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第63回 大森靖弘
<初出「Groovin'」2005.06-07/ISSUE#69>




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第63回 大森靖弘(すみや秦野店 店長)


 すみや『Groovin’』をいつもご覧頂き有難うございます。
 今回こちらのコーナーの担当をおおせつかりました、秦野店の大森と申します。現在店舗にてDVDを担当しておりますので映像作品からの「マイ・ベスト・チョイス」とさせて頂きました。

 今から20年も前の作品で「古すぎる、か…」とも思ったのですが、強く印象に残っているという事で『コーラスライン』について書かせて頂きました。

 本作品は新作ミュージカルにコーラスとして出演する為、オーディションに集まったダンサー達の青春群像劇なのですが、一番の見所は迫力のダンス・シーンです。
 ジャズ・ダンス、バレエ、タップと冒頭からダンス・シーンの連続で見るものを飽きさせません。最初は何百人といたダンサー達ですが、オーディションが進むに連れてどんどんはじかれていき、最終的に17人に絞られます。

 ここから最終オーディション。
 マイケル・ダグラス(コノ人以外の出演者は無名)扮する演出家ザックの手により、ダンサーひとりひとりの「生い立ち」「セクシャリティ」「コンプレックス」がどんどん露呈させられていきます。
 このダンサー達による「赤裸々・告白」シーン、まるで不幸自慢のように次から次へと続くのですが「まぁ映画だしな、これ位オーヴァーに…」と思いきや、実は告白の内容が全てフィクションでも無いらしいのです。
 つまり自身のエピソードが取り上げられているダンサーもいる、との事(皆、迫真の演技です)。
 ダンス・シーンだけでも充分楽しめるのですが、ダンサー達の内面にもスポットを当てることで、人間ドラマとしても見応えのある作品に仕上がっています。

 ダンサー達の台詞が殆ど歌だったり、イキナリ踊りだしたりと、一般のドラマに比べると違和感があるかもしれませんが、静かなミュージカル・ブームの今、是非お薦めしたい1本です。

※なお次回は、山下廣道氏(すみや楽器ショップ沼津バイパス店 店長)が登場します。お楽しみに!


『コーラスライン』
63回DVD
TBD-1040
2001/10/25発売
コーラスラインとは舞台の上に引かれた線のこと。「スター」とは違い「コーラス」と呼ばれる脇役ダンサー達はその線を超えて(観客のすぐ前で)演じる事を許されていない。そんな端役のオーディションに全力でぶつかっていくダンサー達に焦点をあてた、珠玉のミュージカル映画。

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【2008/01/31 15:27】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第62回 木全智由
<初出「Groovin'」2005.05-06/ISSUE#68>




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第62回 木全智由(すみや伊東店 店長)


 このコーナーでは、なにやら若き日の甘くほろ苦い思い出を語るのが定番になりつつあるようですが、僕がこのアルバム『ザ・サイドワインダー』と出会ったのも、貧乏学生だった頃でした(甘い思い出はほとんど無いけれど)。
 一度聴いただけで、最初からそのカッコよさにシビれてしまいました。
 ジャズ・ロックのスタンダードであるM-1「ザ・サイドワインダー」、軽快なブローが心地よいM-5「ホーカス・ポーカス」等どれも最高なのですが、特にM-2「トーテム・ポール」はマイ・ベスト・ドライヴィング・ミュージックで、就職して車を手に入れると、夜の246を疾走したものです。
 1人で(やっぱ甘くない)。

 でも、「カッコいい!リー・モーガン最高!」とは思っても、なぜ「マイ・ベスト」になるほど惹かれたのかはよく分からなかったのですが、数年ぶりにじっくり聴いてみて、なんとなく分かってきました。

 ポップ、ファンキー、軽快、奔放、疾走感、エネルギッシュなのにクール、都会の廃頽、ストレートだけどちょっとスカした感じ…。
 このアルバムには、ないものねだりで僕が欲しかったり憧れていたものがたくさん詰まっていたのです。
 それに加えて、18歳で初のリーダー・アルバム録音、20歳で名門ジャズメッセンジャーズ入団、25歳でこのアルバムで一躍スターになるも、33歳で恋人に射殺されるというドラマチックすぎる彼の一生や、相当ヤンチャだったという彼の人となりもまた憧れでした(有る意味男の理想!)。

 ないものねだりじゃ結局手に入れられず、彼のようには生きられず、いつの間にか彼よりだいぶ年上になった今でもリー・モーガンのプレイはやっぱりカッコよく、でもちょっと苦く聴こえます。

※なお次回は、大森靖弘氏(すみや秦野店 店長)が登場します。お楽しみに!


