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編集長のおすすめ #119
<初出「Groovin'」2009.08-09/ISSUE#119>


編集長のおすすめ!
今回のこのコーナーでは、最近リリースの新作を中心に書籍を含む9タイトルをご紹介します。
新作では黒沢秀樹プロデュースによる石野田奈津代のフル・アルバム『60億の涙』や土岐麻子のサイド・ワークス集、グルーヴィーな良質インストの"in time"、それにティアゴ・イオルクやレヴォン・ヘルム、アル・カンポスなど洋楽も大充実。
ハンクの未発表アルバムもお薦めです。
是非すみや各店の店頭でチェックしてみて下さい。
在庫していない商品はお取り寄せ致しますので、お気軽にスタッフまでどうぞ。


石野田奈津代
『60億の涙』
石野田奈津代CD
UMCC-1036
発売中
メジャー復帰後も精力的に活動を続けている石野田奈津代が、遂にフル・アルバムをリリースした。先行ヒット・シングル曲「春空 -ハルソラ-」「永遠」では等身大の目線で思いの丈を感動的に歌い、大きな反響を得たが、これらのナンバーを含む本作はまさに彼女の「うた」の力に背中を押されるような、勇気と前向きさに満ちあふれた、そんな1枚だ。自身の姿を常に見つめ、これまでの活動を確実に明日への糧として歩みを進めてきた彼女だからこそ、本作に込められたメッセージは実にリアリティをもって聴く者の心に無理なく響くはず。プロデュースは本誌の連載でのお馴染みの黒沢秀樹。ギルバート・オサリバンの「Alone Again(Naturally)」とも共通するテイストの「恋人」や、スライド・ギターが心地よい「自由」、女性版ジェイムス・テイラー・アプローチの様な「クッキー」など、音楽的な遊び心も素敵。
ティアゴ・イオルク
『レット・ユアセルフ・イン』
ティアゴ・イオルクCD
VICP-64733
8/26発売
ブラジル出身、弱冠23歳のSSW、ティアゴ・イオルクのデビュー・アルバムが遂に登場。若い世代ならではのミクスチャー感覚を武器に、アメリカン・ロック/SSW/ソウル/ブルースなどの風味を絶妙の感覚でブレンドしたサウンドと、柔らかで伸びやかなヴォーカルが融合した本作は、全編を通して極めてクールで魅力的!ジョン・メイヤーにも通じるフィーリングと高いクオリティは一聴の価値アリ。しかもビートルズの「Ticket To Ride」とテンプテーションズの「My Girl」のカヴァーも!特に「Ticket To Ride」の料理の仕方は、新しさと伝統を見事に取り込んだアレンジも含めて、彼のセンスの良さと進むべき方向性をきっちりと我々に提示してくれている。日本盤にはボーナス・トラック1曲(「Nothing But A Song」のアコースティック・ヴァージョン)を追加。これもボッサ・テイストで心地よい。
ハンク
『ザ・ファミリー・アルバム』
ハンクCD
VSCD-9357
発売中
良質な作品を次々発売しているプロダクション・デシネから届いたのは、レイ・ワンダーの中心人物だったヘンリック・アンダーソンが同バンド解散後に結成した"ハンク"の幻の未発表アルバム。レイ・ワンダーと言えば、そのひと捻りあるサウンドと独特のポップ感覚で、スウェーディッシュ・ポップの中でも個性派として知られたが、本作で見事に発揮されている疾走感溢れるサウンドとブリティッシュ寄りのポップ感覚は特筆もの。ヘンリックが持つ音楽的なアイディアの豊富さを改めて実感することが出来る好作品だ。発売中のレイ・ワンダーの『グッド・ミュージック・プラス』『スーパー・レイ・ワンダー』や、現在ヘンリックが組んでいるザ・クラウンの『クラウニズム』と共に、持っていて損はないアイテムだ。紙ジャケット仕様で、ボーナス・トラック4曲を追加収録。祝!世界初CD化!

