜ベスト・オブ・ザ・サラ・ブライトマン」が世界中で大ヒット、日本でも約60万枚を記録し、日本中にサラ・ブライトマン人気が広がり、ゴールド・ディスク大賞で「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したのは記憶に新しい。
 そう、いまやミュージカル界の歌姫だった、というのはサラのヒストリーの1ページに過ぎない。サラ・ブライトマンは1人のソロ・アーティストとして才能を開花させ、誰もが認める世界最高峰のディーヴァとなったのだ。

 そんなサラ・ブライトマンの新作『神々のシンフォニー』は、また"進化したサラ・ブライトマン"を証明した充実作になった。何かを予感させるイントロダクション「ゴシックの夢」からドラマティックで力強い「嘆きの天使」へと繋がる劇的な幕開け。一転して、その後に流れるのはため息が出るほど美しいアルバム・タイトル曲「シンフォニー」…ポップスからクラシックまで頂点を極め続けるサラの鋭い美学よりセレクトされた楽曲群。次から次へと流れる美しい歌声と旋律がまさにシンフォニーを奏で、聴き手を光と影の物語へと誘う。
 日本盤のみ坂本龍一による耽美な名曲「禁じられた色彩 〜戦場のメリー・クリスマス」が追加収録されているのも嬉しい。そして、このアルバムでサラが英語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語と、いくつもの言語を見事に歌い分けているのも聴きどころだ。万人の心に染み入る聖なるオーラに満ちた歌声、その歌声が紡ぎだす"極上の大人のファンタジー"へようこそ。

Text by 大林 誠(静岡本店


サラ・ブライトマン-J『神々のシンフォニー[初回生産限定盤]』 TOCP-70460 2/27発売
『神々のシンフォニー[通常盤]』 TOCP-70470
ボチェッリとの久々のデュエット曲やポール・スタンレー(KISS)とのコラボ曲、マスカーニの名曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」など収録。サラの美学により描かれるのは、ユートピアのきらめき、ゴシックの香り。圧倒的な歌声と耽美的な楽曲が心地よい1枚。
初回生産限定盤はデジパック仕様。

【2008/02/01 20:45】 | 過去ログ | page top↑
レニー・クラヴィッツ 『ラヴ・レヴォリューション』
<初出「Groovin'」2008.01-02/ISSUE#100>

ロック・シーンのあり方を次々と塗り替え続けてきた
ビッグ・アーティスト、レニー・クラヴィッツ。
リスナーが行動を起こすようにと駆り立てる
激しいエレガント・ロックを披露!!


レニー・クラビッツ-A(記事


 ジャンル、スタイル、人種、国境を越え、60〜70年代のソウル、ロック、ファンクなど様々な影響を強く受けた音楽を世に送り出してきたレニー・クラヴィッツ。
 4年振りとなる8作目のスタジオ・アルバム『ラヴ・レヴォリューション』は、N.Y.、マイアミ、パリ、バハマ諸島とブラジルの各地で丸々1年をかけてレコーディングされたそうだ。言うまでもなく、今作もほとんど全ての楽器を1人で演奏している。
 一聴して最も心に刺さるのは、更に増幅した激しいロックと壮大な叙情主義だろう。そう、みんなが待ち焦がれていた、初期の3作を彷彿とさせる"あの音"が大復活している。重厚なドラム、思わず腰をシェイクしたくなるヒップなグルーヴ、熱狂的なギター、そして他にない彼独特の雰囲気ある歌声が強烈なロックン・ロール・ジャムとミックスされ、実に圧巻だ。特に「ブリング・イット・オン」は、ボンゾ的な豪快なドラミングにジミー・ペイジ的なギター・リフが噛み合った狂熱なゼップ・サウンド。
 そして大ヒット映画『デスノート』のスピンオフ作品『L change the WorLd』の主題歌でもある「アイル・ビー・ウェイティング」はバックにストリングスを従え、ピアノを弾きながら切ない歌声で迫る、まさしく、レニクラ真骨頂のバラード曲。この2曲は必聴!

 タイトルからも分かる通り、彼は多くの曲で愛、感情、そして精神的な革命に関する曲を歌っており、人々に心を開いて、愛を受け入れろ、と語りかけている。彼はこう言う。「裕福で全てを手に入れているのに、世界で一番惨めな人々がいる。逆にたった2ドルしかなくてもこの惑星で一番幸せな人もね。心の中に愛と神様の存在があるだけで、僕は十分幸せだ」。そして「ニュースを見ていても決して世界が良く変わってきているとは言えない。みんな考えるべき時期に来たんだと思う。もっと関心を持って、世界に存在している悪に対して愛で戦う時なんだ」とも。そして恐れることなく政治的な歌も歌い、音楽という手段によって現在アメリカが行っているイラク戦争や過去のベトナム戦争に対する関心を高めようともしている。

 前作『バプティズム』で発展を遂げ、ミュージシャンとしての15年に渡るキャリア・サイクルの1周を、様々な葛藤と戦いながらも終えたレニー・クラヴィッツ。この『ラヴ・レヴォリューション』は彼のキャリアにおける新しい章の始まりであり、世界に巻き起こるであろう愛の革命の第1歩でもある。Peace to everybody, it's time for a Love Revolution!(皆に平和を、愛の革命の時がやってきた!)

Text by 大林 誠(静岡本店


レニー・クラヴィッツ-J『ラヴ・レヴォリューション』 TOCP-66760 1/30発売
大ヒット映画『デスノート』のスピンオフ作品『L change the WorLd』の主題歌「アイル・ビー・ウェイティング」収録。メロディアスなロック・バラードあり、レニー節炸裂の強烈なロック・ナンバーありと、ファンが待ち続けていた活気に満ちた8作目。初回盤のみステッカー封入。
【2008/02/01 18:40】 | 過去ログ | page top↑
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