リー・モーガン
『ザ・サイドワインダー(限)』
62回TOCJ-6408
2004/6/9発売
1963年録音。当時25歳の若き天才トランペッター、リー・モーガンの代表作。ジャズ・ロックという一連のムーヴメントの嚆矢として、アメリカだけでなく日本でも大ヒット。『スヴィング・ガールズ』の“次”を探している人にもオススメ。姉妹盤『ザ・ランプローラー』もシビれます。
【2008/01/30 15:51】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第61回 織田憲彦
<初出「Groovin'」2005.04-05/ISSUE#67>




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第61回 織田憲彦(すみや羽村店 サブマネージャー)


すみや『Groovin’』をご覧の皆様、はじめまして!今回こちらのコーナーを担当させていただく事になりました織田と申します。

 マイ・ベスト・チョイス…という事で、デフトーンズの『ホワイト・ポニー』について書かせていただきます。
 2003年の11月、私は「車上荒らし」にあいまして(泣)、その時車中にあったCD約60枚ほどがごっそりともっていかれてしまいました。
 普段は家でゆっくり音楽を聴く時間もあまりなく、もっぱら車の中で聴く機会の方が多かったので、結果まさに「マイ銀河系選抜CD」が帰らぬものとなってしまいました。
 その後、毎月少しずつ仕方なしに新たに買い戻している訳なのですが、このアルバムもそんな中の1枚です。

 毎月、毎年と何枚もアルバムを買うわけですが、中には1回しか聴いていない…なんて物もあります。
 むしろそんなCDの方が買う機会が多かったり(笑)するのですが、ごく稀に「全曲最高!」なんていうのもあります。
 このアルバムはまさにソレです。

お薦めは鬼のようなスクリーミング・ヴォイス炸裂の3曲目と、ミドル・テンポな曲調に泣きのディストーション全開ギターが降り注ぐ11曲目。
 『ホワイト・ポニー』は2000年にリリースされた3rdアルバムなのですが、ジャンル的に「ヘヴィー・ロック」なんて言うと「ゴリゴリ」「うるさい」なんてイメージですがこれは別格!
 重厚なサウンドに包み込まれたメロディー、シャウトがうねりをあげる超究極エモーショナルかつスピリチュアルな楽曲の数々。
 例えるならラップがスッポリ抜けたリンキン・パークという感じでしょうか。

 正統派ロックに比べ、色物的?扱いをされがちなこの手のジャンルですが、1990年代後半~2000年初頭の音楽シーンを語る上で欠かす事が出来ないはずです。
 今年はロック50周年、聴かず嫌いの方は是非この機会にご賞味あれ!

※なお次回は、木全智由氏(すみや伊東店 店長)が登場します。お楽しみに!


デフトーンズ
『ホワイト・ポニー』

61回CD
WPCR-10689
2000/7/21発売
2003年に4thアルバムも出ておりますが(これも秀逸!)、まずはこちらから。アルバム全体的にミドル&スローなナンバーが多く、往年のアリス・イン・チェインズを彷彿とさせるディープかつダークな雰囲気に溢れており、デカイ音で聴くと心地よく別世界へとトリップできます。

【2008/01/29 11:34】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第60回 鷲巣紀孝
<初出「Groovin'」2005.03-04/ISSUE#66>




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第60回 鷲巣紀孝(すみや静岡イトーヨーカドー店 店長)


 今から十数年前、高校生活も終わりを告げようとし、進学先もなかなか決まらず、路頭にまようか?という時期に何となく聴いていたのが槇原敬之の『君は誰と幸せなあくびをしますか。』というアルバム。
 当時、不幸のドン底の自分にとって、あまりにもミスマッチすぎるタイトル。
 「♪あてのない約束でも しがみついていたい」「♪3月の雪が降る、ぼくらのラストシーン」これはこのアルバムの中の1曲「3月の雪」の1フレーズである。

 このフレーズの中に、周りの環境が変化してしまうことに対する不安な若かりし頃の僕の気持ちと、ありえもしない別れのシチュエーション(静岡に3月雪が降る訳ないでしょ!)に対するただの願望、この2つの気持ちを勝手にダブらせて聴いているうちに、いつのまにか気が付くと当時よく聴く1曲となっていた。

 その後の僕はどうなったかというと…卒業式のころには行き先も見つかり、式の後はドンチャン騒ぎ、仲の良い友達との別れも何とやらで気がつけば1人暮らしを満喫しているではないか!といった具合で、この曲のフレーズとは正反対、全くかけ離れたものでした。
 そして3月も終わるとこの曲を聴かなくなってしまったことは言うまでもありません。
 ただ、今でもこの時期になると「3月の雪」を聴いていた当時のこと、懐かしく思い出します。
 残念ながらこのCD、今のところは生産中止になってしまっているんです。
 代わりにと言っちゃ何ですけど、ベスト盤『Completely Recorded』で思いにふけてみようかな…。

※なお次回は、織田憲彦氏(すみや羽村店 サブマネージャー)が登場します。お楽しみに!