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【2009/09/01 15:00】 | 編集長のおすすめ! | page top↑
編集長のおすすめ #116
<初出「Groovin'」2009.05-06/ISSUE#116>


編集長のおすすめ!
 今回は新譜を中心に、最近リイシューされた作品も取り混ぜて10タイトルをご紹介します。新作では、自身のレーベルを立ち上げたbonobosや、待望の新作を発表した笹川美和、ちょっと早めにスワン・ダイヴ、そしてカジヒデキのe.p.に田辺マモル、種ともこ等、美味しいところが目白押し。是非お近くのすみや各店でチェックしてみて下さい。もちろん店頭にない商品のお取り寄せも出来ますので、どうぞお気軽にお尋ね下さい。
Text by 土橋一夫



bonobos
『オリハルコン日和』
オリハルコンCD
PCD-26027
発売中
昨年1月にベスト・アルバム『Pastrama -best of bonobos-』をリリース後、ツアーを行う傍ら、自主レーベル"ORANGE LINE TRAXXX"を立ち上げたbonobosが遂にニュー・アルバムをリリース!オリジナルとしては実に2年11ヶ月ぶりとなった本作は、様々な音楽的要素を貪欲に取り込んだ、彼ららしさが溢れる充実の1枚。事務所の移籍や、昨年末をもってギターの佐々木"コジロウ"康之が脱退するなど、変革の時期を乗り越えてきた彼らだが、本作からはネガティヴな要素は微塵も感じられない。ここには今までと変わらず音楽を心から楽しみ、それをリスナーと分かち合うために様々な実験も含めたトライを続ける彼らの姿があるだけだ。グルーヴ感あるナンバーから、ポップで弾けたロック、繊細な要素まで、まさに彼らの今が詰まった全11曲。HAKASE-SUN(LITTLE TEMPO)、木暮晋也(ヒックスヴィル)、辻村豪文(キセル)らも参加。
笹川美和
『miwaMIRAGE』
笹川美和CD
ALCP-2013
発売中
昨年からエイプリルレコードへとリリースの拠点を移し活動してきた笹川美和が、遂に5thフル・アルバムをリリース。以前から新潟をホームグラウンドに活動する彼女だが、avexからの移籍を機に昨年はライヴ会場や通販サイト限定でミニ・アルバム2枚をリリースし、好評を博してきた。それだけにファン待望の約2年ぶりとなるフル・アルバムである本作には、彼女らしい浮遊感漂うヴォーカルと、人間が演奏することを基調とした細やかな感性を孕んだサウンドが絶妙にマッチした独特の世界観が表現されている。アコースティックな弾き語りからバンド形式のものまでヴァラエティに富んだアルバム構成も見事だ。本作のラストに収録された、昨年11月グローリアチャペル品川教会でのライヴ「氷砂糖」も、彼女の持つメロディ感覚の素晴らしさとVoとしての表現力を端的に表している。プロデュースとアレンジは、 "林有三&サロン'68"の林有三。



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【2009/06/01 14:27】 | 編集長のおすすめ! | page top↑
編集長のおすすめ #112
<初出「Groovin'」2008.12-01/ISSUE#111>


編集長のおすすめ!
 今回は、昨年リリースされた作品の中からテーマを決めてご紹介したいと思う。そのテーマとは…「ビーチ・ボーイズなどに代表される米西海岸のポップ・ミュージックの遺伝子を今に引き継ぐ作品」。
 以前にも、例えばワンダーミンツやメロ・カッズなどに代表される米西海岸を中心としたインディー・シーンが盛り上がりを見せた時に彼らのアルバムが日本でも紹介され、外資系ディーラーや洋楽専門誌を中心に取り上げられた事があったが(その際には、新作アルバムをリリースし来日公演も果たした、本家ブライアン・ウィルソンの影響も大きかった)、最近はさらにその下の世代でもこういったポップスを実践するアーティストが活躍し始めている。
 そこで気になるアルバム4枚を取り上げてみたい。