槇原敬之
『Completely Recorded』
60回CD
WPCL-10117~8
2004/8/25発売
「どんなときも。」「SPY」「冬がはじまるよ」等ワーナー時代にリリースしたシングルから東芝EMI移籍第1弾シングルまで、31曲を収録したスーパー・ベスト。彼独特の詩の世界、曲の世界を堪能するには十分すぎる内容。どこかで聴いたことのある曲がギッシリ!あなたも、あの日の懐かしい記憶がよみがえる
【2008/01/28 11:26】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第59回 中野智人
<初出「Groovin'」2005.02-03/ISSUE#65>




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第59回 中野智人(すみや向ヶ丘ダイエー店 店長)


先月、この『Groovin’』の記事「私が選ぶ2004年の年間BEST10+1」で折角1位に選んだので、レイチェル・ヤマガタについて書こうかと…。
 元々、女性シンガーってあんまり聴いてはこなかった口である。
 聴いたとしても性別を超えたような声の持ち主、例えばビョーク、フィオナ・アップル、エイミー・マン、PJ ハーウェイ、etc…。
 これらの人たちはもちろん曲も良いのだけれど、その声の圧倒的なパワーでオールOKにしてしまえる力を持っている。
 そしてその声には悲しみだったり憂いだったり怒りだったり…が必ず含有されているのである。
 昔からそういう“負の感情”を漂わせるアーティストに惹かれる。
 大学1年の時がグランジ・ムーヴメントで、ニルヴァーナがブレイクした年で、その音と声にやられまくりだった事が起因しているのでしょう。

 で、レイチェル・ヤマガタである。
 この人の声もまた別格中の別格。
 デビュー・アルバム『ハプンスタンス』の1曲目「Be Be Your Love」を聴いた時は本当に震えが走った。
 悲しみや切なさを喚起させるハスキー・ヴォイス(って言うより、かすれ声って言ったほうがしっくりくるな)でシンプルなスロー・バラードを歌い上げるわけだが、聴いた後に残るのは不思議な事にそういった“負の感情”ではなく幸福感だったり満足感だったりする。
 マジックと言ってしまえば簡単だけど、その1曲に込められた感情はとてつもなく複雑でいろんな色を放っているのだろう。

 この原稿を書き上げて1週間もすればレイチェルの初来日公演である。
 もちろん見に行きます。
 今から楽しみでしょうがない。
 今年に入ってからも色んなCDを買い漁っているが、当分はこの1枚から離れそうにないな。

※なお次回は、鷲巣紀孝氏(すみや静岡イトーヨーカドー店 店長)が登場します。お楽しみに!


レイチェル・ヤマガタ
『ハプンスタンス』
59回CD
BVCP-21401
2004/12/8発売
1/26に発売された来日記念盤EP『ライヴ・アット・ザ・ロフト&モア…』がこれまた良い。これはアルバム曲のライヴなのでコア・ファン向けかもしれないが、そのライヴ感たるや目の前で歌っているかのごとく、です。4曲目のジョニ・ミッチェルのカヴァー「River」も秀逸。でもまずは、この1stアルバムを。
【2008/01/27 12:02】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第58回 中山創
<初出「Groovin'」2005.01-02/ISSUE#64>




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第58回 中山創(すみや新静岡センター店 店長)


 ビリー・ジョエルの『ニューヨーク52番街』…あまりにも有名で恐縮ですがこのCDをお薦めします。
 よく「音楽は人生の目次」と言いますが、本当にそう思います。
 このCD(特に収録曲の「オネスティ」)を聴くと、十数年前の東京での浪人生活が鮮明によみがえります。
 築年十年?風呂、トイレ、冷蔵庫共同、TV&エアコンなし、4畳半、朝晩飯付きで家賃5万5千円、しかも風呂は1週間に3日しか開放されず、これまた共同の台所で頭を洗うヤツまでいるという殺伐とした環境でした。
 まぁ、浪人生にとってはある意味勉強するのには良い(?)環境なのかも知れませんが、僕にとって31年の人生の中で強烈な1年でした。

 そんな浪人時代の楽しみは、銭湯で観るTVか部屋で聴くCDやラジオでした。
 ラジオを聴きながらの勉強は、いわゆる「ながら勉強」で、受験生にとっては禁じ手。
 慶応ボーイの夢(嘘)は儚く散ったけれども、その時に出会ったのが「オネスティ」です。

 「♪honesty is such a lonely word everyone is so untrue?♪」「誠実とは本当に孤独な言葉、誰もが不誠実だから…」電波に乗ってその時の僕に衝撃を与えた歌詞でした。
 そして哀愁ただようバラードは、今でもあの頃の気持ちにさせます。

 今は2児の父親として自分のCDよりアンパンマンのCDやDVDを買うようになりました。
 何十年後かにアンパンマンのCDを聴いたら、今の事を思い出すかなぁ?

※なお次回は、中野智人氏(すみや向ヶ丘ダイエー店 店長)が登場します。お楽しみに!


ビリー・ジョエル
『ニューヨーク52番街(限)』
58回CD
MHCP-464
2004/11/3発売
代表曲「オネスティ」「マイ・ライフ」「ビッグ・ショット」を収録し、当時の発売元CBS本社ビルがあった通りの名前をそのままタイトルにした本作は、ジャズ的要素が取り入れられた非常に多彩な音楽性を持つ作品となっております。言わずと知れた名盤です。紙ジャケ限定盤はお買い逃しなく。
【2008/01/26 15:42】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第57回 向田英昭
<初出「Groovin'」2004.12-01/ISSUE#63>




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第57回 向田英昭(すみや河辺店 店長)


すみやに入社するまでは音楽は好きだったけどそれほど探究心は無く、80年代のCD化された作品やヴィジュアル系(特にX…X飛びをしたくてライヴには何度も行きました)だけを聴き続けていました。
 そんな私がすみやに入社して音楽に飢えていた頃に、ジャケットに惹かれた1枚の作品…ミニストリーの『詩篇69』(この作品はインダストリアルの金字塔でもあり、捨て曲は無い!)を聴いて…鳥肌が立つ程の衝撃を受けてからは、もう彼らの音楽、インダストリアルというジャンルから離れられません。
 
 「インダストリアル」とは機械的でアグレッシヴなリズムとヘヴィー・メタリックなギターの融合というハイブリッドなロックで、スラッシュ・メタルからニュー・ウェイヴまでを飲み込んだ音楽。
 一言で言えば「やかましい音楽」です。
 今や「ラウド系」というジャンルが確立され、このような音はありふれていますが、90年代初頭には既にこのような音が存在してたんですよ!

でもこのような音楽は一般的には受け入れてもらえず、友達や家族から「うるさい」「悪魔の歌」と敬遠され、特に3歳になる娘は「怖い~」と耳を塞いでしまう為、今では1人で運転中やウォークマンで聴いている状況です。
 本当は大音量で聴かないと迫力が出ないんだけれど。
 家族を持ってからはCDに注ぎ込めるお金もあまり無いため、新たなジャンルやアーティストを求めてCDを買い漁れないので「インダストリアル一筋」になっています。
 このような案内でミニストリーに興味を持ち、私と同じ想いになってくれたら“STATIC-X”というバンドも最高ですので、是非聴いてみて下さい。
 私の小さな夢:ウーハー付きの車、ホーム・シアターでミニストリーを堪能したい!

※なお次回は、中山 創氏(すみや新静岡センター店 店長)が登場します。お楽しみに!


ミニストリー
『ハウジズ・オブ・ザ・モーレ』
57回CD
VICP-62797
2004/7/21発売
「荒々しい、ストレートなハード・コア・アルバムを作ろうと思ったんだ」とのアルの発言どおり、原点回帰したミニストリーらしい作品。最高傑作『詩篇69』の名曲「N.W.O.」の新ヴァージョン「No W」をはじめ、5曲目の「ワープ・シティ」から始まり、6~7曲への怒涛の流れは、鳥肌もの。
【2008/01/25 10:47】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第56回 武田 潔
<初出「Groovin'」2004.11-12/ISSUE#62>




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第56回 武田 潔(すみや三島店ソフトフロア)


趣味として音楽を聴き始めて十数年、今もなお自分の好きな、あるいは未知の音を探してあれこれ聴き漁る毎日だが、ここ数年を振り返ってみて最大級のインパクトを与えてくれたのが、このソウル・フラワー・ユニオンの『GHOST HITS 95-99』である。

 そもそもこのバンドのことは何一つ知らず、偶然目にした怪しいジャケットに惹かれて聴いてみたのだが、不穏なギター・リフに導かれて始まった「海行かば山行かば踊るかばね」はとにかく衝撃的だった。
 沖縄のエイサーのリズムとアイリッシュ・バグパイプ風のメロディが、ラディカルなロックと混然となって疾走するという曲の放つ強烈な個性に「こんな音聴いたことねぇよ!」と呆気に取られ、その後も次々繰り出される彼らの曲に僕は最後までグイグイと惹き付けられたままだった。

 何事にも束縛されず、自由をめざして歴史も国境も飛び越えていく彼らの“うた”にはたくさんの喜怒哀楽が詰まっている。
 だからだろうか、彼らの曲を聴くとどこか懐かしさを感じたり、気持ちがホッとしたりする。何かに疲れた時にこのアルバム曲を聴いてみて欲しい。
 例えば「ホライゾン・マーチ」でも、あるいは「風の市」でも。
 “うた”から溢れんばかりの様々な想いが、笑顔で肩をポンと叩いてくれる。
 軽く背中を後押ししてくれる。僕は彼らこそが日本を代表するロック・バンドだと胸を張って言いたい。だってこんな音楽を創れる連中は、世界中の何処を探したって居やしないから。

 また、彼らの音楽的影響をあれこれと探求することで、僕の音楽的視野は一気に拡大した。
 ドーナル・ラニーやシャロン・シャノン、ヴァン・モリソンも、“安里屋ユンタ”も“アリラン”も、三線の音色の素晴らしさも、全部彼らに教えてもらった。
 どうもありがとう、ソウル・フラワー!!
 早く新しいアルバム作ってくれよな!!

※なお次回は、内田英昭氏(すみや河辺店)が登場します。お楽しみに!