 昨年発表された物の中でも衝撃だったのは、ポール・スティールの『ムーン・ロック』。
 弱冠22歳というイングランドの青年が、自主制作盤『April & I』に続いて作り上げた本作は、かなりの完成度を誇る好作品。
 特に全編を通して聴かれるコーラスの美しさ、そして練りに練られたツボを押さえたアレンジ、美しいメロディ・ライン、どれをとっても一級品だ。それは一聴しただけではもっと上の世代の作品(例えばワンダーミンツとか…)かと思ってしまうほどで、まさにビーチ・ボーイズ(以下BB5)やELO、ロイ・ウッド、そして数々のソフト・ロックの名盤などを研究し尽くしたと思われる成果がここに結実している。
 個人的にはBB5の「Your Summer Dream」風に始まり、後半には「Sail On Sailor」的エッセンスで盛り上がりを見せるM-4「アイ・ウィル・メイク・ユー・ディサピアー」が思いきりツボだった。これだけの名盤を作ってしまうと大変だが、これからの彼の更なる活躍に期待したい。
 日本盤も紙ジャケで発売されたブレント・キャッシュの『ハウ・ウィル・アイ・ノウ・イフ・アイム・アウェイク』もデビュー・アルバム。BB5は勿論のこと、60年代後半のソフト・ロックやボッサのテイストも取り入れた本作は、どの収録曲もメロディが美しい。
 よく聴くとすごく凝っていながら意外とそれを強く感じさせずにすんなり聴かせる「技」が備わっているあたりは流石だ。
 お薦めはM-4の「オンリー・タイム」。パワー・ポップと60'sサンシャイン・ポップスを繋げる好ナンバー。

 エクスプローラーズ・クラブの『フリーダム・ウインド』はこれらの中では最もBB5テイストを全編に散りばめたアルバムだ。彼らの最大の売りはやはりコーラス・ワークと、60'sマナーのソングライティング。
 彼らの本拠地はサウス・キャロライナだそうだが、西海岸の60'sガレージ的な風味もあり、BB5に対するリスペクトが痛いほど伝わってくる。米ではアナログ7inchでシングル・カットされたM-5「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」などはハル・ブレインばりのドラムスも登場するなど、BB5ファン必聴の1枚だ。

 最後にご紹介するBMXバンディッツのベスト盤『フリーダム・ウインド』は、日本だけの独自選曲。しかも収録曲の大半が新録/新曲/初期の未発表曲といった内容で、ファンなら持っていて損のない1枚だ。
 BMXバンディッツと言えば、かつてティーンエイジ・ファンクラブのノーマン・ブレイクとフランシス・マクドナルドなどUKのグラスゴーを代表するギター・ポップ・グループとして知られるが、ダグラス・T・スチュワートを中心として作られるその音楽的ベースにBB5などの西海岸サウンドがあることはよく知られている。実際、本作には「ヘイ・リトル・トムボーイ」というBB5の『M.I.U. アルバム』に収録のナンバーのマニアックなカヴァーを収録。

 これら4作品は、まさにUSとUKの音楽シーンの関連性を知る上でも貴重な作品集と言えるだろう。
Text by 土橋一夫


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【2009/02/01 11:42】 | 編集長のおすすめ! | page top↑
編集長のおすすめ #111
<初出「Groovin'」2008.12-01/ISSUE#111>



編集長のおすすめ!


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>>編集長のおすすめ #111<2/1page>


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【2009/01/01 15:03】 | 編集長のおすすめ! | page top↑
編集長のおすすめ #106 1/2page
<初出「Groovin'」2008.12-01/ISSUE#111>


編集長のおすすめ!
 今回のこのコーナーでは、先月号でフォロー出来なかった作品も含めて、最近リリースのものから12タイトルを取り上げました。特に洋楽ではイノセンスやトレイドウインズといったアンダース&ポンシア関係や、ラヴィン・スプーンフルなど、ブッダ/カマ・ストラ・レーベルの名盤の紙ジャケ再発が実現しました。初回生産限定盤が多いので、くれぐれもお買い逃しのないように!
Text by 土橋一夫


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【2009/01/01 14:39】 | 編集長のおすすめ! | page top↑
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