ソウル・フラワー・ユニオン
『GHOST HITS 95-99』

56回CD
KSCL-420
2001/12/12発売
ソウル・フラワー・ユニオンの2枚目に当たるベスト盤。バンド以外にソロ・プロジェクトや別ユニットの音源まで幅広く収録。ヴァラエティに富んだ楽曲の数々がそのままこのバンドの特異性を物語っている。詳細な解説も付いて初心者にもオススメの充実アルバム。
【2008/01/24 10:52】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第55回 鳥飼信哉
<初出「Groovin'」2004.10-11/ISSUE#61>




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第55回 鳥飼信哉
(すみや藤沢湘南ライフタウン店 店長)



 今はもう退職されているのですが、僕の上司に内藤さんという方がいました。
 その人はなかなかユニークな方で、店長なのに店の人間には自分のことを店長と呼ばせず、店内でいわゆるヒット曲がかかるのは好きではなく、いつもその店には店長のお薦めするマニアックな曲がかかっていたのでした。

 ある日、店でかかっていた美しい曲が気になり、「内藤さん、今のは誰の曲ですか?」と聴くと「あんた、これ好きなのー?」とうれしそうに見せてくれたのがこのアルバム、サジタリアスの『プレゼント・テンス』です。
 当時、ソフト・ロックなど何も知らない僕を虜にしてしまった、アルバムの最後を飾りそうなオープニング曲「アナザー・タイム」をはじめ、良い曲が盛り沢山のアルバムです。
 時々無性にバラード曲をまとめて聴きたくなるのですが、そんな時に今でも必ずノミネートされる1枚です。

 非常に良く考えられた美しいコーラス・ワークや、最近ではほとんど聴かないハープシコードの音色など、若い方には新鮮に思えるのではないでしょうか。
 カート・ベッチャー関連ですとミレニウム、あとフィフス・ディメンションやアソシエイションなどと比較すると少し評価が落ちる?ような気がしますが、僕にとっては特別な存在です。
 すみやのどのお店でも結構見かけたりするので、興味のある方は是非探してみてください。こんな曲ばかりかかる店っていうのも、なかなかオツなものだと思いませんか?

 その他にも内藤さんにはジャズの楽しさなども教えてもらいました。
 アート・ブレイキーやジミー・スミスは今でも大好きです。
 あー、久しぶりに内藤さんに会いたいなー。

※なお次回は、武田 潔氏(すみや三島店)が登場します。お楽しみに!


サジタリアス
『プレゼント・テンス』
55回CD
SRCS-9272
1997/4/21発売
67年にカート・ベッチャーが中心となり作られたデモをもとに、変則的にリリースされたアルバム。実際グループとして活動していた訳ではないようですが、ソフト・ロックの代表的な作品となっております。これを気に入った方はミレニウムの『ビギン』も是非どーぞ。
【2008/01/23 10:59】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第54回 武藤直行
<初出「Groovin'」2004.09-10/ISSUE#60>




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第54回 武藤直行(すみや豊田高橋店 店長)


 エリック・クラプトンがロバート・ジョンソンのカヴァー・アルバムを出したり、エアロスミスがブルースのカヴァー・アルバムをやってみたり、8月下旬には話題の「ザ・ブルース」という映画が公開されたりと、今年は例年になくブルースが脚光を浴びているのではないでしょうか。
 そんな中、今回私が紹介させていただくのは、シカゴ・ブルースの重鎮のひとり、御大バディ・ガイ。

 本名ジョージ・ガイ、北島三郎と同じ1937年生まれの68歳のおじいさん?いやおじさんなのです。
 彼は何度となく来日し、私も何度かお目にかかっているのですが、そのライヴが本当に凄いのです。
 最近で見たのは2002年のジャパン・ブルース・カーニヴァルで来日したときでした。
 体も顔も手もでかく、見た目だけで人を圧倒するその容姿(水玉のシャツとオーバーオールがよく似合う)。
 ギター・プレイは轟音鳴り響くといった感じの激しいプレイから、耳を澄まさないと聴き取れないようなソフトなプレイまで、とにかく感情豊かなギターを聴かせてくれるのです。

 またそのヴォーカルはヒステリックなシャウトといったらよいのでしょうか。
 とにかくパワフルでエモーショナル。
 そして、彼のステージはとってもユニーク。
 私がいつも楽しみにしているのは名ギタリスト達の引き真似なのです。
 BBキング、クラプトン、ジミヘン、スティーヴィー・レイヴォーンなどの引き方をうまく特徴を捉えて真似をする。
 それが結構似ていて笑える!!

 私のようなロック→ブルース→バディ・ガイといったルートを辿ってきた者にとっては、たまりません…。
 てなわけで、この秋はブルースへの扉を開きましょう!!

 YOU’VE GOT THE BLUES.(お前はもうブルース漬けさ)

※なお次回は、鳥飼信哉氏(すみや藤沢湘南ライフラウン店 店長)が登場します。お楽しみに!


バディ・ガイ
『アイ・ウォズ・ウォーキン・スルー・ザ・ウッズ+2』
54回CD
UICY-3430
2004/8/25発売
バディ・ガイが若かりしころ1970年発表のこのアルバム、チェス・レーベルでの60年代前半の録音を集めたもの。全編にわたっての、彼の情熱的なプレイを収録。特に代表曲である2曲目「Stone Crazy」は7分の長さを感じさせない程。8/25にリマスターで再発されました。名盤。

【2008/01/22 13:14】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第53回 富田 聡
<初出「Groovin'」2004.08-09/ISSUE#59>




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第53回 富田 聡(すみや藤沢六会店 店長)


 この「My Best Choice!」のコーナーがまわってきたらChoice!しようと思ったロックなアルバムは沢山あったのですが、悲しいかないつの間にか全て廃盤、廃盤、廃盤…。
 いや~、特別マイナー好みというわけではないんですけどね?
 おこしいなぁ。
 で、Choice!したのはこのCD『あしたのジョー ソングファイル』。

 体育会系が大嫌いで同じ居酒屋で同席すると必ず喧嘩騒動を巻き起こしていた私と悪友共も、矢吹ジョーは大好きなのでした。
 濡れた雑巾を拳に隠し持ち「あしたのためにその1」を打つべし!打つべし!していた幸せな時代がよみがえってきますなぁ。
 で、尾藤イサオが歌う超有名な初代主題から始まるこのCDは、今や周期的に入れ替わる私の定番メニューになったいるのでした(ちなみにメニューの中でアニメはこれだけ)。

 何ヶ月かに1回はカー・ステレオにセットされっぱなしになるこのCDは、私の通勤ライフにはかかせないものです。
 いやぁ、もう聴くたびにジョー、力石、カーロス、ホセ、そして白木のお嬢様が目に浮かぶなぁ。
 あっ、おっちゃんも忘れずに。
 ちゃんと「ジョーの子守唄」も入ってますよ。
 なんと唄うは小池朝雄!
 思わず口ずさんでしまう30代後半以上のオヤヂ共は少なくないはずですよ。
 そして尾藤イサオ、おぼたけしの男っぽい歌声も捨てがたいですけど、なんといっても荒木一郎のTV版「あしたのジョー2」の主題歌、挿入歌は素晴らしい楽曲です。
 もとりんシングルのアナログ盤もコレクションしてあります。
 ギターもコピーしやいました。
 
 ああ、夕日をバックに缶ジュースを放り投げるジョーがかっこいい事(良い子は真似しない様に)!
 さてこんどはDVDでジョー観なくちゃ!

※なお次回は、武藤直行氏(すみや豊田高橋店 店長)が登場します。お楽しみに!


『あしたのジョー
     ソングファイル』
53回CD
TKCA-72506
2002/12/21発売
「あしたのジョー」関連の歌モノはこれ1枚でほぼコンプリート!ブルースからド演歌までヴァラエティ豊かな楽曲は、今でも素直に楽しめちゃいます。ジョー現役世代ならもちろんコレクション、男の子ならこれ聴かなくちゃ!ジャケットも泣かせますねぇ。

【2008/01/21 13:23】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第52回 青島 豊
<初出「Groovin'」2004.07-08/ISSUE#58>




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第52回 青島 豊(すみや本店ソフト館3Fフロア長)


 昨年、友人の結婚式に出席しました。
 フランスの町並みにアレンジされたその式場は、時間の経過とともに、空を模した天井が、夕暮れ時のように、赤く染まっていくというお洒落な式場でした。
 さて、披露宴の引き出物のひとつが、席次表を兼ねた自家製CD盤で、内容が披露宴のBGM、つまり、サウンドトラック盤になっていたのです。
 その内容は、式場にあわせ、ほとんどがフランス映画のサウンドトラック盤からのセレクトという凝り様です(ちなみに、2次会はイタリアン・レストランで、BGMはもちろN、全てイタリア映画からのサントラ・セレクションでした)。
 新郎新婦入場の曲は、「アラビアのロレンス」等で知られる、モーリス・ジャールが盟友、D・リーン監督に捧げた名曲「Rememberance」。
 その後も、G・ドルリュー、M・ルグラン、F・レイをはじめとするサントラの名曲が披露宴を彩り、遂には、未CD化のレアな音源も飛び出し、サントラ・ファンの私としては、1曲たりとも聴き逃しはしまいと、聞き耳たてて、おいしそうな食事も、のどを通らないほどでした(うそうそ)。

 さてさて、そんな友人の職業は、インターネット上でサウンドトラックCD専門店を運営しており、日本のみならず、海外のサントラ・ファンを相手に、日本のサントラ盤を幅広く紹介してくれています。
 そんな彼が、サントラ専門レーベル「AG」を6月にたちあげ、その第1弾CDが、今回ご紹介した『佐藤勝 Sound Theater~一本の鉛筆~』です。
 黒澤明作品をはじめ、300本以上の映画音楽を手がけた氏の作品集となり、詳細な楽曲解説等、充実したブックレットからも、作り手の想いがたっぷり、伝わってくる素敵なCDです。
 おすすめは、やはり「用心棒」!仕事に疲れた時に薬代わりに効く(聴く)1曲です。


『佐藤 勝 Sound Theater
     ~一本の鉛筆~』
52回CD
2004/6/23発売
『用心棒』『赤ひげ』『隠し砦の三悪人』『羅生門』『七人の侍』等の黒澤明監督作品をはじめ、『戦争と人間』『ああ野麦峠』『皇帝のいない八月』『遥かなる山の叫び声』といった日本映画界を代表する名作のテーマ曲が、高音質の新録音とライヴ音源で甦ります。黒澤ファン、サントラ・ファンなら、絶対、買って損無しの1枚。
【2008/01/20 11:11】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第51回 木村憲隆
<初出「Groovin'」2004.06-07/ISSUE#57>




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第51回 木村憲隆(すみや宇都宮戸祭店)


 このアルバムを聴いたのは第2期メンバーでの再結成アルバムが発売された年なので、1984年だったと思います。
 私の中学時代、パープルはそれなりに聴きかじってはいましたが、考えてみますとお金のない中学生、アルバムなんか持っていなかったですよね。

 『パーフェクト・ストレンジャーズ』はまさに栄光の第2期メンバーでの再結成だったわけですが、期待どおりというか、やっぱりこんなものかというか、ジャケットのメンバーを見て年食ったなとか、サッカー好きっすねとか、髪の毛増えたねとか思ったものでした。

 でもパープルってこんなもんだったかなと思いつつ田舎のレコード屋さんをのぞくと、『イン・ロック』も『マシーン・ヘッド』もありません。
 唯一あったのがこの『ライヴ・イン・ジャパン』でした。(当時高かったから残ってたのかな)。
 まあ名盤との誉れが高かったので買いました。
 当然アナログ盤です。

 針をおとすともういきなりヴォーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムスの、自己及び他との格闘というか、まあ素晴らしい世界が展開されるわけで、後日、友人で大学のフュージョン・バンドでベースをやっていたやつに「いやーっ、『ライヴ・インジャパン』ってすげぇーな。特にベースがな。」って聞きますと、ちょっと思い出してるふうで、「ああ、ロジャー・クローバーね。あれ、ほとんどダウン・ピッキングなんだよね。おかず多くて随分勉強させてもらったよ。」との答えでした。
 ベースを借りてダウン・ピッキングとやらを教わって、当時妙に納得したのを覚えてます。

※なお次回は、青島豊氏(すみや本店ソフト館3Fフロア長)が登場します。お楽しみに!


ディープ・パープル
『ライヴ・イン・ジャパン』
51回CD
1996/10/10発売
1971年「マシーン・ヘッド・ツアー」の3日間の東京・大阪公演を収録、編集。当時業界的にあまり認知されていなかった“SONY”製のレコーダーで録音されていたことで有名で、ツアー後、期待しないで聴いたメンバーが腰をぬかしてリリース決定。
【2008/01/19 11:33】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第50回 永田昌義
<初出「Groovin'」2004.05-06/ISSUE#56>




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第50回 永田昌義(すみや清水春日店)


 はじめまして。清水春日店に勤務しております、永田と申します。
 顔はよく皆さんに「フケてんなー」とか言われますが、入社5年目を迎えた26歳でございます。
 ということで、私の好きなアルバムを紹介させていただきます。

 それは何かと申しますと、もうほとんどの方が持っていると思うのですが、ボン・ジョヴィの『クロス・ロード』です。
 どれも私にとっては好きなのですが、中でも思い出深いと言いますか好きな歌は1曲目の「Livin’On A Prayer」です。
 たしか、その昔CMかなんかでやっていたような記憶があるのですが。

 私が小学3年生頃だったでしょうか(顔だけ見れば中学生くらい)、ある日、家でボケーッとしていると2階の兄の部屋からある歌が聴こえてきました。
 そのきの印象はただ「ばかかっこいい(静岡弁)」の一言でした。

 それから数年後、高校生の頃(顔は22、3歳)友人の家でCDをあさっていたところ、その感動は生まれました。
 その曲が私の心の中で何年も歌われていた「Livin’On A Prayer」だったのです。
 「やっとこの歌としっかり再会できた」といった感動と喜びでした。
 そのアルバムがこの『クロス・ロード』ということを知り、すぐさま藤枝のすみやに駆け込んでいきゲットしました。
 ヴォーカルのJONを見て、顔もかっこいいけど何より胸毛が素敵だと思い、それ以来このボン・ジョヴィの虜になってしまっています。

 その他にも、「Always」も最高のバラードですよね。
 私はカラオケでよく歌います。
 車を運転中に聴いているときは、もう自分は勝手にJONになりきって熱唱してしまっています。
 もう私にとって一生欠かせない1枚になるでしょう。

※なお次回は、木村憲隆氏(すみや宇都宮戸祭店 店長)が登場します。お楽しみに!


ボン・ジョヴィ
『クロス・ロード
~ザ・ベスト・オブ・BON JOVI』
50回CD
2002/6/21発売
ロックの世界を根底から変えたスーパー・ロック・バンド、ボン・ジョヴィのデビューから1994年までの軌跡をたどったベスト・アルバム。日本盤のみボーナス・トラック2曲を含む、全15曲収録です。お値段はお求め安い\2,243(税込)です。まだお持ちでない方は、是非聴いてみて下さい。
【2008/01/18 15:14】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第49回 高橋洋介
<初出「Groovin'」2004.04-05/ISSUE#55>




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第49回 高橋洋介
(すみや本社営業部 音楽普及グループ)



 ドリフターズは元々ミュージシャンだったことは、皆さんご存知かと思いますが、数多くの名曲をこの世に残しています。
 今回取り上げたのは、青盤ですが、実は赤盤もあり、まるでビートルズのようです。
 どちらも2枚組になっており、青盤は後期のものです。

 私は特にドリフターズ・マニアという訳ではなく、ごく普通にテレビでよく見ていただけです。
 なぜ、このCDを購入したかといいますと、ある時、ラジオ(AM)であの「8時だョ!全員集合」の中の人気コーナーのテーマ曲「ドリフの早口言葉」が流れてきて、「なつかしいなー」と耳を傾けていました。
 よくよく考えてみると、まともに曲としてコレを聴くことは初めてで、「う~ん、20年前の曲とは思えない。これはファンク」と思ったのでした。

 曲として見ても、かなりかっこよくて「こりゃいいなぁ。」と思い、「CDなんて出ているのかな?」と調べてみると、この赤盤、青盤があったので早速買ってみました。
 半分しゃれで買ったのですが、聴いてみるとこれが素晴らしいのでした。

 2枚組ですが、「8時だョ!全員集合」のオープニング曲から始まり、あのひべダンスの「ひげのテーマ」、メロディと歌詞に30年前の哀愁が漂う「ツーレロ節」、そして、「ビバノン音頭」と、必ず聴いたことのある曲が流れてきます。

 で、よく耳を傾けてみると、楽曲がよく編曲されていることがわかります。
 楽器は全部をドリフのメンバーが演奏して収録されたわけではないでしょうが、今聴いてみても、カッコいいんですよ。
 全盛期の頃の歌は、とにかくテンションが高く、古き良き時代を感じさせます。

 私はよく車の中で聴いていました。「エンヤーコーレヨ♪」などと、ノリノリで歌っていましたが、21世紀になって、このCDをカー・ステレオで聴いて、大音量で歌っていたのは、おそらく私だけだったと思います。

 故荒井注がメンバーだった頃の曲も入っています。
 曲以外にも、ちょっとしたコントも収録されていて、楽しめます。
 ドリフ世代の方は、一家に1枚の保存盤です。

 長さん安らかに…。ドリフターズは永遠に不滅です。

※なお次回は、永田昌義氏(すみや清水春日店)が登場します。お楽しみに。


ザ・ドリフターズ
『ドリフだョ!全員集合(青盤)I』
49回CD
200011/16発売
あのドリフターズのベスト盤。その凝った編曲と強烈なメロディ・ラインに驚きます。これを聴いていると確実に子供の頃の記憶がよみがえってきます。いい感じです。


【2008/01/17 15:19】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
第48回 藤池利樹
<初出「Groovin'」2004.03-04/ISSUE#54>




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第48回 藤池利樹(すみや木更津桜町店 店長)


 1977年、私が中学生の時ですが、レオポルド・ストコフスキーという指揮者が鬼籍に入りました。
 享年95歳、現役最高齢の指揮者でした。

 当時ストコフスキーは邪道というのが定説で、興味はあってもなかなか聴く機会が無かったのですが、日比谷みゆき座でディズニーの『ファンタジア』が追悼公開される事になり、友達数人と観に行くことにしました。
 それはもー感動したものです。筆舌に尽くし難いので書きませんが(オイ!)、これを契機に一気にストコフスキーの魅力に取りつかれてしまいました。
 丁度キングレコードさんから追悼盤が多量に出たので頑張って5枚購入したものです(限定だったんですよね。今なら当然まとめ買い、貧乏って悲しい)。
 一通り聴いて解ったのは、ストコフスキーがやろうとしていたのは只々エンターテインメントなのだという事です。

 『1812年序曲』はその時に買ったLPの中の1枚です。元々スコアに大砲や鐘の乱打が指定してある曲ですが、実際にそれらの音をダビングしたレコードはこれが初めてだと思います。
 ネタバレなので書きませんが、ストコフスキーはスコア以上にワル乗りしています。
 録音は1969年のイギリス、尖っていたのはロックだけではなかったんですね。

 …等々散々書いてきましたが、なんと現在ストコフスキーの物は生産中止!
 しかしその遺志を継いだCDは幾つかあります。
 鐘の音だったらドラティ、大砲のデカさだったら迷わずカンゼルですが、今回はマゼールをお薦めします。
 同時収録のベートーベンの「ウェリントンの勝利」共々ギミック入りで、ドルビー・サラウンド仕様になっているので楽しめる事請け合いです。

アルバムの原題は『Symphonic Battle Scenes』で、ベートーヴェンの「ウェリントンの勝利」、リストの「フン族の戦い」など戦争関係の曲を集めています。
 これは1995年の録音ですが、マゼールは1981年にも同様のアルバムを出しています。
 好きなんですね。

※なお次回は、高橋洋介(すみや本社営業部 音楽普及グループ)が登場します。お楽しみに。


1812年序曲
~オーケストラ・スペクタキュラー



ロリン・マゼール指揮
バイエルン放送so
【2008/01/16 15:24】 | ウチヘオイデヨ!! | page top↑
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